リタイヤの武奈ヶ岳(イン谷口〜金糞峠)

- GPS
- --:--
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 793m
- 下り
- 0m
コースタイム
イン谷口
大山口
金糞峠
大山口
イン谷口
| 天候 | 雪・強風 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません 登山ポスト・トイレはイン谷口にあります 下山後は温泉『比良トピア』があります |
写真
感想
この日は寒波の予報でしたが、ずっと行ってみたかった武奈ヶ岳へ強行で行く事に!
予報は的中で朝からずっと雪…。
(無理せずヤバイと思ったらすぐ引き返そう)と思いながらも美しい雪景色にテンションが上がる〜♪
イン谷口で登山届けを出し大谷山まで歩いていると、おじさんとおばさんの2人組が前を歩いてらっしゃいました。
お話しをするとベテランのお2人で武奈ヶ岳は何回も登っているそうで、私が行く予定だった北比良峠経由より金糞峠からの方が武奈ヶ岳には早いとのこと。
お2人も金糞峠コースで行かれるらしいので私も同じルートにしました。
「お先にどうぞ」と言われて出発☆
深々と雪が降る中、スノーパウダーでふわふわ!楽しい!(*^0^*)
新雪の上には1本のトレースが。どうやら先にお一人ラッセルしてくださっているようです。ありがたや〜
がしかし、みるみる雪は深くなり足がとられ体力が一気に消耗……★
アイゼンを着けるがサラサラな雪でアイゼンが効かない。
(ヤバイ、この雪めっちゃしんどいんですけど!)
そうこうしてるうちに目の前に青ガレの急坂がっ!
「こんな急なとこ登るん?!」ショックでした。すでにゼーゼー言ってる私。もう体力の半分は使ってしまった気がする・・・・ここ登れるんだろうか。
地図を見ると武奈ヶ岳が遥か遠くに感じた。
そんな訳でもうこの先からは写真を撮る余裕も一切無くなりました(´_`;;;)
青ガレからはさらに積雪も増え、ヒザまでズボるズボる。
(誰か私に体重移動教えてぇ〜!)
と、雪と格闘しながらも登っていると先行の方の姿を発見!
さらには後から登って来られていたお2人もここで追いつき4人合流。
するとおじさんが「ほら、先いけ!」
「え〜!私?!」( ̄□ ̄::)
おじさん的にはラッセルという楽しみを優しさでさせて下さった様ですが、太股までハマリにハマってジタバタと全然進まない私の姿を見て「楽しそうやな〜」とニヤニヤ。
「すいません、ムリです〜」(>_<;)
それからの金糞峠の最後の登りはキツかった〜〜!!
ようやく金糞峠に着いたはいいものの風が強く、寒く、喜ぶ余裕も無く、ただ一つ面白かった事と言えば全員鼻水が垂れていた事。かな。
ホント、垂れている感覚も無いくらい寒かったんですよ。無論私は拭う気力も無く。
ビックリなことにラッセルしてくださっていたおじさんはなんと一人、八雲ヶ原でテン泊だそうでここでお別れしました。すごーい☆どうぞお気をつけて・・・。
そして私達3人はこの風&雪では武奈ヶ岳まで登るのは無理という事で下山するかと思いきや「せっかくやから堂満岳に行こうか♪」と。
うそやん・・・。
でも一人でいま来た青ガレを下りる勇気もなく同行させてもらうことに。
30分ほど歩いた頃でしょうか。さらに天候が厳しくなりとうとう吹雪に。
私はお2人に着いていくのに必死でした。
ここで急におじさんがピタリと止まり「今日はアカンわ、下りよう」
「そうしましょう!」ホッ・・・・。
しかし金糞峠までの稜線の道がこれまた吹雪いてキツかった〜(>-<;;;)
でも青ガレの下りはシリセードでキャーキャー言いながらあっという間に下り、めちゃくちゃ楽しかったです!!
帰りは比良トピアまで車で送って下さり、割引券までいただきました♪
この日は雪質、深さであんなに体力が消耗するのかと痛感しました。
このお2人がいなければ早々に退散してたと思います★
貴重な体験をさせていただき大変お世話になりました!(*^∨^*)
またぜひリベンジしたいと思います!!!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
tete




いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する