高等工科学校から横須賀・天神島をめぐる（つなごうふれあい神奈川6）
神奈川県
hadzuki
その他1人 
体力度について
- GPS
- 06:22
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 115m
- 下り
- 99m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 1:49
- 休憩
- 4:30
- 合計
- 6:19
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
（京急本線横須賀中央駅から[須5]長井行き、[須6]三崎東岡行き、[須7]三崎港行きで30分程度。大人440円） 終点：長坂バス停（バスで逗子駅へ。[逗6]逗子駅行きで20分ほど。大人470円） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
ルートのほぼ全行程が一般道ですので危険な個所はありません。交通事故に注意してください。 |
| その他周辺情報 | 長坂バス停近くに「寿司酒家 七福食堂」があり、美味しいお刺身やてんぷらをいただけます。 |
写真
今回は横須賀。ウサトレ恒例の朝のパン屋さんは「ヨコスカベーカリー」さん。名物はフランスパンにいろいろトッピングできることらしい。でもまだ開店直後でネタ薄。お店のお姉さんが「今できる」というコロッケとトンカツにしました〜
1
バスはまさかの渋滞だったけど、10:40に無事に高等工科学校前バス停に到着〜このバス停がちょうど2年前に歩いた関東ふれあいの道の神奈川3「荒崎・潮騒のみち」のコース終点です。
学校は反対車線側なので、近くの荒崎入口交差点の横断歩道を渡ります。ああ、この交差点、覚えてる〜2014年の時は、このちょっと先からアルパカ君のいる「ソレイユの丘」に向いましたね〜
そして関東ふれあいの道の神奈川3「荒崎・潮騒のみち」の起終点標識と案内板。まずは「つなごう」の片側のしっぽをつかみました〜
1
10:50 ここから天神島のある佐島までは、国道134号を歩きいていきます。国道沿いとはいえ歩道の幅も広くて煉瓦敷きなので、ちょっとした遊歩道っぽい雰囲気・・・かな〜
この陸上自衛隊武山駐屯地脇の道は、自衛隊敷地の外郭に沿っているので、めいっぱい直線です〜お天気上々。やっぱり雲はもう秋っぽいね〜
1
10分ほどまっすくな道を歩いたところで大きな「林交差点」です。ここまではさっき乗ってきたバス路線をそのまま逆に歩いた形ですが、ここで横須賀中央駅へのバス路線とはお別れです。
こちら側にも自衛隊の門がありました〜よく見ると、「陸上自衛隊武山駐屯地」「海上自衛隊横須賀教育隊」「航空自衛隊武山分屯基地」という陸海空フルセットがここに集まっているようです。
その脇に沿って、「たけ川」という二級河川が流れていました。水は意外と透き通っていますね。潮の満ち引きで?水が入れ替わるからかも〜
7分ほど歩くと、今度は「松越川」という二級河川が道沿いを流れています。こちらはさっきの「たけ川」よりも、もっと水質がいいようですね〜
今日の打上げ場所も早々に決定したところで、先に進もうと松越川沿いに戻ってくると、おや、白い大きなトリさんが〜シラサギくんが水辺を散歩してました。
ちょっとした勾配を登ると、けっこう立派なトンネル、佐島隧道とのこと。まだ出来立てのほやほやって感じだけど、この時間あまり交通量はありませんね。
佐島漁港の東側で小田和湾に突き出した観音鼻には、三浦観音札所二十八番で、十一面観世音菩薩が収められた海照山専福寺観音堂がありました。
高等工科学校前を出発してちょうど1時間。佐島漁港に到着〜昨年2015年GW直前に歩いた関東ふれあいの道の神奈川4「佐島・大楠山のみち」のウサトレ的起点です。これで関東ふれあいの道の神奈川3と神奈川4の間が見事につながりました〜
県道213号から天神島へ向かう道に左折。ここからはウサトレ新境地です。ちょっと歩くとハイソな雰囲気の「MARINE & FARM」。ここのパンは美味しいらしい。
天神島に入るとすぐに「横須賀風物百選」の碑があって、白い門に続きます〜ここは三浦半島を代表する動植物が分布していて、地質学的にもきわめて重要、とのこと。
というお堅い案内板の脇に、天神島自然教育園スタッフさん手書きによる愛情たっぷりな情報板もありました。これ重要！A地点〜D地点の今日の状況が書かれています。今日の狙い目はB地点かな〜
