雪の賤ケ岳



- GPS
- 03:44
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 376m
- 下り
- 357m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
雪の賤ケ岳に行った。日本海側の雪では道路で立ち往生が続いていたが解決したものの、大雪の被害は凄いようだ。滋賀県でも豪雪地域の木之本では最近そのニュースは少ない。しかし、今回はどうだろうか?と心配しながら北陸道を走っていると畑に雪は見えないではないか?どうしたのかと、予想から大きく違えることに不思議に思って木之本インタ-を出たら、道路も畑も雪だらけであった。
余呉湖ほとりの観光館駐車場に着くと凍った雪でガタガタと走りにくいほどだ。周辺の駐車場には沢山の車が駐車されているが、どうも魚釣り人と写真撮影家のものらしい。桟橋には所狭しと魚の数より多いのでは?と思える人だかりである。少し離れた雑木林の雪原には大きな望遠レンズを着けたカメラを提げた人がこれまたいっぱいである。魚をめがける大きな鳥が狙いなのかもしれない。
国民宿舎跡から飯浦越えまでの雪のついた道を辿り始める。今日が初めてのスノーシューデビューのメンバーは雪のない道も楽しんでシュー歩きである。さすがに乗越付近は多量の雪で傾斜の強い斜面も何のその、シューを楽しんで登ると賤ケ岳山頂に到着した。
琵琶湖も余呉湖も竹生島も綺麗に見える。しかし、少し遠景の横山岳は霞か雲に覆われていて明確には見えない。北の行市山、文室山、大黒山までは見える。南の山本山までの稜線は雪が着いていて今後縦走する計画もあるようだ。スノーシューだけでなく、ワカンデビューのメンバーもいるので、必要ではないが履き慣れもこれまたいいことなので、靴との装着訓練もかねて履いている。そして新雪の原を歩いてはしゃいでいる。
広い賤ケ岳の山頂は我々メンバーの一人占めだが、北の稜線に向けて歩き始めようとすると単独の登山者が2名登ってきた。我々と入れ替わるように。
シューやワカン組は単独行者の踏み跡からわざわざ離れて、無垢の雪斜面を歩いて足下道具の感触を楽しんでいる。日差しが杉林の中に差し込める場所で早い昼食とした。杉の木立は時々ドサッと雪が落ちてきて、食事の会話を遮る始末である。しかしながら、この周辺の雪は3,4日以上前の降雪のようで、足元の雪も堅い上に落下する雪も氷に近いものであるので、当たると痛いのだ。豪雪の地域であったのは昔のことで、今や時々多くの雪が降る地域に代わってしまったらしい。稜線の雪は続いているので、シュー、ワカン組は最後まで履いて歩くことが出来、江土集落の舗装道路に出るまで足裏道具と戯れることが出来たようだ。
”LCC8名” M
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