【深南部に復活!】黒法師岳・房小山 寸又峡から周回


- GPS
- 27:33
- 距離
- 39.8km
- 登り
- 3,705m
- 下り
- 3,694m
コースタイム
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 6:55
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 9:53
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 10:41
ログ、一部バグってますが無修正
天候 | 5/2 ☂→☁時々☀→霰→⛄ 5/3 ☀時々霰 5/4 ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト・・・寸又峡温泉駐車場・各登山口にあり |
その他周辺情報 | ♨下山後の温泉 川根温泉ふれあいの泉 ¥520(JAF・モンベルカード提示で¥470) 9:00〜21:00(20:30受付終了)火曜定休 http://kawaneonsen.jp/spring |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
ポール
GPS
ビタミン剤
ハッカ油
熊除け鈴
|
---|
感想
大好きなエリア、深南部
昨年は自粛で足を踏み入れず
でも、hさんのレコに触発され、日の長いこの時期、憧れの房小山への尾根ルートを絡めて周回
初日は小雨模様の出発となった
予定ではヘリポートまでとしていたが、行けるところまで先に進もうと考えていた
小雨から晴れ間が見えたり、曇ったり、また晴れたり思わせぶりな天気
目まぐるしい変化の後、霰が降ってきて、白ガレの頭通過後ついには吹雪いてきた
下山して来る方もみえ、一瞬考えたが、とりあえずは進む
13時前にテン泊予定のヘリポートに到着
風の強い中、どうにかテント設営し、潜り込んだ
温かい食事をしお腹が満たされたら眠くなりそのままバタンキュー
強風にテントがバタバタし、寒さで時折目が覚める
身に付けられるもの全て身に着け、カイロを背中に入れ朝までやり過ごす
翌朝、快晴
これは行ける!意気揚々と支度しヘリポートを出発
少し進むと別パーティーのテント6張が林道脇に設営されていた
すでに出発済のようでトレースが残されており、それを辿って行った
上から下ってくる登山者
昨日登山口で会話した男性だった
昨日は黒法師岳山頂でのテン泊
かなり極寒だったらしく、計画を変更し、下山とのこと
上の様子が聞けたことに感謝し、先に進む
しばらく進むとヘリポートのパーティーが下山してきた
この先はアイゼン無いと下山が厳しいとのこと
情報に感謝し歩みを進め黒法師岳に登頂
大休止の後、バラ谷山へ向かう
積雪の笹薮は予想通りよく滑る
積雪が無くともよく滑るのは想定内
笹を鷲掴みにしながら黒バラ平へ急降下
水場に寄り、今度はバラ谷山までの急登を休み休み登る
バラ谷山では2名の男性登山者と会う
さあ、ここからが憧れの尾根ルート
昨日降った雪のお陰で美しい光景が広がるルートを後ろ髪惹かれながら進む
前方からの男性登山者と挨拶を交わす
こんにちは!・・・ん?ひょっとしてこの方は・・・?
思い切って聞いてみると、やっぱりZenjinさんだった
小秀山で一度すれ違って以来二度目の遭遇
この先の水場やルートなど貴重な情報をいただきありがとうございました!
房小山への途中ウエストポーチを拾う
中にはガラケーと手帳が入っており、ポーチには住所氏名が書かれていたので下山してからお巡りさんに届けた
房小山に登頂し先に進むと5〜6名のパーティーとすれ違う
下山後に分かったのだが駐車場で隣にいた方たちだったようでpochieと逆回りだったそうだ
房子の瞳を眺め、笹原、鋸山を経由しようやく宿泊地千石平に到着
しばし設営場所を探しウロウロ、鹿もウロウロ
設置場所を決めやれやれとザックを下ろす
テントを取り出すと濡れている
えっ?昨晩凍ったのが解けたせい・・・?
ではなかった
水場で汲んだ水が漏れていたのだ
濡れていたのはテントにだけに止まらずザック内全て
しかも寝袋までも湿っていた(◎_◎;)
ダウンの寝袋が湿気るなんて致命的
pochie凍死!?なんてことがあってはならん!
うーーーーーん
悩んでも答えが出ないのでとりあえずテント設営
飯を炊き、ハヤシライスと卵スープで腹を満たす
満たされると閃くものだ!
