雪の花折峠-ナッチョ縦走



- GPS
- 05:50
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 598m
- 下り
- 741m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
カメラにSDカードが入ってなくて写真が撮れていないというとんでもないチョンボだ。でもSDが無ければ、その旨表示されて写真がとれないはずだが?何故だ?
昨夜からの降雪で比良山は真っ白だ。花折峠も雪で一杯だ。しかも、倒木で本来のコースが歩けないので少し右側から捲いて何とか稜線に出た。空は青と白い雲であるが、風花(かざはな=雪が飛んでくること)が降っているのは北の皆子山方向から飛んでくるのだろう。
木々に付着した雪が風の仕業で頭の上に落ちてくる。木々の間から大原方面の景色が垣間見られるが、雪の塊のお陰で見えにくいのが残念だ。昔5月連休頃にこの尾根を歩いた時には新緑が周囲の景色を閉ざしてしまっていたので、このコースはもう来ないだろうと思っていたが、ひょんなことから来てしまった。何れにしても、周りの景色が見えないのには変わりがなかった。
景色の見えないことは同じであるが、今日は雪のコースであるので新鮮だ。コースのほとんどは尾根なので比較的簡単であるが、それでも時には迷いながら右往左往もあった。812mP途中峰とか西下立山、西折立山などと呼ばれるピークは北西に降りる尾根に進まねばならないが、木々が多く何処からそちらに進むべきか?悩しい所だ。府県境尾根側に降りかけていた我々には、幸いにも右の尾根が見えたので斜面のトラバースで無事下降路の尾根に乗ることが出来た。するとそこは杣道状の掘割の道が続いていた。GPSの確認でも以前歩いたコース上をなぞっているので安心してかなりの高度差を下降した。もう一つの小さなピークを越したらミタニ峠であった。丁度12時少し前なので、ここミタニ峠で風下に下がって昼食とした。丁度そこからは琵琶湖も見えて周りの雪と共に雰囲気はとてもよかった。
北には皆子山が見えるはずなれど、厚い黒っぽい雲に覆われていて残念ながら見えないが、今年春に登った南尾根は800mほどまでは良く見えた。ミタニ峠からナッチョは稜線を小1時間標高を150mほど上げなければならないものの、緩やかな尾根なのが快適な尾根歩きだ。右側に獣除け柵を見ながら小さいものの上り下りを繰り返して進むのは足の下が雪ということもあって、一寸大変だ。
丁度1時間でナッチョ(天ガ森)に到着である。ナッチョから琵琶湖が良く見えることに皆で驚きながら、集合写真に納まった。下りは何と言うことはないと思っていたが、枯葉+雪で滑ることが半端ではなく、誰かれもが尻もちをつく始末であった。最後の急斜面の岩場と壊れかけの丸太橋に恐る恐る渡るのが最後の試練であった。
今日の予想外の雪道歩きに、喜んだ山道歩きだったようだ。
『カバー写真は花折峠での集合写真』
"LCメンバー" M
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