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Yamareco

記録ID: 324004
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳 - 新穂高からの飛騨沢ルート

2013年07月20日(土) 〜 2013年07月21日(日)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
29.6km
登り
2,358m
下り
2,341m

コースタイム

[7/20:新穂高〜槍平小屋]
時 刻 累 計  場 所
07:30 00:00 深山荘
07:45 00:15 新穂高温泉口
08:30 01:00 穂高平小屋(休止20分)
09:30 02:00 白出沢出合
10:50 03:20 滝谷出合
11:50 04:20 槍平小屋

[7/21:槍平小屋〜槍ヶ岳〜新穂高]
時 刻 累 計  場 所
03:45 00:00 槍平小屋
05:15 01:30 千丈分岐
06:30 02:45 槍ヶ岳山荘
07:00 03:15 槍ヶ岳(休止15分)
07:30 03:45 槍ヶ岳山荘(休止30分)
08:30 04:45 千丈乗越
08:50 05:05 千丈分岐
10:00 06:15 槍平小屋(休止50分)
11:30 07:45 滝谷出合
12:40 08:55 白出沢出合
13:15 09:30 穂高平小屋(休止10分)
14:15 10:30 深山荘

歩行距離:29.5km
累積標高差(登り):2,728m
累積標高差(下り):2,723m
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆自家用車
○深山荘/対岸の登山者駐車場(200台−無料)
http://shinzansou.com/
※週末は早朝から満車になります

○新穂高温泉駐車場(250台−500円/6時間)
http://www.kitaalpsgifu.jp/parking_info.html
※登山者は鍋平駐車場(400台−500円/1日)へ

◆公共交通機関
○平湯・新穂高線(リンク先:濃飛バス)
http://www.nouhibus.co.jp/index.html
コース状況/
危険箇所等
【トピック】
・新穂高ロープウェイ
・槍平から眺める滝谷
・天空の尖峰、槍ヶ岳
・北アルプス裏銀座を歩く

【要注意箇所】
・雨天時の沢の渡渉(特に滝谷と南沢)
・飛騨乗越の急坂はザレとガレの連続で滑りやすい
予約できる山小屋
槍平小屋
深山荘入口の吊り橋
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深山荘入口の吊り橋
対岸は登山者用駐車場です
対岸は登山者用駐車場です
駐車場奥から
河畔沿いの道を歩きます
駐車場奥から
河畔沿いの道を歩きます
県道沿いを歩きます
県道沿いを歩きます
新穂高温泉口
右俣ルートは右
左俣ルートは左へ
新穂高温泉口
右俣ルートは右
左俣ルートは左へ
登山指導センター
入山届・下山届はこちらで
最新登山道情報も得られます
登山指導センター
入山届・下山届はこちらで
最新登山道情報も得られます
新穂高ロープウェイ(標高:1117m)
新穂高ロープウェイ(標高:1117m)
ロープウェイ駐車場料金所の奥に
右俣林道入口があります
ロープウェイ駐車場料金所の奥に
右俣林道入口があります
登山者用の近道
さらに進むと林道ゲート
さらに進むと林道ゲート
右俣谷に沿って右俣林道を歩きます
右俣谷に沿って右俣林道を歩きます
4番標識
夏山近道と書かれた標柱があります
1
4番標識
夏山近道と書かれた標柱があります
近道が崩落等で通行出来ない場合は
このまま林道を進んでいきます
近道が崩落等で通行出来ない場合は
このまま林道を進んでいきます
ヘアピンカーブを右へ
ヘアピンカーブを右へ
近道を利用する場合は
穂高平まで登山道を歩きます
近道を利用する場合は
穂高平まで登山道を歩きます
三叉路の分岐は左へ
標識がありません
三叉路の分岐は左へ
標識がありません
崩落した沢を通過します
崩落した沢を通過します
鉄製梯子を登ります
鉄製梯子を登ります
山腹をトラバースします
山腹をトラバースします
穂高平小屋(標高:1320m)
露天風呂付き

