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Yamareco

記録ID: 2689875
全員に公開
ハイキング
奥秩父

滝子山(桜森林公園起点で往路南稜帰路すみ沢)

2020年10月31日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:45
距離
11.0km
登り
1,047m
下り
1,044m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:13
休憩
0:27
合計
5:40
距離 11.0km 登り 1,047m 下り 1,048m
7:10
3
7:13
7:14
19
8:32
8:33
91
10:04
10:18
4
10:27
10:28
111
12:19
12:21
7
12:28
12:32
9
12:50
ゴール地点
天候 はれ
https://tenki.jp/past/2020/10/31/satellite/japan-near/
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道の大月ICを下りて、国道20号を西へ。初狩駅入口を過ぎて、笹子川を渡り、中央本線の鉄橋を潜るや右にヘアピンカーブして、すぐに今度は左に曲がると、道が右に分かれていきます。それが旧甲州街道なんですが、暫く行くと、その別れた道が右から合流してきます。で、そのすぐ先の分岐を右に入って中央本線のガードを潜ってすぐのY字分岐を右へ。細い道を左に緩く曲がりながら登ると、右に中央道が現れます。登りきると、狭い十字路に出会うので右折して、原平橋(狭いです、通行注意)で中央道を越えると、すぐ右手に桜森林公園があり、路肩に駐車余地があります。am7で私で2台目。少し上の左の駐車場にも3台駐車してました。人気ありますね、滝子山
コース状況/
危険箇所等
●桜森林公園〜南陵登山口〜滝子山
歩き出してすぐに、橋で大鹿川を越えます。道なりに少し登ると、右にほぼ判読不能の木札が人待ち顔で佇んでるので、一礼して右へ砂利道を登ります。廃屋まではいかない建物に出会ったら、左へ。目に入るのは暗い植林と散乱した大枝とかで、ちょとひるみますが、目をこらすと何となく踏み跡と木に巻かれた白テープが見えたので、そこから植林に踏み込みます。すると、結構明瞭な踏み跡が見つかるので、それを辿ります。ときどきピンクテープの誘導もあります。初めは沢沿いに尾根の左斜面を巻くようにゆるゆる登りますが、やがて右に曲がって沢を離れ、はっきりと尾根を目指して登るようになります。尾根(南稜)の到達点に鉄塔があります。向きを左に変えて暫く登ると、標高850mで林道に飛び出します。右に10m歩いて法面の切れたところから、いよいよ南稜登りが始まります。標高900m圏で既に植林帯を抜けて灌木と広葉樹林の尾根道を歩けるとは、嬉しい限りです^^

緩急つけた登りが続きますが、「鳥獣保護区」の赤標識地点が結界(この一線を越えると、戻れません。登り専用尾根ですのでw)となって、その先は、岩稜歩きとなります。ストックを格納して、左手袋を指先まであるものに替えます。

で、岩稜歩きですが、思わず「お母さん」と声に出るような超絶危険個所はありません(たぶん、ね)が、崖に背を向けて腹を摺りつけながら岩を巻いたりとか、前足を上がるところまで上げて岩に乗せて、「ふんがっ」と弾みをつけて体を引き上げるとか、まあ、いろいろです。鎖とかお助けロープとか梯子とかは、基本、ありません(がんばれば、必ず三点支持で登れるから、がんばってね、って感じの尾根です。)岩に赤ペンキでマークされてます。バリではありません。

