三国山・筑後・肥後・豊後国境の山
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山キチどん
体力度について
- GPS
- 04:06
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 860m
- 下り
- 866m
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| 天候 | 曇り山頂部霧 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
上内田川を遡行、道が途切れることが多い渡渉と藪漕ぎ |
| その他周辺情報 | 七条温泉ドーム（入浴料\360） |
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感想
霧のやまなみハイウェイを走り、矢谷キャンプ場に日の出前に到着した。八方ヶ岳を目指してきたが、登った谷が違ったようで成行き上、三国山に目的地を変更した。キャンプ場内を通り上内田川沿いの道を進み林道に出ると“マザーネイチャーきらり”の施設入口に到った。登山道が分からず、うろうろしているとやはり“きらり”の中を歩くようだ。この施設は冬期休業中で誰も居ないがキャンプ場があり、矢谷キャンプ場よりよさそうだった。道は細くなり谷に下り左岸に渡渉した。暫く踏み跡が続いたが小さな堰堤に到ると踏み跡が途切れ仕方なしに藪漕ぎと渡渉で遡った。
前方に道が横断しているようなので這い上がると県道9号線で地形図に従って少し西側から林道跡に入って行った。入口は藪だったが比較的原形を留めているようだ。比較的開けた所からは鬼ノ洞の稜線や三国山南のP954が望めた。林道を進むと堰堤が現れ林道は谷から離れて行くので堰堤の左側から上内田川を遡った。人の入った形跡はなく、茨も混じる難路だ。沢の中を歩くと茨から解放されるが倒木が多くすぐに迂回を強いられた。標高720m位で林道跡が現れ谷の向こうに続いていた。
此処からは赤テープが巻かれ人の痕跡が先に続いている。微かな踏み跡が続き辿って行くとまた林道が現れた。林道を進むと西の方へ巻いてしまい上には行けそうにないので元に戻って殆ど水流の無くなった上内田川を登り続けた。枝谷が多く本流が見極め辛くGPSで方向を確認して進んだ。またどこからともなく赤テープの踏み跡が現れ稜線に達することができた。キャンプ場から2時間17分を要した。
稜線は明瞭な登山道の通る山口越で峠の北側山口集落からの明瞭な道が達しており、「←三国山、国見山→」の表示があった。三国山に向かうと左側が切り立った稜線となり、雲の中に入ったようで霧雨状態となってきた。10分余りで三国山(994m)山頂に達すると3等三角点「宿ノ峰」が置かれ北の方に展望が開けているようだがガスで何も見えないのが残念だった。宿峰尾方面に下ると男性が一人登ってきた。30分程歩くと宿峰尾不動明王に到った。林道の終点に車が1台止まっており行き合った男性のものだろう。お寺のようだが鳥居があり神仏混淆の名残を示しているようだった。
所々崩れたコンクリート階段の参道を下り県道9号線に達した。熊本・大分県境の宿ヶ峰尾峠(798m’)で此の先9�厖召蠅亮崙司發�で矢谷キャンプ場に戻れる。地形図には西に下る谷に登山道が描かれている。短絡したいので登山道を探したが道形は全く見いだせなかった。もう藪漕ぎはいらない。諦めて大きく迂回する県道を歩いて戻ることにした。車道歩きは疲れるが展望の良い箇所もあり国見山(1,018m)や蟹足岳(819m)などを見乍ら下ることができた。沿線は林業が盛んで伐採された直後のようで裸の山が広がっていた。往路の上内田川遡行で一旦乗り上がった箇所を興味深く通過した。標高488mまで下るとしっかりした林道が北に分岐した。下調べしていなかったがこの地点から国見山へ登ることができるようだ。県道を歩き続けて1時間半の歩行で矢谷キャンプ場駐車場に戻ってきた。
今日の立ち寄り湯は、七城町の七条温泉ドーム、入浴料は僅か360円、銭湯料金なので入口の自動券売機で石鹸・シャンプー買って入ったら、しっかり備え付けられていた。カラオケの好きな地域性なのかこのご時世でも宴会場からは、カラオケの歌声が聞こえていた。
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