風不死岳−樽前山


- GPS
- 04:54
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 1,384m
- 下り
- 1,383m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
持参したチェーンスパイクは使用せず。しかしいずれの下りも滑るのでアイゼン等の爪を履いた方が安心です。(特に風不死岳から樽前側への下り) |
写真
感想
先週、樽前に登ったが全く白くなっていなかったのでリベンジで向かった。午前中はこの山域が晴れるはずだし、この時期にしては風が弱いので今年最後のフッタルだぜ!
この時期はその日ごとに状況が変わるので装備の選択に頭を悩ませるが、まだカチカチに凍結はしていないだろうし、吹き曝しの樽前で−10℃、10m/s予報なので熟考した結果ウェア重視でEP系は持参せず、爪はチェーンスパイクに絞っていつものLFTスタイルに収まった。
夏と違い荷物が重たくて車道ランは快適ではなかったが、北尾根に着くとpojitiveさんの車があった。1〜3合目は雪が付いて凍った笹が登山道に覆い被さりウザいがpojitiveさんが雪払いしてくれたお陰でウェアを濡らさずに済んだ。ありがとうございました。再会を楽しみに登っていくと9合目でpositiveさんが降りて来た。久しぶりに少し談笑し上の状況を教えて頂いた。
風不死岳に着くとガスっていたが、程なくして一気にガスが無くなり青空が広がって、支笏湖と恵庭岳がお出迎え。樽前も序々にガスが取れて神々しく登場してくれた。あまりの劇的な展開に思わず声が出てしまった。青空に映える白い樹林帯がとても美しく、久々に見た雪山の景色はやはり格別だ。
モチベは最高潮になって樽前へ向かう。しかし完全に雪が積もっているわけではなく踏み込むと時折岩が露出し滑る箇所もあるのでコルまでは慎重に下降した。
コルまで下ればあとはウキウキハイク。932からパラっと雪の付いた樽前が美しすぎて感無量、これだよこれ。
外輪に出ると風が強くなったので装備を固めるが、この時期にこの山域にしたら可愛いもんだ。西山からの見る姿は丁度良い角度で太陽が当たり外輪とのコントラストが映える。東山で記念撮影したらもう満足、あとは重力に任せて落ちていくだけ。脚に優しい雪道ランでゲートまで戻ってきた。車にmorethanさんからのサプライズコーラが置いてあった。下山後の飲み物を買い忘れていたのでとても助かりました、ありがとうございました!!
今年は白タルを拝むことはできないかと思っていたが、最後の最後にきっと1年で1番煌めいた瞬間の樽前を見ることができて大満足。会心の山行で完璧な1日だった。これで心置きなくハイクシーズンを終えて、雪山シーズンを迎える事ができます。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人