1,540m圏で浜立山に下る尾根に合流したら、右へ。P2の岩登りを経て、山頂です。好展望です^^

●滝子山〜鎮西ヶ池〜道証地蔵〜桜森林公園
東に下ってすぐの分岐で左へ下ると、間もなく鎮西ヶ池です。畏み畏み参拝します。その先は、開けた防火帯の下りですが、標高1,440m圏が黄葉真っ盛りで、しばし足を止めます。防火帯が左上に登りだすところで道標に従って右の「←笹子駅」方面へ下ります。やがてすみ沢の右岸を沢に近づいたり離れたりしながら歩くようになります。標高1,270m圏の分岐では、迷わず「迂回路」を選択。心地よい水平路を経て、電光で沢に下り、1,140m圏で「難路」に合流します。その先は、基本、植林です。黙々と下って(結構、長いです。。)林道に飛び出すと、そこに道証地蔵が佇んでおられます。畏み畏み参拝します。あとは、舗装林道(未舗装区間もあります)をとことこ下って、駐車地点に戻ります
おはよーございます、南稜1,100m圏、明るい黄葉の尾根を元気に登ります
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おはよーございます、南稜1,100m圏、明るい黄葉の尾根を元気に登ります
南稜下部は、雑木主体の黄葉です。青空でよかった!
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南稜下部は、雑木主体の黄葉です。青空でよかった!
標高1,150m圏を過ぎると、岩がちの路面です。どっしり根を張った大ぶなが二本現れました、移行期の黄葉に見とれます
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標高1,150m圏を過ぎると、岩がちの路面です。どっしり根を張った大ぶなが二本現れました、移行期の黄葉に見とれます
1,200m圏から、楓の紅葉が見られます^^
P2まで撮影せずに一気に行くつもりでしたが、これでは、足が止まります
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1,200m圏から、楓の紅葉が見られます^^
P2まで撮影せずに一気に行くつもりでしたが、これでは、足が止まります
1,250m圏まで登ってきました、右側は切れ落ちてるので、神妙に。奥は滝子沢中間尾根の上部かしら?いい感じに色付いてます
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1,250m圏まで登ってきました、右側は切れ落ちてるので、神妙に。奥は滝子沢中間尾根の上部かしら?いい感じに色付いてます
「鳥獣保護区」赤標識を合図に、岩登りが始まります^^
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「鳥獣保護区」赤標識を合図に、岩登りが始まります^^
ふう、1,400m圏のちょと厳しい岩場を登って振り向くと、日本一が「おはようさん!」
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ふう、1,400m圏のちょと厳しい岩場を登って振り向くと、日本一が「おはようさん!」
も一つ登って、標高1,460m圏まできました。足許に、紅葉した姫岩鏡がびっしり
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も一つ登って、標高1,460m圏まできました。足許に、紅葉した姫岩鏡がびっしり
一つ岩場を登る度にご褒美があって、励みになります
右の色付いた尾根は、浜立南稜かしら?
奥に赤石山脈が浮かんでます
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一つ岩場を登る度にご褒美があって、励みになります
右の色付いた尾根は、浜立南稜かしら?
奥に赤石山脈が浮かんでます
わあい、標高1,600m圏、P2とうちゃこ!
鶴ヶ鳥屋、三ツ峠を前景に、富士山が長ーい裾を伸ばします
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わあい、標高1,600m圏、P2とうちゃこ!
鶴ヶ鳥屋、三ツ峠を前景に、富士山が長ーい裾を伸ばします
視線を下に向けると、登ってきた南稜の中間部が見えます、色付いてます、ね
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視線を下に向けると、登ってきた南稜の中間部が見えます、色付いてます、ね
登頂しました。名残の黄葉を添えて、「秀麗富嶽」をパチリ
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登頂しました。名残の黄葉を添えて、「秀麗富嶽」をパチリ
左奥、60km離れた八ヶ岳もくっきり。右は、金峰〜国師の奥秩父主稜です
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左奥、60km離れた八ヶ岳もくっきり。右は、金峰〜国師の奥秩父主稜です
雁ヶ腹摺から右に伸びる長大な楢ノ木尾根の右奥に三頭山、最近登った山が見えると嬉しい^^
さて、すみ沢方面へ下山します
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雁ヶ腹摺から右に伸びる長大な楢ノ木尾根の右奥に三頭山、最近登った山が見えると嬉しい^^
さて、すみ沢方面へ下山します
うはっ、標高1,440m圏、防火帯の楓の紅葉が凄い!
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うはっ、標高1,440m圏、防火帯の楓の紅葉が凄い!
輝く橙に
黄色もあります
ぶなの黄葉も最高潮
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ぶなの黄葉も最高潮
左から、ぶな、小楢、栃の木のコラボです
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左から、ぶな、小楢、栃の木のコラボです
見上げなくても、視線の高さで黄葉が楽しめます
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見上げなくても、視線の高さで黄葉が楽しめます
すみ沢に下る分岐にて振り返ってパチリ。交叉するハイカーがみな歓声を上げます(尋ねてみたら、今日見た黄葉でここが最高、というのが全員の感想)
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すみ沢に下る分岐にて振り返ってパチリ。交叉するハイカーがみな歓声を上げます(尋ねてみたら、今日見た黄葉でここが最高、というのが全員の感想)
で、すみ沢中間部、標高1,260m圏です、なるほど、防火帯より標高低いのに、すみ沢上部の楓は終了、中間部でも終盤かも
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で、すみ沢中間部、標高1,260m圏です、なるほど、防火帯より標高低いのに、すみ沢上部の楓は終了、中間部でも終盤かも
ってことで、迷いなく「迂回路」を選択、黄葉のプロムナードに迎えられます
こちらを「代表写真」にします
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ってことで、迷いなく「迂回路」を選択、黄葉のプロムナードに迎えられます
こちらを「代表写真」にします
樹間から日本一がにっこり
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樹間から日本一がにっこり
ぽつぽつ現れる楓にうっとり
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ぽつぽつ現れる楓にうっとり
雑木の黄葉も見事です、奥に見えるコンドウ丸の尾根もいい感じに色付いてる模様
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雑木の黄葉も見事です、奥に見えるコンドウ丸の尾根もいい感じに色付いてる模様
小楢の黄葉です、浜立尾根の色付きもええですなぁ
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小楢の黄葉です、浜立尾根の色付きもええですなぁ
すみ沢下部は、基本、植林ですが、ときどききれいな渓畔林を見せてくれました。緑欠乏症wには、ありがたいです^^
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すみ沢下部は、基本、植林ですが、ときどききれいな渓畔林を見せてくれました。緑欠乏症wには、ありがたいです^^

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 ザック 行動食 地図(地形図) ヘッドランプ GPS 筆記用具 携帯 ストック ナイフ カメラ

感想

蟄居明けして8回山行しましたが、いずれも中央道方面です、なので、滝子山、流石にそろそろ挨拶に行かんと。。という頃合いでした。登るなら南稜一択なので、予報バッチリ、気力充実の日に行くつもりでいたところ、この土曜日は条件が揃ったので、いそいそと笹子に向かった次第。展望は流石でしたが、帰路、防火帯の1,440m圏やすみ沢「迂回路」の黄葉も素晴らしかったです。滝子山、ありがとねっ

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