【茶野の山芍薬は?】鈴北岳から茶野へ、そして御池岳へ周回


- GPS
- 09:07
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,247m
- 下り
- 1,242m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 9:01
天候 | 濃霧 後 快晴 【気温】鈴北岳:9℃ 茶野:12℃ 御池岳:17℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(6時過ぎに到着時、鞍掛トンネル東口はほぼ満車) |
写真
感想
あちこちから届く山芍薬の開花情報を気にしている間に、
早くも梅雨に入ってしまった。
今年はいろいろな花の開花が早いようだが、茶野の山芍薬はどうだろう?
少し早いかなとも思うが誘惑に負け、午後には回復しそうな予報を
期待して出掛けてみよう。
雨のせいで尾根道はぬかるんだ状態だったが、それは覚悟の上だ。
鞍掛尾根で高度を稼ぐにつれて、どんどん霧も濃くなり鈴北岳手前から
全く視界も利かなくなった。これは覚悟以上の視界の悪さだ。
鈴北山頂で休む理由も無いので、そのまま泥濘に足を滑らせながら、
春とは違う景色に埋め尽くされた急斜面を下りヒルコバで一息入れる。
福寿草を求めて賑わった季節は明るくさえ感じたヒルコバも、
黄色の花園に華やいだ鈴ヶ岳の登りもすっかりコバイケイソウに
占領され、初夏を迎えて濃くなった緑と生憎の霧のせいで一層暗く、
寂しくさえ感じられる。
鈴ヶ岳から茶野へ向かうと、踏み跡も曖昧になってくるが
苔生した岩や自然林の尾根は北部鈴鹿の雰囲気に溢れている。
紛らわしい広尾根を慎重に下るとやがて霧に中に突然鉄塔が現れ、
桜峠も近いなと考えていると思いがけずエビネの花を発見する。
ここで見られるとは思わなかったが、果たして本命の山芍薬は
どうだろう?
いろんな道標が付けられた桜峠を過ぎ、露岩を踏んで独標(P938)の
登りにかかると、山芍薬の群生エリアに入ってきたがどれもまだ
蕾のまま、更に石灰岩が散乱する茶野の岩尾根を見て廻ったが
ここも同じで、残念ながら蕾の状態はまだ堅くしばらくかかりそうだ。
山芍薬にも茶野自慢の展望にも嫌われたまま鈴ヶ岳まで戻り、
電波反射板跡の石積で昼食を摂った後、計画通りヒルコバから
お花池の尾根を上がり、エビネ探しを終えた後 丸池から
真の池へ下るつもりだったが、P1182の岩場で気が変わった。
アッと言う間に目前の霧が晴れ、快晴と共に鈴鹿の山並みが広がった。
こうなったら直接下る理由が見つからない、計画を延長して風池から
御池岳頂上を踏んだら、北池に出て県境尾根経由で下る事にしよう。
曇天覚悟のエビネと山芍薬がお目当ての山行だったが、
開花期間の短い花の旬を掴むのは難しいものだな・・・。
お花池への登りのピンクリボンはSさんが取り付けたものです5/3日に下見に行った際例の如くつけてました
私は足から細菌が入り蜂窩織炎になり現在治療中です
今晩は。
下見と言うと、伊勢尾からでしょうか?
アザミ谷の二股からリボンが続いていたようですが・・・。
梅雨やら緊急事態宣言やらでしばらくはご一緒も無理そうですね。
蜂窩織炎の治療、日常生活に支障は無いんですか?
お大事にしてください。
以前ご一緒させていただいたときは
樹木すら見当たらなかった茶野の山シャクヤク、
まだ時期が、早かったとはいえ
蕾がたくさん見れたのは安心できますね。
2か月前とは雰囲気の違う
一面緑の生命力あふれる景色を
楽しませていただきました。
komakiさん 今晩は。
あれから2ヶ月、すっかり初夏の装いに変わって、緑が濃くなりました。
岩屑の独標で山芍薬を見かけて思わず駆け寄りましたが、蕾の状態で
少しガッカリ・・・。
茶野でゆっくりする計画を変更して、御池岳まで足を延ばす事にしました。
天気の回復と相まって、お気に入りのコースを気持ち良く歩けました。
御池岳、今年もまた何度もお邪魔する事になるでしょうね。
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