檜洞丸(三椏トンネル、山頂からのダイナミックな下り)


- GPS
- 07:08
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,895m
- 下り
- 1,882m
コースタイム
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:02
いたずらに階段が多いわけではなく、登山道の植生保護のための構造型階段の整備に使われています。
シカが植物を食べて土が流れてしまうのを保護するためにつくられた植生保護柵の整備にも使われています。
登山者が安心して神奈川県民の大事な水源である丹沢の山々を登ることが出来るのもこういった整備があるからこそ。神奈川県民の皆さんに感謝の気持ちを抱きながら登山を行う際にも自然を大切にする気持ちも忘れてはいけないと改めて想いました。
天候 | 早朝雨→霧→薄曇り→雲間の太陽→晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日から車中泊、朝7時時点で10+14台満車(西丹沢橋より下の路肩未確認) 14時の帰路では箒沢の駐車場まで路肩は断続駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ツツジ新道から山頂までは危険地帯はありませんが、階段地獄が続きます。 山頂から犬越路へ向かうルートは危険個所が多いと書かれています。 小笄を過ぎる辺りまではザレた急な下りや鎖場が続きます(大笄に気が付かないほどの緊張感がありました)。 犬越路避難小屋から用木沢出合に下るルートは崩壊跡に付けられたルートやロープの助けを借りないと滑り落ちそうなザレた急斜面、また渡渉しながらのポイントは注意深くピンクテープや踏み跡を探して辿る必要があります。 |
その他周辺情報 | 丹沢湖から車で上がって来る途中にあった酒屋さんでご褒美をゲット。 信号「城山」の脇にある「おかべ酒店」 種類が豊富というほどではありませんが「湧深青(ユーシンブルー)」という純米酒を手に入れました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
携帯
時計
タオル
ストック
地図(地形図)
コンパス
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ツェルト
カメラ
|
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感想
西丹沢ビジターセンター駐車場に前日から車中泊。丹沢湖の天気予報は夜半から晴れだったのですが、朝4時半に起床したら小雨でした。車両はすっかり濡れていましたので寝ている間にしっかりと雨が降ったようです。
天気は快方にむかっ向かっていると思われ、また、行程に余裕があり、初めてのコースでもあったので完全に雨が止むのを待って7時にスタート。
5時半頃の日の出時刻とともに次々とスタートする方々は多かったように思います。
ツツジ新道入口から入山して用木沢出合に降りてくる周回コースです。
スタートから30分でミツマタのトンネルおよび群生に出会いました。ツツジ新道入口までの途中のキャンプ場の斜面から車道にあふれんばかりのミツマタもありましたが群生の規模が違います。そして何よりも登山道をトンネルのように覆っていることが感動的でした。
東沢とゴーラ沢の出逢いの登り階段には「ここから先急登で経験者向け」との案内がありましたが。。。辛かったのは、「山頂まで0.8Km」の後の階段・階段また階段・・・途中でツムラ68を追加投入して・・・良いトレーニングになりました。途中ですれ違った方に「階段ばかりで大変でした」と言ったら「山頂はもうすぐですよ、階段ばかりですが(笑)」とのこと、それはそれは良いトレーニングでした。
檜洞丸の山頂は比較的開けていてテーブルなど整備されているので食事や休憩に最適です。そして数分下ったところに青ヶ岳山荘がありますので、まったりとココアを飲んで休憩などしたい方には最適です。山荘の裏にはバイオトイレがあります。料金は100円で、紙は持参+持ち帰りです。
さて、山頂に戻って犬越路に下ります。
いきなり高度感のある階段の連続からの大きく崩壊した斜面の上部を進みます(整備されているので危険はありません)。
その後は、熊笹ノ峰、大笄(おおこうげ)、小笄(ここうげ)と辿ります。
熊笹ノ峰までは景色の良い稜線歩きといった感じです。
更に10分ほど進むと急な下りが始まります(ここが大笄だったのか?)。
そこから小笄の少し先までは鎖場もあり中々気が抜けない状況でした(そろそろ大笄かなと思ってGPSを見たら小笄だった)。
そして犬越路までは再び気持ちの良い道でした。
※武田信玄が小田原城を攻めた際に犬を先頭にここを越えたのが地名の起こりという説があるそうです(避難小屋の中に説明板がありました)。
計画では寄り道として三角点がある大杉丸まで往復のつもりでしたが最新の山と高原地図に少し先の1221mピークから富士山の展望が良いと書かれていたので行ってみましたが、運悪く見ることは出来ませんでした。この2つのピークの間はアップダウンが少なく、気持ちよく走ることが出来ました。
犬越路に戻って用木沢出合に向けて下山しましたが、犬越路まで200mの標識から下は崩壊地迂回はあり、ザレた急斜面あり、ピンクテープ頼りの場所も多く少々難易度が高いものでした。そうは言っても小笄の辺りで、お子さん2人を連れたお父さんも居ましたので・・・登れるんですね〜
下山の頃には大分天気も良かったのでそういった意味での難易度は下がっていて良かったです。
さて、前日(金曜日)とは異なりそれなりの人出でした。密ということでは無かったですし、すれ違いも出来るだけ広い場所で事前に待機してすれ違いましたから感染の恐れは感じませんでした。
檜洞丸までの登りでは10人くらいの方に抜かれました。
山頂には6〜7組が各テーブルで各々ランチタイム?
下りでは登って来る20人以上とすれ違いました。
用木沢出合までの下りでは途中から1名の女性が先行されており、ペースが同じなのか間隔が縮まらないまま追いかける形になり、煽っていると思われたくなかったので写真撮影で何度も立ち止まりましたが、気が付くとまた微妙な間隔になりを繰り返していました。おかげさまでルート確認をせずに付いていけばよいので助かりましたが、後を付けられているようで気持ち悪かったでしょうね。偶然とは言え失礼しました。
最後の立派な橋の写真を撮影してから車道に出たら忽然と消えていたので、ルートを案内してくれた幽霊?こんなに明るい時間から??とドキッとしました。
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