大出山 中山道和田宿を見下ろすのどやかな山


- GPS
- 04:05
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 738m
- 下り
- 738m
コースタイム
12:25大出山山頂12:50
14:10赤倉の森キャンプ場
歩行時間3時間40分
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
長和町を目指します 「赤倉の森オートキャンプ場」の看板を見て左折し 狭い集落の道を矢印に従って行くと突き当たりがキャンプ場です 更に奥に進むと林道入口で、道脇の余地に駐車しました 「大出山」に関する標識等は一切ありません |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道に雪はありませんが、日陰ですので僅かに凍結、 アイゼンの必要はありません 林道の分岐には何の標識もなく 強いて言えば、右側にピンクのテープが着けられていますが 登山者用のものかどうか疑わしく、最初は信用しませんでした 尾根に出ると、徐々に雪が現れます 階段状に雪の積もった急坂で二回アイゼン着用しましたが 下山時には雪が緩み、アイゼンなしで大丈夫でした ピンクの比較的新しそうなテープが終始道案内してくれ 迷う心配なく歩けました 帰路は西尾根に迷い込みやすいので 尾根の右寄りのテープを見落とさぬように注意しました 危険箇所は特にありません |
写真
感想
仕事の疲れが鬱積、土曜日は家でゆっくりしたかったのですが、
意外な程晴れた朝を迎えて、やはり落ち着いて家に居られるはずもなく
(性格もあるのでしょうか?)出かける事にしました。
行く先はかねてから訪ねてみたいと思っていた
和田宿の裏山とも言える「大出山」で、国道142号線から見て惹かれていた山です。
けれども、名前を知ったのはつい最近のことです。
出がけに溜った用を足していると、当然出発時刻が遅れてしまいます。
今日も例に漏れず、大幅に遅刻というか、もう山頂に着いていたい時刻に
登山口に着くという不届き千番な山行になってしまいました。
相方は実にのんびりとしたもので、後からゆっくり行きたいと言うので
まずいとわかっていながら、そのまま置き去りにして出発。
平坦な林道のY字型分岐に着いた時、
相方がここで間違えるのではないかという悪い予感がしました。
後で聞くとその通りで、見事に登山口から逆方向に向かってしまい
登山道どころか舗装道に出てしまって、
出会った軽トラの方にキャンプ場まで送ってもらったそうです。
大変、ご迷惑やらお手数おかけしました。有難うございました。
林道分岐を右に進むと徐々に急登になります。
材木を切り出した跡のようで、道幅はありますが半ば藪になりかけています。
林道が目指す方向と反対に向かったので、遠回りになると思い
山腹を適当に登って尾根に近道しようとしたのですが
結構な急斜面だったので、林道を行っても変わりなかったかも…
尾根に出ると快適な散歩道がようこそと待っていてくれましたから
しばらくは幸福感に浸りながら歩きました。
でも、そんなに甘い道中ばかりが許されるはずもなく、
徐々に積雪が現れ、遂に階段状に積もった雪の急坂が現れました。
潔くアイゼンを着けた方が短時間で登れそうなので
二回着脱を繰り返して、遂に平坦な尾根に出ると
そこは、春の陽ざしをいっぱいに浴びて輝く小灌木の生える笹原でした。
林の中に真新しい東屋が見え、すぐ先に三等三角点を見つけました。
梢越しに和田宿が見下ろせ、全く人の気配のない山頂は
木々の枝を揺さぶって過ぎる風の音のみ。
日常の世界を見下ろしながら、日常と遮断されている束の間の幸せを感じます。
陽だまりで、のんびり日向ぼっこを楽しみながら昼食♪
正に至福の時を過ごしました。
強い日差しが、大分雪を緩ませたのでしょうか?
帰路はザクザク雪を踏みしめてアイゼンなしで快調に下山。
麓にはもう雪はどこにも見当たらず、春の気配ですが、
稜線上には三月でもまだ雪が残り、予想外の里山でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する