網張温泉スキー場から三ツ石山荘までお散歩


- GPS
- 04:05
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 786m
- 下り
- 778m
コースタイム
10:17 第一ペアリフト乗り場
10:21 第一ペアリフト降り場
10:23 第二ペアリフト乗り場
10:32 第二ペアリフト降り場
10:33 双子滑降コースの兎平小屋前
入山準備
10:46 双子滑降コースを登りだす
10:51 双子林間コースに入る
11:00 10番指導標
ここよりスキー場を離れ、大松倉山方面に入山
11:25 大松倉山手前の鞍部
11:48 大松倉山
11:57 大松倉山の稜線より三ツ石山荘に下りる
12:05 三ツ石山荘 到着
昼食・休憩
12:48 三ツ石山荘 出発
13:10 大松倉山の稜線
13:16 大松倉山
13:26 大松倉山 鞍部
13:37 標高1260m付近にて滑走準備
13:51 一瞬の斜面だけど激深パウダーいただき!(笑)
13:55 10番指導標 スキー場に復帰
双子林間コース〜双子滑降コース〜スラロームバーン〜カラマツスロープ
14:10 スキーセンター
14:13 駐車場 到着
天候 | 曇り時々薄日 風は強し! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
網張温泉行きの路線バスも運行されているようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 登山ポストは第一ペアリフト乗り場にあり、 登山者名簿はスキーセンター内のリフト券売り場のカウンターにあるそうです。 (mitugasiwaさんの山行記録による (^^ゞ) ※ 第一ペアリフトは8時から運転開始、第二ペアリフトは8時30分から運転されます。 ※ 冬季にリフトに乗るためには、スキーを履いていなければ乗せてもらえないそうです。 ※ 入山口の10番指導標までの行き方。 http://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=17400 ・第一、第二ペアリフトを乗り継いで行きます。 (リフト一回券2枚 1回券300円) ・第二ペアリフトを降りたら、左の方に一旦戻るように進み、 双子滑降コースの兎平小屋の方に向かいます。 ここの小屋前で入山準備をすれば良いと思います。 ・準備完了後は双子滑降コースを登りだし、少し登ると左側に双子林間コースとの合流点があります。 ・合流点を左の双子林間コースに入って行き、しばらく歩くと左側に「10番」の指導標があります。 ・10番の所でスキー場の双子林間コースは右方向に曲がって上がって行きますが、 大松倉山方面は、ほぼ登ってきたままの直進方向です。 ※ 10番の指導標から先は、古い指導標やピンクテープが所々にありますが、あまりあてにしない方がよいでしょう。 ※ 樹林の中では踏み跡が残っているかもしれませんが、少し風当りの良い場所では、 一時間もすれば樹林の中でも簡単に消えてしまいます。 ※ 大松倉山の稜線は、南側に雪庇が出来ていますので注意が必要です。 ※ 三ツ石山荘には薪ストーブがありますが、薪は無いようでした。 ※ スキー場に戻り、右側、右側と滑って行くとスラロームバーンに出ます。 スラロームバーンは非圧雪で最大斜度37度の斜面です。 そのあたりを考えてゲレンデを滑り降りましょう。 ※ 網張温泉スキー場のホームページは下記ですので、詳しくはコチラを参照願います。 http://www.qkamura.or.jp/ski/iwate/ ※ 下山後の温泉は、スキー場隣接の岩手網張温泉本館と隣の日帰り温泉館があります。 本館の日帰り入浴時間は8時〜15時 日帰り温泉館の入浴時間は9時〜18時 入浴料は大人500円 シャンプー・ボディーソープの備付有 詳しくは下記の岩手網張温泉のホームページを参照願います。 http://www.qkamura.or.jp/iwate/ ※ 日帰り温泉館の隣には「網張ビジターセンター」が併設されており、 入場料無料で周辺の自然を知る事ができます。 ナカナカおススメ! 詳しくは下記のホームページを参照願います。 http://www17.ocn.ne.jp/~amihari/ |
写真
ほんとにこれでいいの?
などと心配するくらい登っていくと(笑)
お目当ての「10番」がでてきます
お、何人か既に入ってるようで
ガッチリトレースがありました
ラッキー (^_^)v
感想
前々から何となく気になっていた冬の三ツ石山、今回ようやく行くチャンスが巡ってきました。
最初は八幡平も自分の頭の中にはありましたが、連休の予定を考えていくうちに却下(笑)
他の記録を見ると地吹雪が凄かったみたいなので、今回は三ツ石で正解だったと思います。
さて、当日の朝に網張温泉スキー場に焦らないで向かいます(笑)
どうせ早く行ってもリフトが動かないと、登りたくても登れませんからね。
早く行くなら思いっきり早めに行かないと、リフトに追い越される事になるからです。
そんな事なので第二リフト運転時間をめがけて行ったんですが、なんとスキー場手前で事故が発生!
