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Yamareco

記録ID: 2633930
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ハイキング
比良山系

笹峠 (笹峠道整備 3回目) 熊の糞あり

2020年10月07日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:37
距離
9.0km
登り
554m
下り
555m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:12
休憩
1:07
合計
7:19
距離 9.0km 登り 554m 下り 574m
9:27
57
スタート地点
10:24
10:55
20
11:15
64
笹峠
12:19
100
笹峠道ヒジキ谷東稜線出合
13:59
14:18
83
笹峠道ヒジキ谷支谷出合
15:41
16
笹峠
15:57
16:14
32
16:46
ゴール地点
笹峠道ヒジキ谷主谷出合と、同じく、隣のヒジキ谷支谷出合で、トラロープ設置や、倒木処理・ステップを切りを行っていますので、全体的な移動時間は、参考にはならないと思います。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 横谷トンネル東口200mの登山口の側に駐車させて頂きました。数台は、置けます。他にも、近くに、広い所があります。
 横谷トンネル取付け道路は、倒木が良く出ています。前回は、道路端に、移動させるだけで、済みましたが、今回は、長目の山仕事用の鋸で、切断して、移動させました。山仕事用の鋸なしでは、通過出来なかったと思います。
コース状況/
危険箇所等
 駐車地から、笹峠までは、普通に歩けます。今回も比較的装備が重い為、往復共に、稜線ルートを避けて、作業道を歩いています。
 笹峠から、ヒジキ谷東稜線出合までの間の、崩落箇所には、前回、トラロープを設置しています。また、踏み跡が消えている所がありますが、このところ、数回、歩いていますので、分かると思います。
 ヒジキ谷東稜線出合から、西へ進むと「ヒジキ谷主谷源流部」に出会いますが、最奥部の笹峠道は、崩落して消えていますので、手前の比較的緩い斜面に、前回の残りのトラロープを使用して、簡単なクライミングが出来る様にして、通過可能にしています。
 更に、西へ進むと、ヒジキ谷の支谷があります。前回、二年前に通過した時に、苦労した倒木が枯れ、朽ちていました。手鋸で、簡単に処理が出来そうなので、処理し、更に、消えているステップを切り直しました。
 ヒジキ谷東稜線出合から、今回の到達点までのステップは、かなり消えている状態です。更に谷側に傾いていますので、ストックを使って支えて歩いています。山慣れされていない方にとっては、現状、かなり危険な状態だと思います。
横谷トンネル取付け道路入り口の獣害防止扉を開けて、入り、閉めます。
2020年10月07日 07:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/7 7:58
横谷トンネル取付け道路入り口の獣害防止扉を開けて、入り、閉めます。
枯れ松の倒木です。このままでは、通過出来ません。
2020年10月07日 08:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
10/7 8:06
枯れ松の倒木です。このままでは、通過出来ません。
刃渡りの長い山仕事用鋸で、切断します。
2020年10月07日 08:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
10/7 8:10
刃渡りの長い山仕事用鋸で、切断します。
切断し、路肩に片付けました。
2020年10月07日 08:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
10/7 8:11
切断し、路肩に片付けました。
駐車地です。電柱の右が、登山口です。稜線ルートに乗る迄、かなりの急坂です。
2020年10月07日 09:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/7 9:14
駐車地です。電柱の右が、登山口です。稜線ルートに乗る迄、かなりの急坂です。
地蔵峠を守る、お地蔵様です。お茶を入れ替え、この日の山行きの無事をお願い致します。
2020年10月07日 10:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
10/7 10:25
地蔵峠を守る、お地蔵様です。お茶を入れ替え、この日の山行きの無事をお願い致します。
直ぐ傍の展望所で、早めの昼食を、少な目に摂ります。
2020年10月07日 10:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
10/7 10:30
直ぐ傍の展望所で、早めの昼食を、少な目に摂ります。
この日は、何とか、雨乞岳・綿向山・水無山が見えています。
2020年10月07日 10:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
10/7 10:31
この日は、何とか、雨乞岳・綿向山・水無山が見えています。
地蔵峠の標識の裏の作業道を進みます。
2020年10月07日 10:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/7 10:57
地蔵峠の標識の裏の作業道を進みます。
笹峠に着きました。
2020年10月07日 11:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/7 11:15
笹峠に着きました。
杉の間を抜けて、笹峠道へ向かいます。
2020年10月07日 11:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/7 11:15
杉の間を抜けて、笹峠道へ向かいます。
「←笹峠道」と記します。
2020年10月07日 11:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/7 11:18
「←笹峠道」と記します。
野栗が豊作です。この秋、各所で見られます。
2020年10月07日 11:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
10/7 11:44
野栗が豊作です。この秋、各所で見られます。
倒木が、かなり邪魔になるので、手鋸で切断します。
2020年10月07日 11:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
10/7 11:49
倒木が、かなり邪魔になるので、手鋸で切断します。
野栗の木の様です。切断中に、栗の木独特の臭いがしていました。
2020年10月07日 11:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/7 11:52
野栗の木の様です。切断中に、栗の木独特の臭いがしていました。
前回、トラロープ設置をした崩落箇所です。
2020年10月07日 12:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
10/7 12:09
前回、トラロープ設置をした崩落箇所です。
簡単に、通過出来ています。
2020年10月07日 12:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/7 12:10
簡単に、通過出来ています。
ヒジキ谷東稜線出合です。更に、西に進みます。
2020年10月07日 12:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/7 12:19
ヒジキ谷東稜線出合です。更に、西に進みます。
ツキノワグマの糞があります。比較的、新しいものです。昨日位のものでしょうか?野栗やトチの実が豊富で、栄養が足りている様な糞の様に思えます。
2020年10月07日 12:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
