御前山【奥多摩湖BS→御前山→鋸尾根→奥多摩駅】


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,353m
- 下り
- 1,555m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/lib/objects/hiking_okutama_130401.pdf |
写真
え、雪!?
数日前に降雪があったようで、日当たりの悪い斜面では残っていました。
そして日当たりの良い斜面では泥濘地獄が待っていようとは、このときは知るすべもありませんでした。
感想
始発電車で行って、サクっと登って檜原村まで下りる計画を立てたものの、前日の残業が祟って見事に朝寝坊・・・6時過ぎに起きてしまって自己嫌悪から立ち直れずに家を出ます。
■奥多摩湖BS→御前山
平日でも朝のバスはハイカー独占状態で座席が埋まるほどの混雑率で駅を発車しました。
取り付く場所が場所だけに、ベンチやトイレが完備されていて嬉しい限りです。
サス沢山経由での登りは指導標か少なく、取り付きが分かりにくいかも知れません。
展望塔がある堤体を渡って湖の対岸へと移動し、突き当たりを左です。
頂上広場への分岐から先は、なかなかの急登で手を焼きます。
何かを掴まなければ登れないほど酷くは無いですか、ペース配分を間違えると後々に響きます。
サス沢山の小さい山頂標は撤去されてしまったようです。
奥多摩湖を一望できる展望スポットは意外と稀なので、一度は見ておきたいほど。
岩稜を過ぎると、防火帯からまた急登エリアです。
急登というか崩落というか・・・何かどんどん酷くなっているような気がします。
僅かながらカタクリの自生を確認できますが、まばらで淋しい限りです。
カタクリ目当てに、この急登コースを登ってくるとガッカリするかも知れません。
植生保護を訴える看板とロープの向こう側には全く咲いていませんが、まだ花を咲かせる準備中なのかも知れないので暖かく見守りましょう。
御前山以西の群生ポイントは惣岳山の周辺になります。
特に、鞍部の体験の森への分岐までの間に、よく咲いていました。
植物園で咲き乱れる花は見応えがあって良いですが、過酷な環境で逞しく自生する花も、それはそれで見応えがあって足を運びたくなります。
惣岳山から御前山までの間は、団体が先行していたので30分近くも要してしまいました。
殿に張り付く自分の存在を目視していながら、全く道を譲る気が無いのが如何にも団体って感じです。
■御前山→大ダワ
平日でも超満員の山頂は素通りして、以東の群生ポイントを探しながら大ダワを目指します。
御前山から見て避難小屋への分岐から先の下り、鞘口山と大ダワの間、大ダワから鋸山に少し登った所で群生を確認できました。
植生保護ロープがなくても群生している姿を見ていると、あれは役目を果たしているのか疑問ですが、以西に登山者が偏っていそうなので必要なのでしょう。
大ダワには駐車スペースと公衆トイレがあります。
ここまで車で乗り付けてピストンする人も多そうです。
1/25,000地形図だと、まだ大ダワ避難小屋の記載がありますが、10年近く前に撤去されています。入れ替わりで公衆トイレが設置されました。
どんだけ更新されていないんだろう・・・。
■大ダワ→奥多摩駅
大岳山に行く予定でしたが、諸事情で出発が遅くなってしまったので鋸尾根を奥多摩駅へと下りていきます。
泥濘で汚れた靴も洗いたかったので、ちょうど良いです。
この鋸尾根は登りも下りもCT通りに歩くのは大変です。
というか、CTをオーバーしてしまいます。疲労の度合いにも依りますが、下りは駅まで2:00〜2:30ほど見ても良さそうです。
途中には鉄の梯子、鎖場(回避可能)、岩稜、急な階段などアトラクション要素に富んでいます。
安全に奥多摩駅までエスケープするなら、大ダワから舗装路の使用を選択肢に入れたいところ。
奥多摩駅のホームの駅のベンチで靴紐を緩めて、初めてインソールを入れ忘れていたことに気付く始末・・・ちょっとダメですね。
そのせいか膝や腰へのダメージが、いつになく酷かったような気がします。
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