記録ID: 2997347
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ハイキング
六甲・摩耶・有馬
柿谷道〜ごろごろ岳〜観音山（頂上 → 直登急坂ルート下り）〜鷲林寺
2021年03月14日(日) [日帰り]
兵庫県
rxk00250
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 548m
- 下り
- 341m
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日帰り
- 山行
- 2:37
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 2:58
9:16
24分
阪急「芦屋川」駅
9:40
9:43
7分
柿谷道 登山口（奥山精道 線カーブ��12）
9:50
35分
西道(女坂)・東道(男坂) 分岐
10:25
10:28
5分
第一鉄塔
10:33
10:34
2分
第二鉄塔
10:36
3分
石仏谷 分岐（南）
10:39
1分
石仏谷 分岐（北）
10:40
7分
展望岩 分岐
10:47
4分
ＮＨＫ電波中継塔
10:51
10:52
5分
ごろごろ岳（山頂）
10:57
2分
飯盛尾根 下り分岐
10:59
6分
ガベノ城尾根 下り分岐
11:05
2分
七曲谷南尾根 分岐
11:07
11:08
1分
座椅子岩
11:09
11:11
1分
親子ライオン岩
11:12
4分
奥池 分岐
11:16
6分
せせらぎルート 下り口
11:22
11:25
0分
観音山（山頂）
11:25
27分
急坂直登ルート 下り口
11:52
11:53
1分
鷲林寺第二砂防ダム上
11:54
11:55
5分
荒神堂・急坂直登ルート 上り口
12:00
12:05
9分
鷲林寺境内の駐車場
12:14
鷲林寺バス停
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
（帰り）徒歩で鷲林寺バス停へ出て阪急バスで阪急夙川駅へ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
「柿谷道女坂」は良く歩かれる道で、道中前半に岩石は多いが全体として明瞭で歩きやすく、特に危険はない。「ごろごろ岳〜観音山」はこの山系では最も良く歩かれているルートなのでほぼハイキング道だ。 「観音山・急坂ルート」について 鷲林寺境内の奥にある舎利殿のさらに先＝荒神堂の右横から、観音山の頂上の東端にある巨岩の脇へと直登するルートで、かなりの急斜面が連続する道。上りでは特に問題はないと思うが、ここを下りで歩く場合、岩場の急斜面は危険であり滑落には要注意。慎重に下る必要がある。特に下り始めから暫くの間は補助ロープが付けられた巨岩が続くエリアで、足場も心許なくてここが一番危ないだろう。 鷲林寺境内側の取り付き地点が明確になったことで、最近はわりと歩かれることも多くなったようだ。観音山の頂上へ向かう5つのルートのうちでは一番危険度は高いかもしれない。それだけに初級を卒業した人には楽しい道かも。ちなみに5ルートとは、（1）パノラマルート（2）せせらぎルート（3）山道ルート（4）急坂ルート（5）奥池ルート。 |
写真
芦屋川駅から北へ「らいと坂」を歩き、柿谷道登山口を目指す。その道中で目にした、これはモクレンではないのでコブシかな？満開で春そのものだ
6
3/14 9:33
芦屋川駅から北へ「らいと坂」を歩き、柿谷道登山口を目指す。その道中で目にした、これはモクレンではないのでコブシかな？満開で春そのものだ
この道標の立つ分岐点で、右へ入っていくのは「柿谷道男坂（＝柿谷東道）」。今回は左へ「柿谷道女坂（＝柿谷西道）」を行く
九十九折に登る途中に立つこの道標。道標の奥にわりとはっきり目の踏み跡が感じられるのだが・・・さすがにここは未確認
この分岐では右が正規ルートだが、左にも明確なしっかりした踏み跡が下までずっと続いている。道標には行き止まりと書いてあるが、奥山精道線（車道）へと繋がっている別ルートの「柿谷西尾根」だと思う（未踏）