10/7 12:23
ツキノワグマの糞があります。比較的、新しいものです。昨日位のものでしょうか?野栗やトチの実が豊富で、栄養が足りている様な糞の様に思えます。
糞は、点々とあります。2枚の写真以外にも、まだ、あります。
2020年10月07日 12:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
10/7 12:24
糞は、点々とあります。2枚の写真以外にも、まだ、あります。
ヒジキ谷主谷源流部です。東側が崩落して、道は消えています。写真では、左側です。
2020年10月07日 12:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
10/7 12:38
ヒジキ谷主谷源流部です。東側が崩落して、道は消えています。写真では、左側です。
上方の立木に、トラロープを、エイトノットで、結び付けます。
2020年10月07日 13:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/7 13:08
上方の立木に、トラロープを、エイトノットで、結び付けます。
トラロープに、ノットを作りながら、下って行くと、ツキノワグマの足跡があります。
2020年10月07日 13:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/7 13:15
トラロープに、ノットを作りながら、下って行くと、ツキノワグマの足跡があります。
これは、後足のものの様です。かなり体重が増えている様です。トチや野栗の豊作のお陰です。
2020年10月07日 13:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
10/7 13:27
これは、後足のものの様です。かなり体重が増えている様です。トチや野栗の豊作のお陰です。
設置したトラロープです。上から、写しています。何回か、上下に、往復して、安全性を確認しています。下端は、谷傍の杉に、巻いています。
2020年10月07日 13:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/7 13:34
設置したトラロープです。上から、写しています。何回か、上下に、往復して、安全性を確認しています。下端は、谷傍の杉に、巻いています。
以前、笹峠道があった斜面です。崩落してしまって、痕跡もありません。
2020年10月07日 13:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/7 13:39
以前、笹峠道があった斜面です。崩落してしまって、痕跡もありません。
谷底に古いテープがあります。二年前、通った時に、既にありました。沢登りの方では?と考えています。
2020年10月07日 13:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/7 13:40
谷底に古いテープがあります。二年前、通った時に、既にありました。沢登りの方では?と考えています。
踏み跡があるので、少し、上りましたが、鹿の踏み跡でした。笹峠道ではありません。
2020年10月07日 13:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/7 13:40
踏み跡があるので、少し、上りましたが、鹿の踏み跡でした。笹峠道ではありません。
四角い炭窯の跡が、二ヵ所ありました。シシ谷周辺には、独自の木炭焼成技術を持たれていた方が、おられた様です。一度、お話を聞きたかったと思いますが、もう、無理でしょう。
2020年10月07日 13:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/7 13:46
四角い炭窯の跡が、二ヵ所ありました。シシ谷周辺には、独自の木炭焼成技術を持たれていた方が、おられた様です。一度、お話を聞きたかったと思いますが、もう、無理でしょう。
笹峠道を、更に西に進みます。
2020年10月07日 13:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/7 13:50
笹峠道を、更に西に進みます。
先人の付けられた、黄色のテープがあります。感謝です。有難う御座います。
2020年10月07日 13:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/7 13:53
先人の付けられた、黄色のテープがあります。感謝です。有難う御座います。
対岸に、先程、設置したトラロープが見えます。ツキノワグマは、此処から、右に斜めに、よじ登っています。
2020年10月07日 13:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/7 13:53
対岸に、先程、設置したトラロープが見えます。ツキノワグマは、此処から、右に斜めに、よじ登っています。
笹峠道は、かなり、ステップが消えているので、慎重に進みます。
2020年10月07日 13:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/7 13:54
笹峠道は、かなり、ステップが消えているので、慎重に進みます。
ヒジキ谷支谷の源流部です。もう枯れ木になっていますが、二年前には、未だ、生きていて、通過に苦労しました。
2020年10月07日 13:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/7 13:59
ヒジキ谷支谷の源流部です。もう枯れ木になっていますが、二年前には、未だ、生きていて、通過に苦労しました。
枯れて、朽ちていますので、手鋸で切断処理します。
2020年10月07日 14:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/7 14:04
枯れて、朽ちていますので、手鋸で切断処理します。
振り返って写しています。枯れ枝を切断した後、ステップを切り直しています。
2020年10月07日 14:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
10/7 14:14
振り返って写しています。枯れ枝を切断した後、ステップを切り直しています。
安全に、谷底に下り、対岸に上るには、ステップを切り、トラロープ等の設置が必要の様です。次回以降の課題です。ここで、Uターンします。
2020年10月07日 14:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
10/7 14:18
安全に、谷底に下り、対岸に上るには、ステップを切り、トラロープ等の設置が必要の様です。次回以降の課題です。ここで、Uターンします。
地蔵峠に戻り、お地蔵様に、一礼をしてから、近くで、サポーターを装着します。
2020年10月07日 15:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/7 15:59
地蔵峠に戻り、お地蔵様に、一礼をしてから、近くで、サポーターを装着します。
前回と同じく、右膝は、PIKES PEAKです。膝蓋骨が、上手く安定出来る様に思えます。
2020年10月07日 16:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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10/7 16:05
前回と同じく、右膝は、PIKES PEAKです。膝蓋骨が、上手く安定出来る様に思えます。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘルメット 簡易ハーネス ザイル30m・10m スリング カラビナ ATC下降器 アセンダー ゴム付き軍手 携帯用鋸 携帯用鉈 ナイフ 唐鍬 山仕事用手鋸 ザック45L ストック ヘッドランプ 予備電池 地図(地形図) コンパス GPS2台 筆記用具 携帯 予備バッテリー 雨具 時計 タオル ファーストエイドキット 昼ご飯 非常食 飲料 レジャーシート トラロープ12mm×30m

