谷川岳 雪訓4班

天候 | 晴れ時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
割引アリ(JAF・モンベル・東武カードで¥100割引)¥2,000- |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪38センチ所々土が見える |
その他周辺情報 | ご飯:育風堂 https://ikufuudo.com/ |
写真
感想
泊まりで行きたかったけど歩ききれそうに無いので泣く泣く泊まりの雪訓は諦め。
ガッカリしていたところに『日帰りで行く?』拾って頂く。
急な事でしたがメンバーに入れて頂きありがとうございました。
上越大好きだけど12月に来るの初めて。お天気安定しなさそうな印象。
実際、週の半ば頃天候微妙そうですねと言っていて、近くなったら当初よりはマシそう…となったけれど(と言って、現地で空模様を見ていると『見る間に…』の表現よろしく変わっていった)
当日は晴れ→雪→吹雪→晴れ
湿雪。置き去りのザックびしょ濡れ(自分も)。風も出てきた。
後半気温湿度共に下がった?積もるように。
雪山は…装備を濡らさない、凍らせないように意識を向けたい。。(濡れちゃうし凍っちゃいますけど。。苦笑)
雪訓
つぼあし登下降、トラバース登下降、(一通りの後、装備背負ってもう一巡)
ピッケルを使う、つき方、方向転換、
アイゼン装着して登下降、トラバース登下降、ダガーポジション、
耐風姿勢、初動停止、滑落停止
アバランチ装備、雪崩発生時の態勢・指揮、ビーコン捜索
一通りみっちり。
焦らず、安定した歩行を心掛ける。
滑落しない歩行が重要。
低山でも、高所でも、色々な地域のお山へ行って歩きたいところです。。
あっという間に時間が経っていて、下山時にはスッキリ谷川岳が見えた。
お疲れさまでした!
土曜日仕事でテン泊雪訓に参加できなかったため日帰りで参加しました。一日でしたが多くのことを学べた雪訓でした。道の駅で宿泊する際に車待ちしている間Sさんに雪山入門のおすすめの本を教えて頂きました。道具の説明や歩き方ルート設定方法ビバーク時どうするかなどたくさんのことが書かれていました。テントではKさんにレイヤリングを教わりました。薄い服を何枚も重ね着している印象を受けました。私は一枚一枚が厚着だったため今後装備をそろえる際の指針になりました。モンベル3番のシュラフで寝ましたが頭以外は特に寒くもなく快適に寝られました。肝心の雪訓では装備や道具の使い方歩き方など様々なことを学びました。ロープウェイ駅のトイレに行った際に、雪深い箇所と傾斜のきつい箇所を登りました。雪深いところは足が沈んで体力が削られました。傾斜のきつい箇所では途中で体力がなくなり、半分ぐらい滑り落ちました。初めて雪の中を歩きましたが夏山に比べて数倍歩くのが大変でした。今回の雪訓で雪山の体力の重要性を認識できました。安全に登るのもまた体力があってこそ実現できそうです。トイレに行ってる間長い間寒いところ先輩方を待たせてしまい大変申し訳ありませんでした。また、手袋を雪の上に放置する癖や、雪が降っている中服をリュックの上に置き濡らしてしまうのはやめたいと思います。今回は6人の講師の方にたくさん教えて頂きました。本当にありがとうございました。今後トレーニングして様々な冬山に行けるようになりたいです。
(以下自分用備忘録)
【アイゼンなし歩行】
・傾斜が緩いところでは靴裏全体を雪面に置いて歩行する。斜面に対して垂直に足を置くことを意識する。傾斜がきついところではキックステップで登る。膝から下を振り子のようにして足で蹴りこみながら一歩一歩確実に歩く。今回のように積雪があまりなく新雪の場合は足場が固まっていない状態で次の一歩を置くとあっという間に崩れ落ちてしまった。雪山の場合は自分が滑落するだけでなく、後ろを歩く人に雪崩を起こしてしまうので注意して歩きたいと思った。傾斜のとてもきついところで斜めに歩く際には山側の足の外側の部分に足を置いて登る。(トラバース)谷側の足は斜面の方に。集団で歩く際には前の人のトレースを歩くととても歩きやすい。ザックを背負った状態でよろけるとバランスを崩しやすいので注意する。
・下山時はかかとから垂直に足を下ろして降りる。その際に体の重心を真下にすることを意識する。私は斜面への恐れからか体重を後ろにかけてしまい転ぶことが多かった。また身体より前に足を出すとそのまま滑り落ちる原因となる。斜めに下りる際にも山側の足は外側に体重を乗せることを忘れない。
【アイゼンあり歩行】
・店員にワンタッチを勧められて即決したが講師6人が全員セミワンタッチで驚いてしまった。買い物をする際には事前に確認しようと思う。歩く際は12本爪を効かせることを意識する。アイゼンの爪が引っかかるので線路のレール上を歩くように足幅を広げて歩く。傾斜が急なところではキックステップで登る。今回雪がふかふかでアイゼン有り無しの違いがあまり実感できなかった。事前に着脱訓練をしたのでスムーズにつけられたが、ひもが長すぎたため末端処理に時間がかかった。長すぎる紐は切る。
【ピッケルの使い方】
・ピッグは常に山側に向けて使用する。斜めに歩く際は山側に持って登る。方向転換する場合はピッケルを両手に持ってから持ち替える。斜面が急で荷物を置けない場合はブレード部分で斜面を削り平行にして荷物を置く。(カッティング)休憩する場合は凍傷対策でリュックの上に座る。傾斜が急な場合はピッグと石突を雪面に刺して登る。通常歩行時ストックと同様にあくまでもバランス保持のために使用する。石突部分にもカバーをつける。
・滑落停止
滑り始めたときに停止することが大事。滑り続けるとなかなか止まれない。滑り始めたらすぐ雪面を向いてピッグを雪面にたて、シャフトを左で体に引き付ける。何度か行ったがなかなか停止できなかった。トイレからの帰り道急斜面を登って斜面の半分ぐらい滑ってしまった。ピッケルを手放してしまったので、以後そのようなことがないように注意する。
・耐風姿勢
富士山等風が強い場合は瞬時に耐風姿勢をとることが大事。両手でピッケルを刺し、正三角形になるよう体勢を組んで低姿勢を保つ。足を曲げないようにする。
【ビーコンの使い方】
・送信と受信ができる。基本的には送信モードに設定し、遭難者を捜索する際には受診モードに設定する。ちゃんと送信しているかどうか歩き始める前に1人1人確認する。ビーコンはアンダーシャツに取り付ける。
・雪崩捜索
雪崩が発生したことを周囲に知らせる→捜索する人以外に雪崩が起きないか監視する人を配置→人が消えた箇所から下を捜索→ビーコンに従って走って捜索(電波が途切れないよう向きをむやみに変えない)→距離が変わらない箇所を特定し周囲10センチ?の幅で雪面にビーコンを当てて確認→プローブで人がいるか確認→スコップで掘る
雪面を走るのが大変だった。プローブは先に組み立てる。
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