2
3/14 10:17
この分岐では右が正規ルートだが、左にも明確なしっかりした踏み跡が下までずっと続いている。道標には行き止まりと書いてあるが、奥山精道線（車道）へと繋がっている別ルートの「柿谷西尾根」だと思う（未踏）
この道標と火の用心の赤標標識が立つ地点でも、正規ルートは右。行き止まりとなっている左にも明確な踏み跡が続いているが、どこにどう繋がるのかは未確認
1
3/14 10:21
この道標と火の用心の赤標標識が立つ地点でも、正規ルートは右。行き止まりとなっている左にも明確な踏み跡が続いているが、どこにどう繋がるのかは未確認
第一鉄塔のすぐ先、まだまだ鮮やかに咲いてくれていた真っ赤な椿
この大岩が並ぶ道標の地点では、ルートは左にカーブして続くが、道標の奥にもしっかりした踏み跡があって進むことが出来る。奥へ行くとほどなく照光岩などがある巨岩が立ち並ぶエリアに到達でき、ちょっとした岩登りが楽しめる。岩越えの後は北へ少し進むとまた柿谷西道の本線へ戻れる
3
3/14 10:35
この大岩が並ぶ道標の地点では、ルートは左にカーブして続くが、道標の奥にもしっかりした踏み跡があって進むことが出来る。奥へ行くとほどなく照光岩などがある巨岩が立ち並ぶエリアに到達でき、ちょっとした岩登りが楽しめる。岩越えの後は北へ少し進むとまた柿谷西道の本線へ戻れる
この道標の立つ分岐で左へ入ると、吊り橋を経て「石仏谷」の青空広場へと通じている
先程の分岐から2〜3分、この風景の場所のすぐ先に「石仏谷」へ通じるもう一つの分岐がある
その分岐点に差し掛かり、少し振り返って見ると、このように踏み跡がはっきりと確認出来る（左端から手前に歩いてきている）
その分岐点から数mほど先にあるのがこの風景。これを目安にするのも良いかも。「石仏谷」は結構面白いルートだ
この道標の立つ分岐点で右へスイッチバック気味に入っていくと照光岩などのある巨岩エリアへ行ける。景観も良い。さらにその先は鉄塔を越えて「剣谷東尾根」へと続いているがそちらは難路なので保証しない（未踏）
2
3/14 10:40
この道標の立つ分岐点で右へスイッチバック気味に入っていくと照光岩などのある巨岩エリアへ行ける。景観も良い。さらにその先は鉄塔を越えて「剣谷東尾根」へと続いているがそちらは難路なので保証しない（未踏）
「柿谷西道」の出口の風景。目の前に舗装道と民家・・・。ここを抜けて「ごろごろ岳」へと向かう
日曜日で人が多いので、「ごろごろ岳」頂上では止まらずにそのまま通過して先を急ぐ
この分岐点で右（＝東）へ行くのは「七曲谷南尾根」で剣谷町の剣谷第四公園へ出る。なおこの分岐点のすぐ手前にある沼の周辺から東南へ通じているのは「七曲谷左俣」だ
2
3/14 11:05
この分岐点で右（＝東）へ行くのは「七曲谷南尾根」で剣谷町の剣谷第四公園へ出る。なおこの分岐点のすぐ手前にある沼の周辺から東南へ通じているのは「七曲谷左俣」だ
途中に出てくる謎の分岐道。かなりはっきりしているのでびっくりした。今迄も薄々気になってはいたのだが、ここまではっきりとした踏み跡ではなかった。どこへどう通じているのだろう・・・「七曲谷右俣」に通じているのかな？
2
3/14 11:11
途中に出てくる謎の分岐道。かなりはっきりしているのでびっくりした。今迄も薄々気になってはいたのだが、ここまではっきりとした踏み跡ではなかった。どこへどう通じているのだろう・・・「七曲谷右俣」に通じているのかな？
この十字路分岐では、左へ下ると「奥池」、右へ下ると「七曲谷左俣」となる
岩場を下りきった地点にあるのが「観音山・せせらぎルート」の下り口だ
「観音山」の頂上を目指して林間を進む。やがて視界が開けてこの分岐点。ここで右折下りするのは「観音山・山道ルート」
「観音山」の頂上からの絶景。いつもながら西宮市で一、二を争うほどの素晴らしさ。この頂上の東の端には岩場と松
頂上の東端の岩場から無理矢理下るのが「観音山・急坂ルート」で、鷲林寺境内と頂上を結ぶ直登ルートだ
下り始めの景観はこのような感じ。これを見るとまさしく岩場の急傾斜下りだ
