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記録ID: 2926116
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ハイキング
近畿

国境-岩籠山縦走

2020年05月20日(水) [日帰り]
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エスエス その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:20
距離
13.9km
登り
938m
下り
1,153m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:07
休憩
0:10
合計
8:17
距離 13.9km 登り 938m 下り 1,164m
8:53
388
15:21
15:28
8
15:36
15:39
91
17:10
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
2020年05月20日 15:08撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
5/20 15:08

感想

国境スキー場から岩籠山までの山毛欅林稜線を縦走してきた。
登山口は愛発越え(国境スキー場)で、下山口は駄口のドライブインなので、2台の車として駄口に置き車をしてから国境スキー場入り口ゲート内に駐車した。スキー場を西に向けて歩いていくとやや南に工事用事務所らしきプレハブの建屋があり、車が2,3台置いてある。入り口ゲートはあの車達だけのもののようにも思えたが、マーいいやとそのままスキー場を登りだしたものの、意外と傾斜はあって息が切れる始末である。スキー場のリフト脇を登って、傾斜が緩くなったと思ったら標識があって、高島トレイルとあった。北側から林道状の広い幅の道があったが、これはスキーコースなのであろう。
ここからが登山道で急に山道らしく細い急な道をクネクネと登ると鉄塔があった。下から見えていた鉄塔だろう。さらに尾根状のコースをジグザグと登っていると上が明るくなって稜線に出た。此処が国境稜線の高島トレイルの北の端なのだ。高島トレイルは南へ向かうが、我々はここから北へ向かうのだ。北へは踏み跡がついていて初めから藪漕ぎはなさそうなので安心しながら、岩籠への山毛欅林稜線へ足を踏み入れた。
歩き始めてすぐに鉄塔があって周囲は綺麗に切り払われ、これから進む尾根もよく見えるが、木々に覆われていて山並みの木々の葉のうねりしか見えない。比較的歩き易いものの木々が多いが、テープの道しるべと鹿の踏み跡らしき切り開きで難なく786.6mピークに達した。思いのほか簡単に786.6mピークまでは来られた。
今回このコースを歩いてみようと思ったきっかけは、このピーク周辺の藪漕ぎと山毛欅林であった。ピークまでの藪についても種々書かれていたが、こんな簡単なのか?と疑問に感じたのであるが、それは間違いで、これからがその藪なのだ。そして案の定、このピークから藪漕ぎで方向を間違ってしまい難儀した。記録とGPSからは西側は尾根が派生していて、それを越えるかピークに上がるかの判断があったようなので、少しばかり東側をと思ったのが間違いだったようだ。藪に圧倒されて東に東に追いやられ、国境の施設がすぐ前に見えて驚いた。これは方向間違いだと。北西方向へ木々の枝の上を跨いだり潜ったりで、かなりの時間を要して北方向に出た。それでもまだ、稜線に乗っていないので木々の下に小沢が見えたので、そこへ降りて小沢を登り、針葉樹の尾根に出てから更に少し上部に藪を漕ぐと山毛欅林があった。これで何とか藪を抜けられたとホッとした。ここから再び山毛欅林だけの稜線を堪能させてもらった。何故ここにこんなにも沢山の山毛欅が密生しているのかが疑問に感ずる。こんなに素晴らしい山毛欅の稜線があるとは話に聞いてはいたものの現物を見て驚きである。
稜線は僅かではあるが踏み跡があるが、とても乏しいので右往左往する所もあったが、645mの鞍部を越えて、739.8mピークの三角点も確認してこれで縦走も何とか乗り切れそうだと一安心した。
山毛欅の稜線が続いて、677mピーク辺りが駄口への分岐であるので、東に薄い踏み跡があるがこれは駄口方向ではないか?と考えてそれ以外の踏み跡を探してウロウロしたが、尾根の形状から駄口方向と思った方向が岩籠のはずと、踏み跡通リに進むと、駄口への分岐表示があるではないか!駄口分岐の位置を勘違いしたのであった。それというのもGPSの軌跡は岩籠山の市橋コースへのものであったから、その分岐は判らないのである。
駄口分岐からは崩壊地があって、そのコル迄急な下りがあり、さらにそれを登り返すので長い稜線を歩いた身にはつらいものがあった。山毛欅林の下草が笹原で実に綺麗に変わっていた。岩籠山への最後の登りは足が重くて大変であったが、それらの辛さを越える素晴らしい稜線であった。西方向には三国山から野坂岳への山毛欅稜線を垣間見ることができたので、そこも是非にと考えている。この周辺の稜線の素晴らしさは、春の芽吹き直後や黄葉の季節にも挑戦したい気持ちにさせてくれる稜線群である。
今回は786mピーク周辺ではルートファインデイングの練習をさせられたようだった。
"八","竹" L

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