圧巻の雲竜渓谷 頼もしい山ガールも…♪


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 560m
- 下り
- 545m
コースタイム
天候 | 微風快晴(渓谷の気温ー5度) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
タクシー利用の方は片道2000円前後。 この日タクシーはゲート入口まで入っていました。(凍結、Uターンの可否によりもう少し下で乗降する場合があります) タクシーの方は帰路、ゲートに戻る途中に携帯通話可能の看板があるので そこから頼むとちょうど良い時間に迎えに来ると思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
洞門岩までは圧雪された林道歩き。ゲート手前から凍結しているが、アイゼンは着けなくても大丈夫でした。(と言っても所々凍っています) 洞門岩からは林道と沢コースに分かれます。往復違った道を通るのも良いでしょう。 沢コースは渡歩する箇所もありますが危険箇所はありません。但しアイゼンは着けたほうが安全安心です。 雲竜渓谷入口からの沢への下りは急なので、手摺につかまりながら慎重に下りましょう。 友知らずの先の氷柱群は裏側を通行できますが、大きな氷柱の落氷の危険もあるので頭上、足元を確認しながら行きましょう。 雲竜瀑の滝壺へは下部から右の斜面を登ってから左へトラバースして行けますが、この時期雪の状態によっては滑落に注意。 雲竜渓谷全体、小さな落氷が頻繁に起きていました。 ここへ来る間も落石があったり落氷もあったので、滝壺や氷柱付近で休憩などする時は要注意してください。 なお17日の装備は12本爪アイゼンとストック。ピッケルは不要。 ヘルメットは使用しませんでしたが安全を考えると着用しても良いかと思います。 (大きな落氷ではヘルメット程度で対処できないと思いますが) 他の方の装備を見てもそれぞれでした。軽アイゼンの方もいました(この日は丈夫でした)。 ピッケル、ヘルメットは持っている人もいましたが軽装の方もいました。 トイレ、水場は行程中ありません。 |
写真
感想
毎週のようにアップされる雲竜渓谷のレコを拝見すると、
2月初旬の暖かさと今年は水量が少なくかなり規模も小さくなっているということでしたが、
一応県内に住んでいて日光市内からも近く、某雑誌に掲載されてからどんなもの一度は見てみたかった。
そんな中登山仲間から雲竜渓谷行きの話が出たので一緒にお願いすることにしました。
幸いこの週末に向け降雪と気温低下となりそうで少し期待できると思っていたが
1月下旬にぎっくり腰。おまけに膝も怖かったんですが、登山というよりかは林道歩きかな、と思い行ってみることにしました。
最寄り駅から東武日光駅まで交通機関を利用し駅前に降り立つと、天気はいいんですが「寒〜い、!」。
駅で登山仲間と合流し車に乗せてもらってのラクチン移動で始まりました。
東武日光駅から神橋交差点を右折し進みますが、いきなり境内に入り道を聞くも観光バスで道がわからず何度か聞いて林道に入ります。
最終ゲート前の駐車スペースは満杯だったが、そのから数十メートルの路肩に止めることができてラッキーでした。
ここからはアイゼンは着けずに出発しますが林道ゲートで直進する方向にも多数の踏み跡があり、
てっきりそちらと思い進んでしまって途中でUターン。
というもの林道ゲートから左方向(林道)に行くと、少しずつですが高度は上がるので、砂防ダムからが遠のくばかり。
稲荷川展望台で一旦休憩し見事な山容の赤薙山や女峰山など写真に撮ります。
時間帯も遅かったので先に休憩していた方は1名。既に戻ってくる方もチラホラ。
最初歩き出しは寒かったんですが歩いていると暑くてフリースを脱ぎます。
それにしても真っ青な空と大展望でとっても気持ちよい雪道ハイキング。
ここから洞門岩までまだまだ林道歩きが続きます。ホントに林道歩きが長く全行程のほとんどが林道歩きと言ってもいいくらいです。
それでも圧雪された上ですから腰や膝には楽なんですが…
洞門岩でようやく林道歩きも終わりです。ここから河原に下りて、やっと登山という感じになってきました。
渡渉してから斜面を上がって再び河原へ。何度か繰り返し急斜面の下でアイゼンを装着。
仲間はヘルメットも装着しましたがとりあえず私はそのまま登ります。
ヘルメットと言っても登山用なんか持ってないので皆さん工事用や業務用ですが(笑)
一旦登って少し歩くと目の前に渓谷が見えてきます。
と…その前に急斜面の階段を降ります。階段と言っても雪でほとんど埋もれてます。
手摺につかまりながら慎重に下ります。