サバイバルシートの存在を思い出す
緊急用にザックの中に常に入れてあるのだ
サバイバルシートも濡れていたが、ビニールシートみたいなもの
タオルで拭けば問題ない
それを身体に巻き付け湿った寝袋に入ってみる
うん、温かい
ぐっすり眠る
翌3日目 快晴
ちょっぴり寝坊し、出発は7時
心配だった鋸尾根も思ったより大したことなくて良かった
三ツ合からは一般ルート
ただ3日目の歩行距離は18kmと長い
2日間の疲労が肩と足に溜まっているのでスピードは上がらない
ただ安全に無事に下山することだけを考えていた
初日2日目に歩いたルートを樹間から見ながら歩く
また蕎麦粒山、板取山、天水、沢口山、それぞれのピークからの眺めがよく気持ち良い
最後のピーク・沢口山からのひたすらの下り
疲労が溜まった身体には随分辛いものだった
下山後、寸又峡温泉での入浴が叶わず、川根温泉へ
入浴後食事処へ行くと既にオーダーストップ
夕食難民となったpochieはコンビニの弁当が夕飯となったとさ(T_T)
最後に、
フォローしていたヤマレコユーザーcさんの遭難死の記事を4月末拝見しました
逢ったことはありませんが、興味深いレコがとても印象的な方でした
とても残念でショックです
彼女のご冥福をお祈りします
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
pochieさん,こんばんは。
ボクも2週間ほど前に,この周回コース歩いたんですよ。
このコースは,ボクにとっても「念願の周回コース」だったんです
そのときには雪なんてまったくなかったのに,
ここに来て雪が積もったり,その寒さの中,大切な荷物が湿ったりと
ご苦労されましたね。お疲れさまでした。
でも,今は達成感に満たされておられるんじゃないかと
pochieさんとは鈴鹿・奥美濃・深南部と,
お好みの山域がかなりかぶっているのに,いまだお目にかかったことがないですが,
きっといつかお目にかかることがあると思います。
そのときをたのしみにしています
hushiyamaさん
そう、そうなんです!
先日のhushiyamaさんのレコに触発されました😆
直近の登山道の様子が分かり、助かりました🙏
きっかけを作って下さりありがとうございました🙏
hushiyamaさんのスピード登山にはかないませんがpochieでも二泊か三泊なら、そして日の長いこの時期なら行けると決行しました
初日の霰や吹雪には参りましたけど💦
あと水の確保ですね
日にちが延びるとそれだけ水も必要ですもんね
担ぎ上げるには限界あるし重いし
今回は大好きなビール🍺は諦めました
朝日岳、大無間山では水の確保、大変だったご様子
お疲れ様でした🍻
山中でのバッタリ、pochieも楽しみにしています🎵
コメントありがとうございました🙏
pochieさん
こんにちは。
お会いできて良かったです。
大変さも楽しまれたレコにコメントしてしまいました。下山してしまうと大変だったのも良い思い出になりますよね。
私も何年か前に同じルートを歩きました。その時は酷い悪天候で雹が降って雷ゴロゴロで、お会いした辺りはガスって転倒したら自分が歩いてきた方向が分からなくなるほどでした。残雪が多くて踏み抜き地獄でした。💦
ほぼ毎年バラ谷の頭を絡めてテン泊周回してますが5月連休より5月中旬〜下旬の方が暖かくて良いかなと思います。
まだ他にも良いところがありますのでいらして下さい。
天水に小さい小屋を建てて住むのが夢です(笑)
お疲れ様でした。
Zenjinさん
お疲れ様です
そしてコメントありがとうございます
今回の山行はpochieにとってホント大変でしたが良い勉強となりました
反省点も多々あるので、今後に活かしていきます
深南部は今まで紅葉の秋に訪れていたのですが、新緑の春も良いですね
日が長いのも安心感あるし、鈍足のpochieには向いていると思いました
Zenjinさん、過酷な状況であのルート歩いたんですね
雷⚡とか踏み抜き地獄、濃霧
pochieならどうなることやら・・・
GW明けの方が暖かくて快適なんでしょうね
ヤマビルはまだ大丈夫なのかしら?
