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Yamareco

記録ID: 303577
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科

川俣川東沢渓谷 / キヨサトコザクラは見つからず

2013年05月28日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:50
距離
6.7km
登り
401m
下り
393m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

09:40 清泉寮駐車場発
09:45 ハイキング道進入
09:55 天狗岩橋
10:50 吐竜の滝 着
(同じ道を折り返し)
11:40 天狗岩橋
(上流側にキヨサトコザクラ探索 30分)
12:10 天狗岩橋
12:30 清泉寮帰着
  以上合計所要時間2時間50分(歩行距離約6.7km)
天候 天気/ 薄曇り(AM9)〜快曇(AM12)
気温/ 12℃(出発時)〜15℃
風 / 無風
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道長坂IC出口を左折。500mほど先の「五町田」交差点を左折。
そのまま道なりに進み、清里トンネルの手前で側道に入り、清泉寮を目指す。

--[参考タイム]--------------------------------------------------------
09:00 双葉SA(スマートIC)発
(中央道=約22km)
09:15 長坂IC出
(一般道=約13km)
09:30 清泉寮駐車場着
その他周辺情報 [コンビニ]
「五町田」交差点手前、右側にセブンイレブン。
「若林」交差点角にローソン。
「高原大橋入口」交差点角にセブンイレブン。

[トイレ・食事]
すべて清泉寮にて。
http://www.keep.or.jp/

[日帰り入浴]
大泉の「パノラマの湯」
http://panoramanoyu.sakura.ne.jp/
清里「丘の公園」内「天女の湯」
http://www.okanokouen.com/aqua/onsen.html

[参考サイト]
キヨサトコザクラ(86net様ブログ)
http://plaza.rakuten.co.jp/86net/diary/201206030000/

[写真]
下の写真のうち主なものは地図上に撮影ポイントが落としてあります。
なお、写真は巾1600pxあります。各写真クリック(巾800px)よりも「スライドショーで見る」か「元サイズ」をクリックして頂いた方が大画像になります。大画像をお楽しみ下さい。
赤岳をバックに清泉寮。
手前の山は牛首山だね。
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赤岳をバックに清泉寮。
手前の山は牛首山だね。
駐車場からは権現岳も目の前に見える。
実にリッチな景色だ。
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駐車場からは権現岳も目の前に見える。
実にリッチな景色だ。
牧場に行ったら牛たちが一斉に近寄ってきた。
ここで飼われているのはみんな「ジャージー牛」という種類。
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牧場に行ったら牛たちが一斉に近寄ってきた。
ここで飼われているのはみんな「ジャージー牛」という種類。
定番のワンショット。
白樺の新緑もなかなか美しい。
定番のワンショット。
白樺の新緑もなかなか美しい。
カラフルでわかりやすい案内板があった。
「KEEP」とは「Kiyosato Educational Experiment Project」の略。
カラフルでわかりやすい案内板があった。
「KEEP」とは「Kiyosato Educational Experiment Project」の略。
この分岐では右側へ。
この分岐では右側へ。
すぐに右側にこんな道標。
ここからトレイル開始。
すぐに右側にこんな道標。
ここからトレイル開始。
ここは左の「川俣渓谷の小径」へ。
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ここは左の「川俣渓谷の小径」へ。
すぐに道は沢に向かってどんどん下って行く。
周りは新緑のトンネル。
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すぐに道は沢に向かってどんどん下って行く。
周りは新緑のトンネル。
水音がし始め、沢が見えてきた。
ここを下りると「天狗岩」。
水音がし始め、沢が見えてきた。
ここを下りると「天狗岩」。
上流側にあるのは「天狗岩橋」。
河川敷は絶好のランチスペースだね。
上流側にあるのは「天狗岩橋」。
河川敷は絶好のランチスペースだね。
下流を望めばこんな景色。
身体まで緑に染まりそう・・・。
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下流を望めばこんな景色。
身体まで緑に染まりそう・・・。
これが「乙女の滝」かな?
渓谷には無数の滝がある。
こんなのは序の口(^^)
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これが「乙女の滝」かな?
渓谷には無数の滝がある。
こんなのは序の口(^^)
「黄金の砦」!ですと。
いったいどこが??
わからないネーミングです。
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「黄金の砦」!ですと。
いったいどこが??
わからないネーミングです。
「蘭庭橋」。
ここで左岸から右岸に渡るのだが・・・
「蘭庭橋」。
ここで左岸から右岸に渡るのだが・・・
橋の踏み板は相当腐食していて怖い。
ここがこのルートの核心部だ。
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橋の踏み板は相当腐食していて怖い。
ここがこのルートの核心部だ。
蘭庭橋の脇に小さな滝。
「行者の滝」というらしい。
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蘭庭橋の脇に小さな滝。
「行者の滝」というらしい。
「獅子岩橋」。
獅子岩橋のたもとに分岐。
ここからも清泉寮に戻れるらしい。
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獅子岩橋のたもとに分岐。
ここからも清泉寮に戻れるらしい。
道標によればこれは「御座石(九段の瀬)」だそうな。
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道標によればこれは「御座石(九段の瀬)」だそうな。
吐竜の滝の近くではツツジが最盛期。
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吐竜の滝の近くではツツジが最盛期。
こんな案内板。こちらのほうが地形図よりもわかりやすい(^^)
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こんな案内板。こちらのほうが地形図よりもわかりやすい(^^)
吐竜の滝に到着。
やはり一見の価値がある景色。
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吐竜の滝に到着。
やはり一見の価値がある景色。
下流、すぐ近くに小海線の橋梁が見える。
すると滝は電車からも見えるのかな?
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下流、すぐ近くに小海線の橋梁が見える。
すると滝は電車からも見えるのかな?
白くて可憐な花。
ウツギ(空木)かと。別名「卯の花」。
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白くて可憐な花。
ウツギ(空木)かと。別名「卯の花」。
道の脇に給水ポイント?
岩の裂け目からだくだくと水が湧き出している。
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道の脇に給水ポイント?
岩の裂け目からだくだくと水が湧き出している。
「蘭庭曲水」だそうな。
確かに水がモーグルしてる。
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「蘭庭曲水」だそうな。
確かに水がモーグルしてる。
「天井岩橋」まで戻った。
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「天井岩橋」まで戻った。
天狗岩橋から上流右岸の道を進む。
この階段から先は沢から離れるらしいのでここで戻ることに。
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天狗岩橋から上流右岸の道を進む。
この階段から先は沢から離れるらしいのでここで戻ることに。
で、左岸の道を遡るが、これもここで沢から離脱して上に登るらしい。
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で、左岸の道を遡るが、これもここで沢から離脱して上に登るらしい。
清泉寮の庭にあったライラック。
薄紫が美しいのと独特の香りが漂う。
「リラの花咲く頃・・・」なんて歌あったな。
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清泉寮の庭にあったライラック。
薄紫が美しいのと独特の香りが漂う。
「リラの花咲く頃・・・」なんて歌あったな。
おまけ)清里・野辺山高原では「ヤマナシの木」の白い花が真っ盛り。
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おまけ)清里・野辺山高原では「ヤマナシの木」の白い花が真っ盛り。