平らで斜めになった大岩の上を慎重に下る。足がかりが少ないので滑りそうで怖い。腰を落とすか、斜め後ろ向きでロープ使うか
その大岩を下りきってから振り返るとこんな感じ。なかなかの下りだ
さらにその下も、斜めになった大岩などの岩場下りが連続するので、下りでは気を抜けない
視界が開けたちょっとした踊り場のような場所もあって、一息つけてほっとする
その後も急傾斜の下りが連続するが、時折りこのような良い景色を楽しめる場所が出てくる。まさに飴と鞭
鷲林寺第二砂防ダム下まで降りてきて、振り返るとこのような風景。このような場所に意外にもこんなに大きな堰堤があるんだ。寺を守るためだろうな
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3/14 11:54
鷲林寺第二砂防ダム下まで降りてきて、振り返るとこのような風景。このような場所に意外にもこんなに大きな堰堤があるんだ。寺を守るためだろうな
ここが「観音山・急坂ルート」の出口。木橋を渡るともう鷲林寺の境内だ
出口から振り返るとこんな風景。上りで利用する場合は鷲林寺境内の奥にある多宝塔を通過し、荒神堂のあるここまで歩いてくること（写真左端が「荒神堂」）
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3/14 11:54
出口から振り返るとこんな風景。上りで利用する場合は鷲林寺境内の奥にある多宝塔を通過し、荒神堂のあるここまで歩いてくること（写真左端が「荒神堂」）
修行大師の像が立つところは「四国八十八か所霊場」の砂踏み巡りが出来る場所で、私の知る限りここが一番お手軽なところ
駐車場側を下ってきて鷲林寺の石碑のところで直角に曲がって「シトー会聖母修道院」の敷地の間の道を下っていく
シトー会聖母修道院の道はかなりのショートカット道となる。「かんのん道」をそのまま上り下りするよりもこちらがお薦め
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
通常のトレッキング靴のみ
|
|---|
感想
今回は同行者希望のコース。すなわち阪急芦屋川駅を起点として「柿谷道女坂（＝柿谷西道）」を登って「ごろごろ岳」経由で「観音山」山頂へ向かう。同行者の想定はそこまで。山頂からの下りは未定だったので、この日その場で急遽決定した。
下ることにしたルートは「観音山・急坂ルート（直登ルート）」。私自身は今回2度目で、同行者は初。急傾斜の連続なので、普通はどう考えても上りで利用する道だが、前回も今回も成り行き上で「下り」で歩くことになった。下り始めから暫くの区間は足掛かりのない岩場の急傾斜が続くので、下りではちょっと危険を伴うのだが、腰を落としてゆっくりと慎重に足を運べば（一部にはロープもあることだし）まあ下れる。同行者もとりあえず無事に怪我無く下れたのでホッとした。
鷲林寺の境内でお昼のチョコバー休憩をとり、シトー会聖母修道院の敷地脇を下って車道へ出て、鷲林寺バス停へ。うまく時間が合えばそのままそこからバスで夙川駅まで出ようかと思っていたところ、バス停に着くや否や阪急バスがやってきて、まさにドンピシャ。時間のロスがゼロであっという間に阪急夙川駅まで下ることが出来た。そうして下界へ向かうのを急いだ理由は、夕方に用事があるので出来るだけ早めにスーパー銭湯へ入ってゆっくりしたかったから。当初は「北山貯水池」を経て阪急甲陽園駅へ徒歩で出るかなと考えていたので、この日は随分幸運に恵まれた格好だ。たまにこういう神懸かりなこともあるのが人生か。
この日は日曜日ということもあって山域も大変人出が多かった。「柿谷道」も「ごろごろ岳」も「観音山」も、あげくに「急坂ルート」に至るまで、普段では考えられないほどの人とすれ違ったり一緒になったりした。やっぱり日曜日は静かに落ち着いて自分のペースを保って歩くというのはなかなか厳しいな、と改めて認識した次第。どうしても日曜日にしか登れない人もおられるので、私などは出来るなら平日に、せめて土曜日に登るようにしよう。雨でなければだけど。
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