甲武信ヶ岳 毛木平から周回 〜奥秩父遠征その1〜


- GPS
- 09:25
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,527m
- 下り
- 1,527m
コースタイム
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 9:24
天候 | 晴れのち曇り、風弱め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・川上村のナナーズで食料等調達、毛木平Pにて車泊 ・毛木平Pにはトイレと四阿あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登りでは、大山の登りから凍結箇所が所々に出てきます。場所によっては軽アイゼン(私たちは6本爪)が必要ですが、その後に通常の夏道がしばらく続くなど、2〜3回はアイゼンを着けたり外したりといった具合でした。下山路は凍結ではなく積雪状態。時間によっては凍結している? ・登りに使ったコースは幾つかのピークを越えるので適度なアップダウン。下山路はなだらかに進む渓流沿いの道でした。 ・私たちは下山時に登り返しが出てくるとちょっとテンションが下がってしまうので(軟弱なので・・・)、時計回りに周回しました。 ・下山後は八峰の湯へ。入館料500円。入場規制があったほどの込み具合でした。 |
写真
感想
ゴールデンウィーク後半、かねてより東北の雪山泊を考えていましたが、ちょっと天候が良くない模様。
と言う事で、昨年に引き続き、今年も夏山初めとして半ば勢いで奥秩父遠征に。
今回は出発前夜に奥秩父行きを決定したので、あまり検討時間はありませんでしたが、日帰りで2箇所、甲武信ヶ岳と両神山へ行く事にしました。
最初のお山、甲武信ヶ岳の登山口には前日入り。
仙台から長野への道は特に渋滞もなく、浅間山や荒船山、妙義山などなど、東北在住の身としてはなかなかお目にかかれない山々を眺めながらの道中は、それはそれで楽しいドライブといった感じで、思ったよりも近いな〜といった印象でした。
初日の甲武信ヶ岳、登りは毛木平から武信白岩山、三宝山を越えて山頂へと辿り、ちょっと甲武信小屋に立寄ったあとは千曲川源流沿いの道を下る周回コースとしました。
毛木平を出発すると最初はちょっとした林道歩きですが、すぐに落葉松などの樹林帯の道に。
歩きはじめの朝の空気感は、いつも何とも言えないものがあるのですが、いつもと違う苔生す道と針葉樹林は新鮮であると同時に深林を感じさせるところもあり、森好きとしてはしばし感動。これまでは東北のブナの森が一番と思っていましたが、こちらの針葉樹林もまた違った趣と美しさがあり、印象深いものがありました。
十文字峠を過ぎると、アップダウンを繰り返しながら大山・武信白岩山・三宝山といったピークを越えていきますが、道中、凍結箇所と夏道が交互に現れ、最後の三宝山付近でようやく雪道のみを進むといった具合。アイゼンを着けるべきが外すべきか結構悩ましい感じ。我々は2〜3回ほど着脱しました。
途中、三宝石に立ちより展望なども楽しみつつ、最後にちょっと急登で山頂へ。
この日は山頂でも快晴・弱風の絶好のコンディション。
富士山だけは山頂部分に雲がかかっていましたが、国師や金峰はもちろん、八ヶ岳や南・中央アルプスなどなど、東北ではお目にかかれない山々に満足、といった眺望。
思ったほど込み合っていない山頂でゆっくり昼食も楽しむ事が出来ました。
また、昼食を食べた後はちょっと甲武信小屋へも立ち寄り。
趣のあるこうした小屋を訪ねるのも遠征の楽しみの一つです。
下りは千曲川源流沿いの道。
小屋に寄ったので山頂への登り返しがありますが、あとは登りの道とはうって変わってなだらかに続く道。適度に締まった雪道も歩きやすく、渓流にも癒されながらの下山です。
途中、徐々に曇ってきましたが、それもまた落ち着いた雰囲気。奥秩父の森には曇りも似合うな〜なんて思いつつ、最後には鹿さんにも遭遇といった演出(?)もあり、毛木平へ到着。
奥秩父遠征一日目の甲武信ヶ岳。
遠征ということもあり、当初はイベント的な感もありましたが、「山容その物にあるのでなくて、深林と渓谷の美にあるのである」と評された奥秩父の魅力の一端をちょっと感じつつ、土の上をゆっくり長く歩くことが出来たかな〜ということで、じっくり楽しんだ満足の山歩きでした。
次は新緑の両神山へ。
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