土倉岳から御池岳へ【春めくテーブルランドを周遊】


- GPS
- 08:23
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 907m
- 下り
- 899m
コースタイム
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 2:21
- 合計
- 8:14
天候 | 雲一つない快晴 【気温】 駐車地:1℃ 土倉岳:6℃ 奥の平:6℃ 土倉岳:11℃ 駐車地:9℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
右折し県道34号→政所→「木地師街道」の案内板で右折し君ヶ畑→ 御池林道で君ヶ畑登山者駐車場へ。 御池林道は走行に支障ありませんが、長瀬橋を過ぎると路面は圧雪状態 になっていました。 |
写真
感想
晴天が約束された土曜日、雪も補給されたようなのでテーブルランドへ
出掛けよう。
君ヶ畑の集落から御池林道に入ると、心配していた路面には
小さな落石以外は特に支障は無く、順調に駐車場に到着すると
意外なほど積雪していた。この状態が続けば周遊コースは短縮かなと
考えながら小又谷林道に入るとそれは杞憂だった。
単独の先行者と思われるトレースを辿ってノタノ坂に出る頃には
汗ばむほどの陽気だ。体温調整の後L193鉄塔の建つ尾根に乗ると
雪が繋がりきらない春のような尾根だった。
P942の登りにかかる頃からやっと雪が繋がり積雪も徐々に増えてきた。
新しく設けられたレスキューポイント1を過ぎた辺りでピークの捲き道が
現れる頃だがやはりトレースは安全な尾根筋からP942を越えていた。
北上する尾根が北西に向きを変えるL197鉄塔分岐辺りから雪も
一気に増え、立派な雪庇も張り出している。
この辺りから眺める東端峰はまるで岩の要塞のようだ。
河倉峠に気づかないまま小さなアップダウンを二度ほど終え土倉岳に
到着するといつもは目線の高さにある山名板も胸の下辺りになっている。
積雪は50〜70cmほどありそうだ。
正面に聳える要塞のようなテーブルランドへの上陸に備え、
行動食を頬張り小休止とする。
灌木の途絶えた尾根からは東ボタンブチから東端峰に続く南面の
絶壁が迫ってくる。それは急登が待ち受ける事を意味するが、
僅かな時間だ。深雪を蹴り込むようにして登りきると雲一つない青空に
大雪原が広がるテーブルランドに上陸だ!
いつ来てもワクワクする瞬間だ、焦る気持ちを抑えてスノーシューを
履き終えたらテーブルランド周遊開始だ。
思い思いのトレースが交差する雪原から鈴鹿の主脈を眺め、
池に寄ったり尾根に上がったりと気の向くまま彷徨う。
今日はコンパスも地図も不要だ。どこをどう歩くかお気の召すままだ。
春のような陽気に早くも緩み始めた雪を踏んで御池岳頂上から奥の平へ
向かうと、霧氷の落ちた樹々やエビの尻尾が残った樹々はまるで雪の華を
咲かせているようだ。
真の谷へ流れる尾根の末端で食事を摂ったら、今度は東のラインに沿って
東端峰まで歩いてこよう。
【こんな陽気が続き、雪の補給が無ければ御池岳も春山に突入かなと
要らぬ心配をしてしまうほど春めいた一日だった。】
コメント
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テーブルランドは、まだまだ雪が
ふんわりとたっぷりですが、日差しに
柔らかさが感じられ
青と白しかなかった景色に、
木々の茶色が目立つような写真が多く
春の近づきを感じました。
komaki さん 今晩は。
冬と春を行ったり来たりの日が続いていますが、根雪が解ける前に
新雪が補給された日を狙ってテーブルランドを歩いてきました。
3月並みの高い気温で、緩んだ重い雪質でしたが、希望通りテーブルランドの
雪原をスノーシューで気ままに彷徨う事が出来ました。
先回の霧氷&雪庇の尾根歩き、今回の雪原歩きと御池岳の雪山シーズンは
体験できたので、ひとまず納得して次のシーズンに入れそうです。
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