後ろから来た山ガールは、見事に尻セードしていました。(ナイスセード)
その先も何度か渡渉を繰り返して行くと、やがて右側にカーテン状の長い氷柱が見えてきます。これが友知らずです。
夏の水量ってどのくらいあるんだろうと思いながら、自然が作った芸術品のようで、これだけでも圧倒されます。
その先には幾つものつらら状になった氷のカーテンと化した氷爆が目の前に現れ、さながら古代ヨーロッパに出てくる風景のよう。
さらには巨大な氷柱群が数本。日光のこんなところに素晴らしい芸術品があるとは。
さすがに某雑誌を飾り人が絶えないことがわかります。この氷柱の裏側が通れるので慎重に進みます。
雲竜瀑はこの場所からようやく全姿を目にすることができます。ここでお昼にしました。
各自持ってきた昼食を食べ、持参した北海道銘菓?「牛乳クリームプリン」(勝手に名付けた)を雪の中で少し冷やして全員でいただきます。
見た目はゴムボールの中にプリンが入っていて楊枝で穴をあけ、つるっと剥けたらキャラメルソースをかけて…う〜ん。
マイウ〜!その後滝壺へ向かいます。滝壺へは右の斜面を登ってから左へトラバースします。
気温が高くなるとかなりグシャグシャで滑りそうです。
トラバース後、ついに滝壺に到着。
この場所に立てるなんてこの時期しかできないですね。
何となくすごいことをしているような得をしたような感じです。
この雲竜瀑を見上げながらとても美味しそうな匂いを出しながら食事をしている山ガールと少しお話させていただきました。
(その前から抜きつ抜かれつ、写真も撮ってもらったり、尻セードも見せてもらったりしてましたが)
話を聞くと3名とも「キリマンジャロ」に行ったことがあるとか。
さすがに足取りも速くて軽くスイスイ歩いてました。(bonitoさん、miiiikiさん、kiyominさん)
若い方はバイタリティーがあって規模も大きいんですね〜。
羨ましいけど年齢には勝てません。それなりの楽しみ方をしないといけません。
皆さん仲がよさそうに楽しんでました。
楽しい時間も過ぎ14時近くなってきたのでそろそろ雲竜爆ともお別れして帰路に着きますが、
何回も落石や落氷があり自然の怖さを目の当たりにしました。必要なくても近くまで行くならそれなりの装備が必要。
途中林道から沢コースを歩き、その後も行きに通った長〜い林道を歩き、16時前に林道ゲートに到着。
すでに満杯だった車の数も数台となってました。
日光駅からも近く登山というほどではなかったですが、それでもリハビリ兼ねて素晴らしい景色を堪能することができた。
アイスクライミングする人もいて、数週間前ほどではないが、かなりの人が見に来ていた。
日帰りで十分楽しめる場所を発見することができ、来年ピーク時にまた訪れようと思った。
最後は東武日光駅で登山仲間と別れ、駅前のお店で揚げたての「揚げゆばまんじゅう」(200円)を買って、車内でいただきました。
(これっ…すごく美味しかったです!)
コメント
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昨日雲竜でお会いした、頼もしい山ガールです
お陰さまで昨日はとても楽しかったです!
bonitoさんこんばんは。
こちらこそ有難うございました。
勝手に写真載せてしまいました
2ヶ月前の記録拝見させていただくと
もっとすごかったんですね。
始められて6年は同じくらいです。
これからもたくさん楽しんでください
昨日は楽しいお話とお菓子ありがとうございました☆
黄色いジャケットを着ていた山ガール(?)です。
みなさんにも宜しくお伝えください〜
尻セードしてた者です☆
尻セードとは何か調べてしまいました笑
雲竜では皆さんとお話できて楽しかったです!
ありがとうございました(*´∀`)
一つ訂正させて頂いていいですか?
私もbonito,miiiikiのアドバイスを受けて
キリマンジャロ登頂してます(ノ∀`笑))
今回をきっかけにヤマレコユーザーになりました
ので、よろしければ、皆さんで山行かれる時、
ぜひ誘ってください♪
miiiikiさんこんばんは。
先日は有難うございました。
皆さんのたくましさ(笑)に寒さもぶっ飛びました。
これからも元気に、安全にお出かけください
kiyominさんこんばんは。
先日はお世話になりました。
ヤマレコデビューおめでとうございます。
沢山の記事が掲載されるのでどんどん活用しましょう。
記事は修正しました(失礼しました)
今度仲間と出かけるときは声かけますね〜。
(ただしマッタリ…ですよ〜
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