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Yamareco

記録ID: 262813
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

真冬の上高地 テン泊デビュー&初ワカン 梓川へ崩落も!

2013年01月19日(土) 〜 2013年01月20日(日)
 - 拍手
GPS
28:30
距離
15.4km
登り
589m
下り
590m

コースタイム

1/19:
・釜トンネル出発9:00〜トンネル抜け9:40〜(大正池左岸〜梓川右岸コース)
 〜河童橋13:40〜上高地ビジターセンター付近にて14:20幕営開始〜15:50幕営完了

1/20:
・起床7:00〜テント撤収、出発9:00〜河童橋9:20〜上高地BT9:50〜(梓川左岸〜大正池左岸コース)
 〜釜トンネル入り12:30〜トンネル抜け13:00
天候 1/19:曇りのち雪(風雪)
1/20:雪のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
行き
・マイカー:1/18自宅発〜中央道相模湖in〜長野道松本out〜R158〜道の駅「風穴の里」車中泊
 〜沢渡市営第二駐車場着8:30
・タクシー:沢渡市営第二駐車場発8:40〜釜トンネル前到着9:00(\2,800-)

帰り
・タクシー:釜トンネル前発13:00(携帯にて1時間位前に事前に呼寄せ、\2,800-)
 〜沢渡市営第二駐車場到着13:20
・マイカー:R158〜長野道松本in〜中央道笹子トンネル16:30頃(日曜日)で渋滞5km、通過に50分
 〜相模湖out〜自宅着7:30
コース状況/
危険箇所等
・冬季上高地へのアクセスは、上記「アクセス」の通り、沢渡にマイカーを停めて
 タクシーで釜トンネル前まで行きました。
(この他、新穂高行きの急行バスで「中の湯」下車の方法もあるようですが、
 時間が少なく不便との事です)
・タクシーは行きに運転手さんに名刺を頂き、それに書いてある携帯にTELすれば、
 翌日帰りのタクシーを呼べました。
(帰りは大正池を過ぎた辺りでTELすると、ちょうど釜トンネル前にタクシーが来る)
・トンネル内は傾斜11°で登りはそこそこキツイです。又、灯りは50m間隔位に
 非常灯があるので、私はヘッデン無しでOKでした。路面もフラットで雪、氷等も一切無く、
 非常に歩き易かったです。
・釜トンネル出口〜大正池までは公園線道路が除雪してあり問題ありません。
・大正池〜中の瀬までは公園線道路も除雪無し、途中「自然研究路」に下りて林間を歩くも
 トレースはありますので問題ありません。
(但し、トレース自体が柔らかいのでスノーシューorワカンは必要です)
・中の瀬〜梓川右岸コース〜河童橋までは、立入者が少ない為か、トレースも深くワカンではズボ脚に
 なる事もしばしばで、ところによってはラッセルも必要な箇所あり。
(左岸コースは比較的人が多めで、スノーシュートレッキングの方が何組か行っていましたので
 ラッセルまでは無かったと思います)
・河童橋から先(徳澤園方面)は、本日土曜日ですが、人が立ち入ってる気配無し。
 トレースも消えたままです。平地なので少し進んでみましたが、とんでもないラッセルに
 なって来ましたので戻りました。
・翌日帰りの梓川左岸コースは、やはり昨日のスノーシューの御一行様が通った後が
 バッチリ出来ていて、非常に歩き易かったです。
(但し、そのトレースを少しでも外せば、太もも位までズボ脚です)  
道の駅「風穴の里」で車中泊。自販機、トイレもあります。(夜間も使用可)
まだ閉ってますが、土産物店などもあります。
2013年01月19日 07:44撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 7:44
道の駅「風穴の里」で車中泊。自販機、トイレもあります。(夜間も使用可)
まだ閉ってますが、土産物店などもあります。
沢渡市営第二駐車場に着きました。冬季は無料開放です。
あのタクシーで釜トンネル前まで行きます。(既に2〜3台待っていた)
2013年01月19日 08:36撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 8:36
沢渡市営第二駐車場に着きました。冬季は無料開放です。
あのタクシーで釜トンネル前まで行きます。(既に2〜3台待っていた)
出発前、本日の荷物。今回は自分史上初のテント泊。
防寒用装備なども含めて、これだけの荷物になりました(ザック75L)
2013年01月19日 08:44撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 8:44
出発前、本日の荷物。今回は自分史上初のテント泊。
防寒用装備なども含めて、これだけの荷物になりました(ザック75L)
釜トンネル前に着きました。当然ですが、ゲートは閉ってます。
夏はここをバスで、すぅ〜と通過です・・
2013年01月19日 09:00撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 9:00
釜トンネル前に着きました。当然ですが、ゲートは閉ってます。
夏はここをバスで、すぅ〜と通過です・・
洞窟風呂「卜伝の湯」があります。
この看板のさらに左の離れになります。
2013年01月19日 09:00撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 9:00
