雄阿寒岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 896m
- 下り
- 894m
コースタイム
天候 | 雪のちハレ 朝−10℃ 頂上−15℃ やや風強し 下山−8℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
この週末、またしても低気圧の直撃をうけてしまった。しかもワンツーパンチ。
2日かけて道東マイナー山域のスキー縦走を予定していたが、低気圧の合間の雄阿寒岳アタックに変更。
やんけは札幌から前夜入りしていた。当日出発では最初の低気圧の影響でたどり着けなかったかもしれない。僕は北見から現地入り。
阿寒湖畔で朝は吹雪いていたが、10時頃になると次第に日も差してきていったん回復のきざし。
国道脇に車を止め、以前から狙っていた南の沢型を詰めていく。
沢沿いはカンバと針葉樹の疎林がつづく。
昨晩からの雪がすべてを薄皮のように覆い、下りの快調さを思うとニンマリしてくる。
標高900m付近でいったん尾根へ出ると、斜面をトラバースするようにして1本隣の沢型へ移る。
さらにその沢型を詰めて古い火口丘とのコルへ至る。
コルの直下くらいが森林限界で、上は一気に白くなる。
さすがに独立峰だけあってカゼが強い。−15℃。
黄砂もpm2.5もないシベリヤからの冷風が心地よい。
真っ白な阿寒湖をバックにカリカリの斜面をシーアイゼンで登ると頂上台地。極太スキーのやんけはアイゼンシートラ。
頂上台地には4つの火口丘が乱立し、噴火口と思われる凹地があった。
いずれもシュカブラで覆われていて真っ白。
もっとも奥の高まりが最高点となっている。その直下でアイゼンにはき換え往復。
頂上からパンケトー、ペンケトー、濃い原生林地帯を見下ろす。弟子屈の町まで見えた。
三角点近くには風穴があり、そこだけ空洞が広がっていて面白い。
久しぶりに目出帽を下ろした。風に踊らされながら夏道7合目まで戻り、スキーのシールを外す。
上部カリカリの斜面だったが、樹林帯に入るとパウダー斜面となって快調。
木立を縫うように滑り降りる。中間の沢型は所々ハーフパイプのようでキャーキャー楽しんだ。
スキーでは夏道の尾根よりこのルートの方が面白いと思う。
コメント
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悪天の隙を衝いての大物食い。
素敵です。
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