感想

 台風の影響で、数日間は、雨が続くとの事なので、予定を、一日早めて、水曜日の7日に、笹峠道の整備に出掛けました。
 今回は、笹峠道ヒジキ谷東稜線出合を越えて、更に進み、朽木栃生〜イクワタ峠ルート上の笹峠道出合に、出来るだけ、近づくのが目的でした。
 トラックログを見ると、イクワタ峠ルート上の笹峠道出合と今回の到達点は、直線距離で、300m位なので、次回は、朽木栃生から、登り、笹峠道出合から、入りたいと考えています。
 笹峠道出合からは、二年前にも、殆ど、ステップが消えていましたので、今回、同様、唐鍬でステップを切りながら、進む事になると考えています。滑落防止の装備、倒木処理の装備も必要と考えています。
 今後、少しずつ、笹峠道の整備を行って行けば、下方のコメカイ道と同様に、熟練者ならば、安全に通過出来るレベルまで、安全度を向上出来るのでは?と考えています。
 今回、新しいツキノワグマの糞と、足跡を確認しています。笹峠道周辺には、野栗の大きい木が多く、野栗は豊作です。イクワタ峠ルートの南西の斜面も同様の植生と思います。冬眠前に、活発に、トチの実・野栗・どんぐり等を探し、食べると思います。ツキノワグマとの、不意の出会い頭の遭遇をしない様に、注意が必要だと考えています。

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