洞窟風呂「卜伝の湯」があります。
この看板のさらに左の離れになります。
冬季上高地の注意事項・心得
このゲートを入るとトイレもあります
2013年01月19日 09:04撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 9:04
冬季上高地の注意事項・心得
このゲートを入るとトイレもあります
釜トンネルに少し入って振り返る。釜トンネルは約1.3kmほど
これで暫くは下界とお別れです・・・別世界へ向かってGO!
2013年01月19日 09:22撮影 by  HDR-CX170, SONY
1/19 9:22
釜トンネルに少し入って振り返る。釜トンネルは約1.3kmほど
これで暫くは下界とお別れです・・・別世界へ向かってGO!
一人先行者が、やはりヘッデン無しです。
実際に入ってみて、私自身もヘッデン無しで問題ありませんでした。
登りの傾斜は11°で、実感としてそれなりにキツイです。
2013年01月19日 09:22撮影 by  HDR-CX170, SONY
1/19 9:22
一人先行者が、やはりヘッデン無しです。
実際に入ってみて、私自身もヘッデン無しで問題ありませんでした。
登りの傾斜は11°で、実感としてそれなりにキツイです。
ようやく出口が見えて来ました(約40分)
別世界への出口!
2013年01月19日 09:46撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 9:46
ようやく出口が見えて来ました(約40分)
別世界への出口!
釜トンネル出口(上高地側です)
下界と違い日差し無し、雪降ってます。
2013年01月19日 09:50撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 9:50
釜トンネル出口(上高地側です)
下界と違い日差し無し、雪降ってます。
これからこの「上高地公園線」を進んで行きます。
序盤は除雪されているので非常に歩き易いです。
2013年01月19日 09:50撮影 by  HDR-CX170, SONY
1/19 9:50
これからこの「上高地公園線」を進んで行きます。
序盤は除雪されているので非常に歩き易いです。
事前の情報にありました、釜トンネル出口から400m付近の崩落現場。
既に仮復旧が終わったようで、通行に問題はありませんでした。
2013年01月20日 12:54撮影 by  HDR-CX170, SONY
1/20 12:54
事前の情報にありました、釜トンネル出口から400m付近の崩落現場。
既に仮復旧が終わったようで、通行に問題はありませんでした。
途中から道路の除雪も無くなり完全にトレースのみに。
それにしても夏はここをバスが通っていたとは・・・
2013年01月19日 10:24撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 10:24
途中から道路の除雪も無くなり完全にトレースのみに。
それにしても夏はここをバスが通っていたとは・・・
大正池が出て来ました。
バスの時はあっという間に通過してました。
2013年01月19日 10:24撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 10:24
大正池が出て来ました。
バスの時はあっという間に通過してました。
大正池のところに冬季用トイレがあります。
2013年01月19日 10:32撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 10:32
大正池のところに冬季用トイレがあります。
この先、なんと徳澤まで冬季用トイレがあるようです。
2013年01月19日 10:34撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 10:34
この先、なんと徳澤まで冬季用トイレがあるようです。
ここで初ワカンを装着してみました。
こんな感じ、エッジが雪面にグサッときますね・・
2013年01月19日 10:49撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 10:49
ここで初ワカンを装着してみました。
こんな感じ、エッジが雪面にグサッときますね・・
トレースの外を踏んでみる。
やはりこのぐらいまでズボっとなりましたが、無しの時よりは潜らない事が分かりました。
それと、踏み抜いても足を抜くのが断然楽になります。
2013年01月19日 10:55撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 10:55
トレースの外を踏んでみる。
やはりこのぐらいまでズボっとなりましたが、無しの時よりは潜らない事が分かりました。
それと、踏み抜いても足を抜くのが断然楽になります。
公園線道路を外れて、池に寄って行きます。(自然研究路)
2013年01月19日 11:07撮影 by  HDR-CX170, SONY
1/19 11:07
公園線道路を外れて、池に寄って行きます。(自然研究路)
大正池の畔に下りてみました。
表面凍ってますが、一部流れているところもあります。
2013年01月19日 11:11撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 11:11