主人の水上さんは
飛騨沢ルートの整備をしておられます
穂高平小屋(標高:1320m)
露天風呂付き

主人の水上さんは
飛騨沢ルートの整備をしておられます
飛騨沢ルートの概念図
飛騨沢ルートの概念図
柳谷出合
奥穂高岳への分岐
奥穂高岳への分岐
白出沢出合
休憩所とトイレが利用出来ます
白出沢出合
休憩所とトイレが利用出来ます
対岸へ渡ります
流水はありません
対岸へ渡ります
流水はありません
ここから登山道が始まります
ここから登山道が始まります
ブドウ谷出合
ヒカリゴケ
緊急避難所
雉撃ち・お花摘みは禁止です
緊急避難所
雉撃ち・お花摘みは禁止です
チビ谷出合
こちらも水は流れていません
チビ谷出合
こちらも水は流れていません
丸い虹が出てきました
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丸い虹が出てきました
大岩を通過すると
すぐに滝谷出合です
大岩を通過すると
すぐに滝谷出合です
滝谷避難小屋
板間とトイレが設置されています
板間とトイレが設置されています
滝谷の架橋を通過します
水量は少なめです
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滝谷の架橋を通過します
水量は少なめです
鋭い岩峰が連なる滝谷
通称「岩の墓場」と呼ばれ
飛ぶ鳥も越せないと言われています
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鋭い岩峰が連なる滝谷
通称「岩の墓場」と呼ばれ
飛ぶ鳥も越せないと言われています
雄滝が遠くに見えます
雄滝が遠くに見えます
滝谷から槍平までは
少しだけ傾斜がきつくなります
滝谷から槍平までは
少しだけ傾斜がきつくなります
目印があります
南沢出合
ペンキマークに従います
南沢出合
ペンキマークに従います
木道を歩くようになると
槍平小屋はすぐです
木道を歩くようになると
槍平小屋はすぐです
槍平小屋(標高:1990m)
飛騨沢ルートのオアシスです
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槍平小屋(標高:1990m)
飛騨沢ルートのオアシスです
ハート型の石を探して
鐘を鳴らすと願い事が叶うそうです
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ハート型の石を探して
鐘を鳴らすと願い事が叶うそうです
飲み物が冷やされています
飲み物が冷やされています
沢沿いにある山小屋ですので
水量は豊富です
沢沿いにある山小屋ですので
水量は豊富です
槍平キャンプ場
今日の山登りはこれでお終い
川遊びに興じます

飛騨沢の水は冷たく
とても入っていられません
今日の山登りはこれでお終い
川遊びに興じます

飛騨沢の水は冷たく
とても入っていられません
槍平から眺める滝谷は圧巻です
正にアルプス的な峻険さです
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槍平から眺める滝谷は圧巻です
正にアルプス的な峻険さです
南岳を見上げます
1
南岳を見上げます
南岳に登る西尾根入口
南沢の状況を下見に行きました
南岳に登る西尾根入口
南沢の状況を下見に行きました
南沢出合
目印にコーンが設置されていますが
対岸からは確認しづらいです
南沢出合
目印にコーンが設置されていますが
対岸からは確認しづらいです
残雪が豊富です
登山者が南岳から下りてこられました

一度右岸へ横断し
そこから斜面に沿って下るのが安全です
残雪が豊富です
登山者が南岳から下りてこられました

一度右岸へ横断し
そこから斜面に沿って下るのが安全です
スノーブリッジが崩落しています
ここは危険なので通過出来ません
1
スノーブリッジが崩落しています
ここは危険なので通過出来ません
高さ2mのスノーブリッジ
越えられそうにありません
高さ2mのスノーブリッジ
越えられそうにありません
左岸の残雪は腐りかけで
踏み抜いて転落する危険性があります
左岸の残雪は腐りかけで
踏み抜いて転落する危険性があります
飛騨沢で冷やしておきました
一汗掻いたあとのスタミナ飲料水
飛騨沢で冷やしておきました
一汗掻いたあとのスタミナ飲料水
滝谷のアーベントロート
滝谷のアーベントロート
赤く染まった滝谷
陰惨さが少し伝わってきます
2
赤く染まった滝谷
陰惨さが少し伝わってきます
落陽と月明かりの滝谷
3
落陽と月明かりの滝谷
[7/21]
槍平から登り始めます