感想

ヤマレコを読んでいたら、この時期「クモイコザクラ」というサクラソウの一種の可憐な花が咲いているらしい。
さらに調べたら、その中に清里高原にだけ咲く「キヨサトコザクラ」というのがあるとのこと。花期はちょうど5月いっぱい。こりゃ見に行かねばなるまい。

ネットで散々調べたものの、実はキヨサトコザクラの咲く場所はわかりませんでした。絶滅危惧種と言うことで、知っている人もその場所を書いていないのです(^^)
ただ、水で濡れたような岩壁に張り付くように咲くのだそうで、そりゃ川俣川渓谷当たりと目星を付けて出かけることにしました。

清泉寮の駐車場に車を停めて出発準備しますが、目前の赤岳や権現岳に目を奪われます。ずっと昔何度も来たのに山に興味ないと全然気づかないのでした。

清泉寮を後にするとすぐに散策道の案内板が目にとまり、そこから樹林の中に入り川俣川に向かって下りていきます。
けっこうな急斜面の階段を下りていくとすぐに渓谷の河原に到着。そこは「天狗岩」という岩の場所でした。
周りを見回しますが、これといってめぼしい岩壁も見あたりません。
で、とりあえず下流の吐竜の滝まで行けるという道をたどってみることにします。
沢の周りは絵のような新緑、鳥のさえずりも聞こえて絶好の「ハイキング」です。
いくつもの滝を過ぎ、橋を渡ってちょうど一時間ほどで吐竜の滝に到着。
ハイキングは最高でしたが、結局キヨサトコザクラはまったく見つかりませんでした。

吐竜の滝から先もハイキングコースが続くようでしたが、それは沢から離れるようだったので、ここは沢沿いの道を戻ってみることにします。
しかし、天狗岩まで戻っても目的の花は見つかりませんでした。

天狗岩から上流には沢の両岸に散策道があるので、両方とも少し進んで見ましたが、すぐに沢から上に上がってしまう。
結局、キヨサトコザクラは見つけることが出来ませんでした。
今年は暑さのせいで例年より花期が早かったのかも知れません。本当はGW直後くらいが最盛期らしい。
「清里」の名が付いているのですから、ぜひこの目で見てみたい。これも来年の宿題になってしまいました。

川俣川渓谷は清泉寮からも近くで、本当に気軽に森林浴とハイキングが楽しめます。
皆様、清里に出かけられたらソフトクリームだけでなくぜひこちらの道もお楽しみ下さい。

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コメント

キヨサトコザクラ
私は27日川俣川源流にて、てんこ盛りのクモイコザクラと出会ってきました。
キヨサトコザクラは鉄の端を超えて左側の岩に咲きます。
ここの開花は5月の連休の頃ですのでもう散っています。
源流のクモイコザクラは今満開でした、今年は開花が少し早いと感じます。
6月一週頃までは見られると思います。
2013/5/29 8:35
RE;86net様/クモイコザクラ情報ありがとうございました
はじめまして。86net様。
わざわざヤマレコに登録された上でのコメントありがとうございました。
私が上の本文〈感想)の中でリンクを張らせていただいたブログのお方ですね。
まずは無断でリンクを張らせて頂いたことお詫び申し上げます。ブログの場合、管理人様に連絡をとる方法がないようなので・・・・。