1
左がハマカンゾウ、右はハマゴウ。ハマゴウの写真は「みんなの花図鑑」に投稿したクマの花写真のなかで、「きれい」の獲得点数が最高点になっています。
1
ウミネコさんたちを眺めながら、岩礁の上でランチにすることにしました。フランスパンにコロッケとトンカツのトッピング。いただくま〜あれ？これってトンカツじゃないよね・・・お姉さん、メンチと間違ったな〜ま、メンチも美味しいから、いっか〜
1
岩礁の上から磯に戻って、ビジターセンターに向かいます〜その途中で見かけたこの黄色いお花は、ハチジョウナ。そして、このたくさん咲き誇っている白いお花はセンニンソウです。
1
引き上げついでにD地点もちょっと覗いてみると、ハゼやヤドカリがたくさんいました。でも、やっぱり日が陰ってきたので、ウサクマの海中探索はこれでお開きに〜（天使のハシゴはきれいですけどね）
ここから七福食堂までの所要時間を考えると、まだ出発するには少し早い、ということで、もう一度ビジターセンターを見学。今回は海で出会えなかったウミウシ君とご対面できました。きれいやね〜
1
25分ほど歩いて、長坂バス停でとりあえずGPSログ記録をオフ。ここで今回のウサトレゴールとします。で、帰りのバス時刻をチェックしておきます。これなら余裕だね〜
クマが昔から気になってた栃尾の油揚げを初めて食べた〜こんなに大量のエンガワをいっぺんに見たことはないし、炙ってあっておいしいな〜 そして厚焼き玉子が旨い！ここ十年に飲み屋で食べた卵焼きで一番旨いかも〜大満足です。
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
|---|
感想
本記事の内容は、2016年のものです。
先週（2016年9月3日）に霧ヶ峰へ登って、さあ今年後半のウサトレ開始だ〜と気合いを入れたのに、9/5週が始まると、しょっぱなからクマの本業が大炎上で、連日の午前さま（死語）。さすがに週末は「寝たきり」かな〜と諦めていました。ところがどっこい、天気予報では今日が今夏最後の真夏の陽気ですと？ 寝てる場合じゃない！ でもカラダはヘロヘロ〜ということで、今回のウサトレは、ぐっとお手軽なお膝元。「つなごうふれあい神奈川6」を使って、横須賀・佐島の天神島に行くことにしました〜
天神島は、昨年2015年のGW直前4月25日に歩いた関東ふれあいの道の神奈川4「佐島・大楠山のみち」のウサトレ的な起点とした佐島漁港のすぐそばにあります。そして、今回のコース起点は、ちょうど2年前の2014年9月に歩いた関東ふれあいの道の神奈川3「荒崎・潮騒のみち」のコース終点である陸上自衛隊武山分屯基地に併設される高等工科学校前バス停。今回の「つなごうふれあい神奈川6」は、この2つのコースの間隙をつないで、かつ天神島で磯遊びもしてしまおうという、欲張り計画です。
本当は去年のようにシュノーケリングまでできればよいのですが、最近の週末はどうもお天気に恵まれないし、この天神島及び笠島周辺水域は神奈川県指定天然記念物に指定され、神奈川県文化財保護条例が適用されるため、釣りやシュノーケリングが禁止されています。でも、天神島臨界自然教育園として整備されていて、自然観察の観点で磯をパシャパシャするくらいは許されるみたいですね。なので、今回は水中をのぞくオモチャの「のぞきメガネ」を用意して、ちょっとでも野良サカナ見られるといいな〜くらいのノリで行ってきました。
まずは、横須賀中央駅前で朝ごパンとランチをゲット。狙いは若松中央通りの「ヨコスカベーカリー」さん。名物のフランスパンは、お好みでトッピンク可能。でも、よくよく聞いてみると、手間のかかりそうなトッピングは、今朝はまだまだ準備中らしい。じゃあ、できるのは何？の結果として、コロッケとトンカツ、になりました。
最初はかなりバタバタしてたけど最後はニッコリ笑顔になったお姉さんからパンを受け取って、バス停の横須賀中央4番のりばへ。ここから三崎口行きに乗って、一路「高等工科学校前」へ。関東ふれあいの道の案内板と起点標識を確認。これで「つなごう」の片方の尻尾は掴みました。
さあ、ここからが今回のウサトレ開始です。佐島までは国道や県道をひたすら歩いて、めでたく佐島漁港到着予定。「何にもないのニャ〜」の匂いがプンプンするな〜ま、いっか。真の目的は漁港ではなく天神島です。