※下山時撮影
[7/21]
槍平から登り始めます

※下山時撮影
標高2350mまでは緩やかに登ります
標高2350mまでは緩やかに登ります
沢を通過します
山腹を巻くように登ります
山腹を巻くように登ります
最終水場(標高:2290m)
取水はこちらで済ませます
最終水場(標高:2290m)
取水はこちらで済ませます
木階段を上ります
木階段を上ります
標高2350m地点
傾斜が次第にきつくなっていきます
標高2350m地点
傾斜が次第にきつくなっていきます
森林限界に近付いてきました
槍ヶ岳山荘が確認できますが
まだまだ遠い道のりです
森林限界に近付いてきました
槍ヶ岳山荘が確認できますが
まだまだ遠い道のりです
後方を振り返ると
笠ヶ岳の稜線が見えてきます
白山連峰が後ろに控えています
2
後方を振り返ると
笠ヶ岳の稜線が見えてきます
白山連峰が後ろに控えています
千丈分岐
直進は飛騨乗越へ登る飛騨沢ルート
1
千丈分岐
直進は飛騨乗越へ登る飛騨沢ルート
左側は千丈乗越へ登ったあと
西鎌尾根を歩くルートです
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左側は千丈乗越へ登ったあと
西鎌尾根を歩くルートです
登りは飛騨沢ルートを取りました
飛騨乗越まで標高差約500mを登ります
1
登りは飛騨沢ルートを取りました
飛騨乗越まで標高差約500mを登ります
写真中央の窪地に鏡平山荘が見えます
笠ヶ岳・双六岳の稜線が素晴らしい
2
写真中央の窪地に鏡平山荘が見えます
笠ヶ岳・双六岳の稜線が素晴らしい
次第に傾斜がきつくなっていきます
次第に傾斜がきつくなっていきます
標高3000m地点
あと少しで稜線に出ます
標高3000m地点
あと少しで稜線に出ます
飛騨乗越(標高:3020m)
日本一標高の高い峠で
朝陽のパワーを受け取ります
3
飛騨乗越(標高:3020m)
日本一標高の高い峠で
朝陽のパワーを受け取ります
尖塔の槍は天上へ
早く登って来いよ!と言っています
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尖塔の槍は天上へ
早く登って来いよ!と言っています
槍ヶ岳の肩(標高:3080m)
たくさんの登山者で賑わっています
槍ヶ岳の肩(標高:3080m)
たくさんの登山者で賑わっています
ピラミダルな常念岳を望む

先月歩いた常念山脈
その手前は東鎌尾根からヒュッテ大槍
その下は殺生ヒュッテです
1
ピラミダルな常念岳を望む

先月歩いた常念山脈
その手前は東鎌尾根からヒュッテ大槍
その下は殺生ヒュッテです
槍の穂先へ向かいます
槍の穂先へ向かいます
簡単な岩登りから始まります
簡単な岩登りから始まります
一枚岩をトラバースします
一枚岩をトラバースします
垂直な岩登り
初歩的な岩登り技術が必要です
垂直な岩登り
初歩的な岩登り技術が必要です
下りルートのトラバースを過ぎます
下りルートのトラバースを過ぎます
再び垂直の岩場を登ります
登山者が真下で待機しています
登る方も待つ方も
人工落石に十分注意します
再び垂直の岩場を登ります
登山者が真下で待機しています
登る方も待つ方も
人工落石に十分注意します
小槍の上で
アルペン踊りを
さぁ踊りましょう♪
2
小槍の上で
アルペン踊りを
さぁ踊りましょう♪
梯子まで垂直な岩登りです
この区間は浮き石が多く
落石の注意が必要です
梯子まで垂直な岩登りです
この区間は浮き石が多く
落石の注意が必要です
1ピッチごとに待機します
1ピッチごとに待機します
鉄製梯子をよじ登ります
早朝は梯子が非常に冷たいです
鉄製梯子をよじ登ります
早朝は梯子が非常に冷たいです
梯子を登り終えて振り返る
やや高度感を感じる場所です
梯子を登り終えて振り返る
やや高度感を感じる場所です
短い鉄製梯子を登ります
右側は下山者ルートです
短い鉄製梯子を登ります
右側は下山者ルートです
鉄杭の足場
頭を打たないように注意します
鉄杭の足場
頭を打たないように注意します
鎖場を通過します
足がかりが豊富ですので
慣れた方であれば鎖を必要としません
鎖場を通過します
足がかりが豊富ですので
慣れた方であれば鎖を必要としません
この箇所は大きな石が浮いています
落石注意
この箇所は大きな石が浮いています
落石注意
2段の鉄製梯子
垂直な岩壁を登り詰めると山頂です
2段の鉄製梯子
垂直な岩壁を登り詰めると山頂です
2段目梯子の上部は
つま先程度の足場しかありません
2段目梯子の上部は
つま先程度の足場しかありません
槍ヶ岳(標高:3180m)
山頂は360度の大展望が広がります
4
槍ヶ岳(標高:3180m)
山頂は360度の大展望が広がります
穂高の稜線を望む
岩稜の壮大なアルプスパノラマです
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穂高の稜線を望む
岩稜の壮大なアルプスパノラマです
北鎌尾根を俯瞰
登ってこられる方はいないようです
4
北鎌尾根を俯瞰
登ってこられる方はいないようです
黒部五郎・薬師・鷲羽・水晶・雲ノ平など
名立たる峰が続いていきます
4
黒部五郎・薬師・鷲羽・水晶・雲ノ平など
名立たる峰が続いていきます
手前から北鎌尾根・硫黄尾根・裏銀座
立山連峰・後立山連峰・剱岳を遠望
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手前から北鎌尾根・硫黄尾根・裏銀座
立山連峰・後立山連峰・剱岳を遠望
下山は登りと別ルートを下ります
下山は登りと別ルートを下ります
どの斜面にも鎖が整備されています
足がかりは豊富ですので
難しくはありません

