谷川岳（2回目）
群馬県
新潟県
1986marilyn
- GPS
- 07:20
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 896m
- 下り
- 880m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 2:18
- 合計
- 7:20
| 天候 | 快晴。弱い風が場所によって時々あり。谷川岳ベースプラザの1F駐車場でマイナス3℃。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
この日のロープウエイの運行開始時間が7:00からだったが、8割〜9割は埋まっていた。 駐車料金は1,000円。車に戻るとフロントガラスに請求書？が挟んであって、駐車場から出るときに支払った。 ■ロープウエイは往復で2,100円。モンベルのカードを提示すれば割引が受けれるようだが（HPには記載が見当たらなかった？）、私は当日カードを忘れたので割引を受けられなかった。 この日はスノボの大会が開催される関係なのか、運行開始は7:00で、切符の販売6:50から始まった。1F駐車場から6F切符売場へ上がるエレベーターは6:00頃？に動き出していた。 ※谷川岳ロープウェイ http://www.tanigawadake-rw.com/index.php |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■稜線のトラバース部分は踏まれてしっかりしていたが、雪の状態次第か。谷側を崩して滑り落ちないように注意が必要と思われる。 ■下りでは雪が腐っていて、体幹が弱い私は滑り落ちないよう注意しながらゆっくり下った。体幹がしっかりいている人はスイスイと下っていった。 |
写真
6時頃にエレベーターが動きだしたので、1F駐車場から6F切符売場に上がったが、人はまだちらほらといるだけだった。この日は6:50からチケット販売開始となった。
1
ロープウエイは22人乗りだが、コロナ対策で10人の乗車。3分間隔の運行で所要時間は15分。6:50にチケットを買ったが、トイレに寄ったので7Fの乗り場には7時過ぎに上がった。数分待って7:15には乗車できた。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒（保温性）
レジャーシート
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
|---|
感想
2021年03月07日(日)【谷川岳】＜天神尾根往復＞
2週間前に諸般の事情により断念した雪の谷川岳。3月7日(日)はスノーボードの大会が開催されるためか、ロープウエイが何時もより早い7時から動くという。足が早くない私にとってはゆっくり楽しめる千載一遇のチャンス。天気予報も雪から快晴に変わり、これはもう行くしかありませんでした。
しかし、同行予定の友人は残念ながら体調不良で行けなくなり、ひとりで出掛けてきました。
駐車場の混みぐあいが予想できないので、早目の朝5時頃に谷川岳ベースプラザに着きました。気温はマイナス3℃。6F駐車場入口は閉まっていたので、1F駐車場入口に回りましたが、1Fはすでに8割〜9割ほど埋まっていました。チケット売場のある6Fに上がるエレベーターはまだ動いていませんでした。
6時過ぎにエレベーターホールに行ってみると、動き出していたので急いでザックを担いで6Fに上がりました。十数人の登山者やボーダーの姿がちらほらあるだけで、チケット売場にはまだ列は出来ていませんでした。
結局、チケットは6:50から販売を開始、私は3番目だったので、直ぐに買えましたが、トイレに寄ったので、7階のロープウエイ乗り場に上がると少し列が出来ていました。しかし、数分待つだけで7:15にはロープウエイに乗ることが出来ました。
天気は快晴。風もあまりないようです。ロープウエイからも白髪門〜笠ヶ岳や谷川岳が見えてテンションははやMAXでした。
ロープウエイを降りたところが天神平。アイゼンを付け、皆さんに続いて、いきなりリフト上部の稜線に向けて急坂を登ります。
私は足が早くないので、後ろから登ってくる人に常に道を譲ります。
しかし、雪道は細いので、譲りにくく、後ろから登ってくる人の速さと位置と譲る場所を気にしがら登らないといけないので苦労しました。
稜線に上がると一気に360度の大展望が広がっていました。特に目の前に大きく聳える谷川岳の白くて雄大な山容は気高さすら感じられました。山頂に続く登山道には既に登山者のみなさんの行列が出来ていました。
私も稜線をいったん下ってから、行列の後で人が途切れたところにポジションをとって、気持ちの良い雪の天神尾根を進みます。左側(西側)には大きな谷を隔てて、俎グラ山頂と幕岩の岸壁とオジカ沢の頭の真っ白な山容が常に見ることができて目を楽しませてくれました。
細い雪稜の急坂から広大な雪の斜面に急坂に変わる頃には、周りの登山者のみなさんもペースが落ちてきたようで、道を譲ることも少なくなりました。というか雪の斜面はどこでも登れるのでその必要もなかったのですが。
最後の急坂を登り切ったところが肩の広場で、山小屋が同じ高さにあり、山頂(トマノ耳)までは緩やかに登るだけでした。山頂からは360度のさらなる大展望が広がっていました。特に西に連なる谷川連峰の山並みはその北側の谷を埋め尽くす雲海も加わり、とても素晴らしい景観となっていました。
狭いトマノ耳は登山者でいっぱいだったので、直ぐに北にあるもう一つの山頂であるオキノ耳に移りました。オキノ耳からは北に連なる谷川連峰の山並みの眺めが素晴らしく、稜線を歩く山スキーヤーの姿がぽつぽつと見えました。
オキノ耳近くの雪道の脇に腰を降ろしてお昼休憩にしました。真っ白な谷川連峰を正面に眺めながらのカップ麺は最高に美味しかったです。
お昼を済ませてから富士浅間神社奥の院の鳥居まで行って見ました。一ノ倉岳と茂倉岳がさらに大きく見えました。鳥居の脇に谷川連峰を背景に人物を撮れる絶好の場所があり、若いグループが写真を撮りあっていて、ついでに私も撮ってもらいました。
トマノ耳まで戻ると、すっかり登山者の姿は少なくなっていました。360度の大展望を目に焼き付けてから、私も下山を始めました。
午後の陽光で腐った雪が急坂ではとても滑りやすくて、体幹の弱い私は、スイスイと下っていく皆さんを尻目にゆっくりと下るしかありませんでした。
振り返ると山頂へ続く真っ白な雪の大斜面が、真っ青な空を背景に午後の陽光に優しく輝いていました。
右手(西側)には俎グラ山稜と幕岩の岸壁とオジカ沢の頭の真っ白な山容の眺めが素晴らしくて、私の足どりはさらにゆっくりにならざる負えませんでした。
急坂の下りが終わって、気持ちの好い雪の天神尾根を進んで行くと、朝歩いたコースと違ってスキー場の上部には登り返さず、トラバースしていきました。おかげでスキー場に出るところがほんの僅かですが、急な雪壁の下りになっていて、みなさんもちょっと苦労していました。
私もピッケルを使って、後ろ向きに雪壁を下りました。天神平のロープウエイ乗り場まで戻ってくると、スノボの大会の表彰式が楽しそうに行われていました。
私はその横でアイゼンを外し、今日一日雪山の魅力を存分に楽しませてくれた谷川岳をもう一度愛おしく眺めてから、ロープウエイに乗り込みました。
おしまい。
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