あっと言う間に大渋滞でした。。。。。
それほど大きな事故ではなかったようですが、二台の車の事故により、車線を塞いでしまって車の流れが止まったようでした。
結局車は人力で寄せられて、車が通る事ができるようになりましたが、これでちょっと出発が遅くなってしまいました。
まあ、三ツ石山が無理なら三ツ石山荘、三ツ石山荘が無理だったら大松倉山、それも無理だったら犬倉山から鎌倉森でもいいな、そんな軽い気持ちでスキー場に向かいました。
スキー場に着いてみると天気はソコソコなんですが、風がやたらと強く、第三リフトは動いていないようでした。
この時点で犬倉山方面はパスする事にして、あとは三ツ石方面に時間を決めて行くしかないと思い、リフトに乗り込みました。
第一リフト、第二リフトと乗り継ぎ、兎平の小屋前でシールを装着したりして入山準備をします。
準備が整ってから、いざハイクアップですが、10番までのコース取りがイマイチよくわかりません(笑)
一応それらしい方向にコンパスを合わせつつ、まずは双子滑降コースを登りだしました。
少し登ると林間コースとの合流地点があり、コンパスを見ると林間コースの方向を指しています。
10番は林間コースの方だとは思っていたので、躊躇なく林間コースに進みました。
ここからがちょっと不安になった区間でした。
結構進んで行っても10番は出てきてくれず、ありゃりゃ?見落としたか?まずいんじゃないの?
そんな不安を感じながら結構歩いた気持ちでいましたが、なんとなく写真で見た印象と違う雰囲気の場所で10番を発見!
ホッとしました(笑)
時間も歩き出して15分と、そんなに長く歩いていたわけでもないのに (^^ゞ
とにかく無事に10番を発見して、そこからいよいよ山に入り込む事になりますが、
出発が遅くなったためか、思いっきり立派なトレースがガッチリついていました。
後で知った事ですが、八幡平遭難救助隊の方々が訓練で入っていたようです。
さすが遭難救助隊の皆さんです、実に的確で無駄の少ないルート取りでした。
そのトレースを有難く使わせてもらい、一部風の強く吹付ける場所ではトレースが消えていましたが、
私達はそこそこの強めの風の中でも順調に歩いて行くことができました。
そうやって樹林を抜けると、目の前に大松倉山らしきピークが目の前に見え、
もう一頑張りで登りが終わると思っていたら・・・・・なんと偽ピーク!
偽ピークに登りきった時に、さらに大きなピークが見えた時には、さすがにちょっと力が抜けました(笑)
それでも何とかもう一度気力を振り絞り、カリッカリの斜面を登って行くと、結構アッサリと大松倉山山頂に到着!
視界は強風のためスカッとはいきませんが、100mくらいは楽に見えて稜線の雪庇がズ〜ット見えていました。
時計を見るとお昼前なので、私的にはまだ動ける時間内です。
お昼を食べるにしても、この稜線上でツェルトを張るのも無理っぽいので、とにかく1時までと思って先に進む事にしました。
そしたらなんと、稜線を過ぎて三ツ石山荘方面に下り始めると、
シールを着けているとは言えさすがにスキーです、あっと言う間に三ツ石山荘に到着!
山荘の外には20セットくらいのスキーが立っていて、この人達がトレースを付けてくれていたのがわかりました。
私達も小屋の中に入ると、ちょうどその人達は昼食を済ませて出発する時でした。
少し話を聞いたら三ツ石山を経由して松川温泉に下りるそうでした。
はっはーん!そうか〜、それもいいコースじゃ〜ん!いつかやろうかな〜・・・・・
などと一人でニヘニヘ考えていたのはココだけの話しです(爆)
私達は時間も時間ですし、さすがに強風とガスガスで三ツ石山は見えないため、
そこまでは行かない事にし、山荘内で食事をして戻る事にしました。
食後はトレースをたどって戻るだけですが、さすがに所々消えてはいましたが、それなりに順調に戻ってくることができました。
一つだけ、大松倉山への登り返しがミョォ〜に長くは感じましたが、
休憩で冷えた体を温めるために、少し無理して一気に登ってみました(笑)
樹林に入ってから、登りでチェックしていた斜面の上でシールを外そうとしたところ、
なんとノートラックをいただこうと思っていた斜面に滑った跡が・・・・・
どうも、その人達はそのあたりまで登って来て、その斜面を滑って戻っていったみたいです。
でも、多少のシュプールがあろうが、スキーを脱ぐと股下まで埋まる新雪ですから、まだまだ楽しむ事はできます!
ルンルン気分でシールを外し、ブーツのバックルをビシッと締めてドロップイン!
せいぜい3〜4ターンの斜面でしたがバッフバッフいただき〜〜〜〜〜!