早速昨日のブログを拝見いたしました。
「川俣川の源流」というと「地獄谷」と呼ばれるあたりでしょうか。
その辺はまだ満開なのですか!。しかしそのあたりに咲くのは「キヨサト」ではなく「普通のクモイコザクラ」ということになるのでしょうね。

「キヨサトコザクラは鉄の端(橋?)を超えて左側の岩に咲きます。」は「天狗岩橋」の西側という意味でしょうか。
花の時期もお教え頂いたので、来年こそぜひ自分の目で確かめたいと思います。
いろいろありがとうございました。

八ヶ岳周辺は私も大好きな場所で、86net様のブログは今後も貴重な情報源として参考にさせて頂くことになりそうです。
今後ともよろしくお願いいたします。
2013/5/29 9:21
すてきなトレイルがあちこち
pasocomさん、こんにちは。

まずは調べてからレコを拝見しようと「キヨサトコザクラ」
でググッたら、pasocomさんのこのレコがTOPでした^^;

目的の花は残念でしたが、また来年でも再来年でもいつで
も散歩がてらって感じでしょうか。
こんなトレイルがまだまだいろいろたくさんあるんでしょうね。

でも八ツを目前にして山へ出れないと逆にツライ かもって
最近思います。

こういうの、靴慣らしにもいいなあ。
2013/5/29 12:44
RE;mmg様/気持ちは早くもツクモグサ
コメントありがとうございます。
清里は私の大好きな場所で、天文仲間と徹夜の観測をしたり、学生時代は毎夏にアルバイトしたものでした。
もちろん当時は「メルヘンチック」などではなく、単なる避暑地に過ぎませんでしたが。
ですので、清泉寮も川俣渓谷も自分の庭のような場所と自負しているのでした。

それでも「キヨサトコザクラ」など全く知らなかった。
「自分の庭」を自負している所に知らない花が咲いているなんて、そりゃ大変!という気分でした。

今回は残念でしたが、本当にいつでも行ける所なので「来年またね。」という気持ちです。
八ツも「裏山」気分ですから、次はツクモグサじゃああ!と計画中(^^)
2013/5/29 13:26
「キヨサトコザクラ」って初耳でした
清里は私も小学生時代からの思い出の地。
山菜にキノコにいろいろ歩きまわりました。
スーキー場などあそこにできる前から歩きまわっていたのでつい近道。また、強行遠足の時清里〜野辺山で見た星空は一生の思い出みたいです。

ピンクのお花を目当てにハイキングは
いつもより周りの観察ができてまた楽しいのでは
わたしにはクモイコザクラとイワザクラノの判別も難しい気がします。
2013/5/30 22:45
RE;nori3様/キヨサトコザクラが正しい名かどうか
コメントありがとうございました。
nori3様は北杜市出身かと思っていましたので、なるほどと読ませていただきました。

リンクさせていただいた86net様のページによれば「キヨサトコザクラはコイワコザクラの変種」とのこと。
また別のページでは
「この辺りに咲くこの花は一時期「キヨサトコザクラ」と名付けられ、変種の扱いもされたようですが、その後同種ということに落ち付いた経緯もあります。」という記述も。
  フィールドノート「山想記」

してみると、正式な種名ではなく通称のようなものかも知れません。
写真で見る限りでは普通の「クモイコザクラ」よりも花びらが細くて、花びら同士の間に隙間があるのが違いのように見えますが、素人判断ですから怪しいです(^^)

もうすぐ6月。こんどはツクモグサ。今年こそ見逃さないように、と今から身構えています。
2013/5/31 5:29
いつもソフトクリーム食べてます
こんばんは。

清泉寮=ソフトクリーム。
そういうものだと思ってました。
行くと必ず食べます。
たぶんまた行っても列に並んでソフトクリームを
食べるんだろうと思います。
だって美味しいですよね。

「不動」や「小作」でほうとうを食べる。
「清泉寮」でソフトクリームを食べる。
山梨での楽しみのひとつです。
2013/5/31 23:26
RE;sirius様/意外に甘党
コメントありがとうございました。
sirius様が意外と(?)甘党であることは、知っていました(^^)。
上高地の徳沢園でもソフトクリ−ムを食べていらっしゃいましたね。

「清泉寮=ソフトクリーム。」
確かにそういうものだと思っている方も多いと思います。
「列に並んでソフトクリームを食べる・・・」
そうそう、けっこう長い列になるんですよね(^^)。すごい人気です。

甘いものがさほど好きでない私でもあそこのソフトクリームは美味しいと思います。あそこで飼われている「ジャージー牛」の乳が美味しいのでしょうね。
この日も「駐車料代わり」に食べて帰ろうかと思ったくらいでしたが、いかんせん寒かったので遠慮しましたが・・・。

そんなsirius様であれば、他に山梨の「笹子餅」や「信玄餅」もお好みなのではないでしょうか?
2013/6/1 5:15
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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