高度慣れされていない方は
怖いと感じるかもしれません
どの斜面にも鎖が整備されています
足がかりは豊富ですので
難しくはありません

高度慣れされていない方は
怖いと感じるかもしれません
長い鎖場を経て
斜面をトラバースします
その後は登りルートに合流します
長い鎖場を経て
斜面をトラバースします
その後は登りルートに合流します
バイバイ槍ヶ岳!
1
バイバイ槍ヶ岳!
少しの距離ですが
裏銀座の稜線を歩きながら下ります
少しの距離ですが
裏銀座の稜線を歩きながら下ります
裏銀座ルートの稜線漫歩
黒部五郎カールの残雪が豊富です
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裏銀座ルートの稜線漫歩
黒部五郎カールの残雪が豊富です
千丈分岐から登ったルートを俯瞰します
千丈分岐から登ったルートを俯瞰します
千丈乗越
短い距離でしたが
心躍る稜線漫歩でした
1
千丈乗越
短い距離でしたが
心躍る稜線漫歩でした
千丈分岐が見えます
標高差にして180mを下ります
千丈分岐が見えます
標高差にして180mを下ります
奥丸山・中崎尾根へ続く分岐
奥丸山・中崎尾根へ続く分岐
岐阜県山岳警備隊の方々が
偵察に来ておられました
登山者にとっては神様のような存在です
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岐阜県山岳警備隊の方々が
偵察に来ておられました
登山者にとっては神様のような存在です
復路も慎重に渡ります
復路も慎重に渡ります
トンネルに入らず
脇道に入った方が安全です
トンネルに入らず
脇道に入った方が安全です
イワカガミ
ハクサンイチゲ
ミヤマキンポウゲ
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ミヤマキンポウゲ
イワツメクサ
クロユリ
キバナシャクナゲ
キバナシャクナゲ
ミヤマオダマキ
コバイケイソウ
コバイケイソウのお花畑
今年は当たり年と言われています
コバイケイソウのお花畑
今年は当たり年と言われています
ヨツバシオガマ

感想




[7/20]
現地へ前夜に入り、深山荘対岸の登山者駐車場へ駐車しました。
0時過ぎにはアスファルトの駐車スペースは満車となっていました。

新穂高温泉口から右俣林道を歩き続けます。
穂高平を越えて林道を歩き続けると、
柳谷を通過し白出沢が見えてきます。
対岸に渡り、登山道となります。
ブドウ谷、チビ谷、滝谷、南沢を通過します。
この内、常時水の流れがあるのは滝谷です。
架橋してある橋を渡ります。
橋が流失してしまった場合は渡れません。