奇声を上げて滑り降り、後ろから続くこまちゃんを待っていると、なぜか天に向かってそびえ立つスキーが見えた・・・・・やったな(爆)
なんとかもがいて動いていたので、しばし待っているとなんとか滑ってきました。
バックルをしっかり締めていなかったらしく、それで思うように滑る事ができなかったそうです。
いかんなー、多少時間がかかっても、そこはシッカリ準備しないとそうなっちゃうんだよ〜
と教えてあげてゲレンデへと戻っていきました。
ゲレンデに戻ると何の心配もいりません、二人とも順調に滑り降りて連休初日の山行を終わらせました。
それなりに風が強くて、どっちかと言えば楽な散歩ではなかったと思いますが、
こまちゃんによると、忘年会の時に登った八甲田大岳の印象が強いらしく、
冬の東北はどこもかしこもあんな感じで、あれに比べると楽チンで全然不安はなかったそうです。
あのー、あの八甲田大岳に登った環境は、さすがの私達でもよく登りきったと思った状態なんですけどぉ・・・・・
いつもいつもあんな感じではありません!普通は登りませんって!!(爆)
と笑いながら網張温泉日帰り温泉館に向かい、汗を流して連休初日を無事に終わらせました。
ごくろうさまでした!
山スキーに行く!
その意気込みはしっかりしたものだったが、その前に立ちふさがる怒濤のような一週間、そして最終日
初めての年休3連休に通常の3連休を合わせての冬休みなのだから仕方ない
にしても、直前の仕事が最悪の予想をそのままの進捗となり、金曜の夜にタクシーを途中まで飛ばすはめになるとはさすがに焦ってしまった
準備は事前にしておいて、宿泊先に送っていたからよかったものの、していなかったら大きな忘れ物をしていたにちがいない
当日の朝はゆっくりとしっかりご飯を食べてからのスタート
リフトを乗り継いでさて、問題はスタート地点
「10番」というのは分かっているのだが、それがすぐに分かるようなものなのか…?
そこはかとない不安を抱えたまま、登る尾根を目指して進む
意外にコースを長く進む
ますます不安になり、きょろきょろとあたりを見回す
すると、まあるいオレンジの標識が!
「10番」
これが今日の核心だったかもしれない
そして、新しいトレースがくっきりと
ありがたく使わせていただく
トレースは見事に鞍部へと真っ直ぐすすんでいた
このあたりを熟知している方々なのかな、などと思いをはせる
風はビュービューと
でも、日差しはあったりしてなかなか悪くない
稜線の歩きも風にあおられるけれど、怖さは感じずに
「くるねーっっ」
と騒ぎながら進む
大松倉山の山頂からは、山荘に一直線に滑り降りた
気持ちよく足下の雪が鳴っている
山荘は先行していた20人ほどのパーティーがいらした
昼食を終えてこれから出発とのこと
少人数もいいが、大所帯もおもしろそう
こちらもご飯を食べて、小屋を少し掃き清めて山荘を後にした
登り返して体を温め、さて、下り!
気持ちよさそうにバフバフと下るしゅんちゃんを追いかけたら、いきなりひっくり返る
勢い、気概、準備、いずれも足りずにジタバタともがいてひっくり返って粉だらけになる
なんとか立ち上がって気を取り直してスキー場への消えかけたトレースを結んだ
ゲレンデも、非圧雪の急斜面で大汗、いや、冷や汗をかきながらも何とかクリア
まだまだビンディング調整、靴下調整が必要
何事も準備、そして、勢い、勇気が大切!!
さ、要努力です
スキーってほんとうに機動力がありますね〜
昨年、初冬の岩手山に入ってこの辺りの山々にまんまと魅せられました。
山小屋や山荘も本当に素晴らしくって、地元の方の山への愛をヒシヒシと感じました。
私たちの力量ではとても今は無理ですが網張から三ツ石山を経由して松川温泉とは
なんとも夢のような縦走ですね
今日は素敵な夢を見れそうです。
素敵なレコありがとうございました
スキーの雪上能力のすばらしさをひしひしと感じます
歩くのはまた違う快適さと「きもちよさ」があると思います!
この地域の山荘は立派な物が多く、さらにそれを大好きな人たちで守られているという感じがしますね
下りた先に温泉が沢山あるのも魅力的
スキーの機動力は本当に素晴らしいです!
値段分ありますね
八幡平周辺の避難小屋は、私が知っている範囲ではどこも素晴らしいと思います。
自治体関係者に相当の山好きがいるのかな〜
などと勝手に想像しちゃってます
素敵なレコだなんて
ただただダラダラと思い付いたことを書いてるだけですよ
お疲れさまでした!
shun-sさん、komadoriさん
特に急登もないので、山スキーでのお散歩には最高のコースですね。
山スキーが欲しくなりますが、旦那の反対があり多分無理
この日は安比でゲレンデスキーでした。
ほんとそうですね、山スキーじゃなくても、シューでも輪カンでもいいですよね
ありゃ、旦那さんに反対されちゃってるんですかー
スキーだと股関節はイイ感じなんですよね
その線で押してみるのもいいかも
ほっほー、安比でしたか
私は次の日でした
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