場違い的に近未来の雰囲気を醸し出す「電力中央研究所」を過ぎると、道の反対側に何やら楽しげなお店「寿司酒家七福食堂」。海鮮系の居酒屋さんらしい。メニューが「そそる」ので、迷わずココを今日の打上げ場所に決定しました‼
さて、やってきました、1年4か月ぶりの佐島漁港。 朝市はありませんが、漁港入口の魚屋さんは、正午チョイ前でも元気いっぱい。店先の水を張ったケースには、イセエビやらタコやらホラ貝やら・・・ええ？ホラ貝って食べるの？ やっぱり漁港とか魚河岸とか、めぐるのは楽しいし、外国人観光客もけっこう来てました。
佐島漁港入口を通過して、天神橋を渡ると天神島。横須賀市の天神橋臨海自然教育園です。白い門をくぐると、目の前は海〜お天気も上々なので海も青緑色から紺色へのグラデーションで、とても綺麗でした。自然観察園内の「今日の状況」を手書きでホワイトボードに描いた案内板もあって、ここを管理しているスタッフたちの意気込みと愛情を感じます〜
この案内板によると、天神島にはA〜Dの4つのポイントがあって、それぞれの最近の状況が書いてありました。ウサクマ的にはちょっと磯でパシャパシャしたいから、B地点が狙い目かな。「ウミウシ類は干潮時なら見つかりやすいかも。ナベカ、オヤビッチャ、スズメダイの仲間もチョロチョロしてます」だって〜
入口のあるA地点から、岩礁づたいのB地点、そして岩場の上に植生が拡がるC地点を歩いて、D地点にあるビジターセンターへ向かうと、C地点ではオレンジ色のハマカンゾウ、青紫のハマゴウ、白いセンニンソウが咲き誇っていました。
そこから海を見ると、波の打ち寄せる岩礁にウミネコがいっぱい。これはいい、ウミネコさんと一緒にランチできる〜とウサクマで岩礁を渡ってウミネコさんの近くまで行き、安定の良さそうな岩礁の上に携帯おざぶを敷いて陣取り、「ヨコスカベーカリー」さんのパンをいただきました。
ランチの岩礁から戻って、D地点の天神島ビジターセンターに。足洗い場も付いていて、とっても綺麗に整備されています。入口には手書きの今日の最新情報が。
・A地点「アンドンクラゲにさされた方がいます」ひぇ〜
・「干潮の時はウミウシのなかまがみつかるかも」ですか〜今日の満潮は11:52、干潮は16:21。で、今は？12:37・・・みつからない気がする（＾＾；）
ウサさんが準備したオモチャの「のぞきメガネ」は、お値段以上のスグレモノでした。腰のあたりまで海につかって、メガネで海の中を覗いてみると、透明度はかなり良くて、あ！なにか目の前を横切った〜これはニシキベラかキュウセンかも〜かなり大きくて、クマ満足。寝不足解消とか言って惰眠をむさぼるより、よほどリフレッシュされました。このあと、このポイントをウサさんに教えてあげると、ウサさんもキュウセンやオヤビッチャを見ることができました。
D地点の入り江で浅瀬を覗いてみると、なにかの稚魚らしいのがワラワラ〜ヤドカリさんやハゼどんもいっぱいいました。
さて、打上げ予定の「七福食堂」は17時開店で、まだ少し時間があるから、もう一度ビジターセンターに戻って、展示をゆっくり見てみよう〜 センター入口を入ると、目の前に水槽。あ、ウミウシくんだ！ 海では出会えなかったけど、ここで生ウミウシくんとご対面〜3種類のウミウシくんがいたけど、やっぱりアオウミウシくんが綺麗で可愛いです。
天神島の去り際には、天満宮をお詣りせねば〜と、綺麗な木漏れ日の中のお社で、今日のお礼をしました。なんでも、1591年（天正19年)、徳川家康が周辺の海域2石相当分を寄進し、神域としたため、ここには豊かな自然が手つかずに保護されることになったそうです。この自然が残ってるのは家康さんのおかげなんだね〜
来た時と同じ道を歩き、上空を飛び交うトンビさんを眺めながら、さっささっさ〜もう脳内は打上げ一色花盛り。ちょうど17時に「七福食堂」に到着しました〜
お店は海鮮中心の明るい感じのリーズナブル居酒屋さんって感じで、広いボックス席を確保。刺盛り、天ぷら盛り合わせはとってもボリューミ〜。食べてみたいと思ってた「栃尾の油揚げ」があるでわないか〜炙りえんがわってのも注文してみた・・・こんなに大量のえんがわをいっぺんに食べたのは初めて〜〆は厚焼き玉子。甘くておいしい〜最近食べた厚焼き玉子の中では一番かも〜ということで、地産地消の大満足の打上げでした〜
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
Kourasan さん
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する