木道を歩くようになると、槍平小屋はすぐです。
飛騨沢ルートのオアシス的存在であり、水が豊富な場所です。
南岳へ直登する南岳新道は、ここから入ります。
飛騨沢の河畔にキャンプ場があり、ここから眺める滝谷は圧巻です。

南岳新道の下見がてら、南沢の残雪を確認しに行きました。
対岸へ渡るためには雪渓上を歩く必要があります。
高さ2mのスノーブリッジを越えるためには、
右岸から取り付き、雪渓上を横断する方法が安全と思われました。

[7/21]
テントを張ったまま、軽装で出発しました。
標高2290mあたりが最終水場です。
この先は稜線上、水場がありませんので必要量を取水します。
標高2350mあたりから傾斜がきつくなり始め、
森林限界に到達すると荒々しい稜線と槍ヶ岳山荘が目に飛び込んできます。
後ろを振り返ると、笠ヶ岳や裏銀座の眺望が素晴らしいです。
標高2550mが千丈分岐点です。
分岐を真っ直ぐ進むと、標高差530mのザレとガレの急坂を経て飛騨乗越へ。
左へ進むと、標高差180mの急坂を経て千丈乗越へ、
そこから西鎌尾根が槍ヶ岳の肩まで続いていきます。
ここでは登りを飛騨乗越、
下りを西鎌尾根の稜線歩きとしました。

槍ヶ岳山荘のテント場を通り過ぎ、槍ヶ岳山荘でザックを下ろします。
穂先への登頂は混雑状況によってコースタイムが大幅に変わります。
当日は数名しか取り付いていませんでしたので、登り30分ほどでした。
最初の垂直な岩場は三点確保で登ります。
ホールドは豊富にありますので、
初歩的な岩登り技術があれば問題ありません。
真下には登山者が待機していますので、
落石を起こさないように注意します。
待機する方も、常に人工落石を想定しなければなりません。

岩場を登り詰めると小槍の尖峰が眼前に飛び込んできます。
まず1つ目の鉄製梯子に取り付きます。
鎖場と鉄杭の足場を登り切ると、最後の登りとなる2連垂直梯子を登ります。
高度慣れしていない方は、下を見ない方が良いです。
梯子を登り切ると槍ヶ岳山頂です。
360度の素晴らしい大展望が広がります。
北アルプスのどの山からも、その峻険な山容で存在感を示す槍ヶ岳。
こちら槍ヶ岳からは、名立たる峰々を見渡す事が出来ました。

下山は登りと違うルートを下ります。
梯子と鎖が整備されています。
足がかりが豊富なため難しくはありませんが、
少しだけ高さを感じるので、高度慣れしていない方は怖いと感じるかもしれません。

槍ヶ岳山荘のテラスで眺望を楽しみながら、
後ろ髪引かれる思いで槍ヶ岳を後にします。
短い距離ですが、裏銀座の稜線漫歩を楽しむ事にしました。

海の日3連休後の夏休み前、梅雨の中休みと好条件が揃い、
この週末は最高の登山日和でした。

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コメント

南沢雪渓で・・・
こんにちは、南沢雪渓でお会いしたnanasukeといいます。その節はルートのアドバイスをしていただき、ありがとうございました。お陰様で助かりました。

小屋で買った缶ビールを2本抱えキャンプ地に向かわれた姿を見て、あ〜っ、ゆっくりテント泊もいいなあと羨ましくなりました。(私はもっぱら日帰りなので)飛騨沢の水で冷やされ、さぞおいしかった事でしょうね。

また、どこかでお会いしましょう!
2013/7/24 8:31
はじめまして
nanasukeさん、はじめまして

南岳新道の状況は判断が難しいですね。
こちらこそ、貴重な情報をありがとうございました。
残雪の状況はとても参考になりました

アドバイスなんてトンデモナイ
下から雪渓の状況がよく見えていた為です
後からいらしたグループの方も、
「コーンなんか見えやしね〜よ」と
仰っておられました(笑)
実際に対岸まで渡って見返すと、
少し解りづらい通過点でした。

また北アルプスへおいでください
良い山旅を!
2013/7/24 12:53
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
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3/5
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