天水、凄い展望地ですねぇ
歩いたコース、一望でした
小屋が建ったら遊びに行きますね
pochieさん、こんにちは。
黒バラ平とバラ谷の頭でお話させてもらった者です。お疲れのようでしたが、それでも笑顔が印象的でした。
初日から3日目までドラマチックな展開でしたね!
山頂での写真も上手く撮れていて良かったです✨
お疲れ様でした。
yo4_さん
バラ谷の頭でのお写真、ありがとうございました
絶景バックの最高の記念写真です
黒法師岳からの激下り直後にyo4_さんにお会いしました
積雪でスリップする笹薮急降下が終わって疲れ気味、でもホッとしていた時でした
yo4_さんも黒法師岳登頂、お疲れ様でした
お互い大変でしたがあの絶景、忘れられませんね
コメントありがとうございました
ウエスト・ポーチ、無事手元に届きました。
ありがとうございました。
2020年11月の連休の登山道の整備に行きながら、落としてしましました。
翌日に2時間近く、バラ谷間〜房小山間を探しましたが発見できず諦めました。
多分GWに出てくると思っていましたがビンゴでした。
お礼をしたいと思っていたのですが、辞退されたとの事で恐縮しております。
実は私は地元の山岳会で遭難対策のメンバーで、あの赤いロープを設置したのもあの時です。あそこは「鋸尾根」と言って少し嫌らしいところなのです。
「房小山」の静岡県山岳連盟のガイド・ブックも私が執筆しております。
5月3日は、等高尾根から「黒法師ピストン」して、白いバラ谷を見ながら「あそこにポーチを落とした」と言っていました。
その翌日に、県警から連絡がありました。
本当にありがとうございました。
また、深南部にお越しくださいね。
kyanboさん
わざわざご連絡ありがとうございます
pochieがお巡りさんに届けたのが5/4の夕方
当日のうちに連絡があったようですね
素早い対応にビックリ!
ウエストポーチを拾ったのは房小山付近
はっきりとした登山道が無い、獣道がいくつも交錯している所
あんなところで落としたら探しに行かれても難しいでしょうねぇ
とは言え、一冬越してポーチが無事お手元に届いて良かった
日頃の登山道整備、ありがとうございます
kyanboさんたちのお陰で、安全に登山させて頂いてます
深南部、大好きなエリアですのでまたお邪魔しますね
早速の返信、ありがとうございます。
5月4日にpochieさんが交番に届けてくださった後、すぐに連絡があり翌5日に手元に届きました。本当に素早い対応でした。
ウエスト・ポーチを落とした所は大体覚えていたのですが、不思議な事にその場所に出会えなかったのです。房小山からバラ谷間のあの広い所を何回も往復しました。
ポーチの中身は落とした時のそのままでした。ありがとうございました。
でも、不思議だったのはバンドが切れていたのです。
発見時もそうでしたか?
ところで、私は「島田しらびそ山の会」という社会人山岳会に30年以上所属しています。
当会では、毎年会報を発行しています。
地元の山から海外の山まで多岐に渡りますが、送付したいと思います。
宜しかったら、下記のメールまでご住所をお知らせください。
[email protected]
では、また。
kiyanboさん
ウエストポーチ、pochieが拾った時にはバンドが切れた状態でした
バンドが切れ、落としたのだと推測しました
「島田しらびそ山の会」
ホームページとFacebook、見させていただきました
幅広く活動されているんですね
このサイト、これからもちょいちょい見させていただきます
pochieさん。
実は昨年の11月の時に「コロナ太り」の私がバラ谷の手前でバテて、足は攣りそうにになりウエスト・ポーチを取って休んだのです。その後、体調が治ったのですがその場所にウエスト・ポーチを忘れてしまったのです。
テント設営の時に気付きました。
あの丈夫なバンドを誰が切ったのでしょう?
熊さんがかんだような切り方ではないです。
不思議です。同行したメンバーは「房小の怪」なんて言って楽しんでいます。
ところで、鋸山から房小山の間が20年位前は猛烈な藪でした。
県民スポーツ祭の時に整備し、また笹が枯れて今に至っています。
昔は「房小山」は「青笹」とか「川上山」とは言いました。
この頃、笹が濃くなってきています。
最後にサイトへの訪問、ありがとうございます。
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