大正池の畔に下りてみました。
表面凍ってますが、一部流れているところもあります。
大正池&焼岳。う〜ん、雲が・・・
2013年01月19日 11:15撮影 by  HDR-CX170, SONY
1/19 11:15
大正池&焼岳。う〜ん、雲が・・・
大正池を過ぎ、林間を進んで行きます。
スノーシューのトレースは底面が柔らかいので、
アイゼンや靴のままでは踏み抜いてしまいます
2013年01月19日 11:42撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 11:42
大正池を過ぎ、林間を進んで行きます。
スノーシューのトレースは底面が柔らかいので、
アイゼンや靴のままでは踏み抜いてしまいます
田代橋&穂高橋を渡り、梓川の右岸へ
横のモコモコが橋のランカンです。
2013年01月19日 12:13撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 12:13
田代橋&穂高橋を渡り、梓川の右岸へ
横のモコモコが橋のランカンです。
橋上より、上流側。これから川の右岸(ホテル側)を遡って行きます。
2013年01月19日 12:07撮影 by  HDR-CX170, SONY
1/19 12:07
橋上より、上流側。これから川の右岸(ホテル側)を遡って行きます。
多少雲がとれて霞沢岳が見えてきました。
少しの青空ですが、気分も晴れてきます。
2013年01月19日 12:13撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 12:13
多少雲がとれて霞沢岳が見えてきました。
少しの青空ですが、気分も晴れてきます。
橋を渡りこの分岐を右へ
あのゲートは上高地〜西穂山荘への登山口です。
2013年01月19日 12:10撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 12:10
橋を渡りこの分岐を右へ
あのゲートは上高地〜西穂山荘への登山口です。
一昨年の夏にここから西穂山荘、独標まで登って来ました。
(ここから約7km、標高差約1200m)
2013年01月19日 12:11撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 12:11
一昨年の夏にここから西穂山荘、独標まで登って来ました。
(ここから約7km、標高差約1200m)
右岸を進んで行くと休憩所らしきものが。
せっかくの初ワカン装着なので、あそこまでラッセルでトレースを切ってみる。
2013年01月19日 12:32撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 12:32
右岸を進んで行くと休憩所らしきものが。
せっかくの初ワカン装着なので、あそこまでラッセルでトレースを切ってみる。
休憩所に辿り着きました。ここで昼食です。
ワカンでのラッセル、グイグイ進んで自身初のトレースを刻みました!
2013年01月19日 12:35撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 12:35
休憩所に辿り着きました。ここで昼食です。
ワカンでのラッセル、グイグイ進んで自身初のトレースを刻みました!
昼食が終わり、今度は休憩所の裏から治山道路へ入る為、小川を渡ります。
結局、ここもラッセルで凌ぎます。
2013年01月19日 13:07撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 13:07
昼食が終わり、今度は休憩所の裏から治山道路へ入る為、小川を渡ります。
結局、ここもラッセルで凌ぎます。
明神岳が見えて来ました。上の方は雲の中・・・
2013年01月19日 13:33撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 13:33
明神岳が見えて来ました。上の方は雲の中・・・
ようやく河童橋に着きました。(ゆっくり昼食込みで、ここまで約4時間40分)
今日は土曜日ですが、人は2〜3人程度です(夏なら大賑わいのはず・・)
2013年01月19日 13:43撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 13:43
ようやく河童橋に着きました。(ゆっくり昼食込みで、ここまで約4時間40分)
今日は土曜日ですが、人は2〜3人程度です(夏なら大賑わいのはず・・)
結構積もってますが、人が入った跡はあります。
2013年01月19日 13:48撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 13:48
結構積もってますが、人が入った跡はあります。
橋上より、焼岳。今日はこんな天気で終わりみたいです。
2013年01月19日 13:49撮影 by  HDR-CX170, SONY
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橋上より、焼岳。今日はこんな天気で終わりみたいです。
橋上より、上流側。岳沢より上はモヤで見えず・・
2013年01月19日 13:49撮影 by  HDR-CX170, SONY
1/19 13:49
橋上より、上流側。岳沢より上はモヤで見えず・・
河童橋を渡り、ビジターセンターの裏あたり
風の弱そうな所で幕営場所を探す。
とにかく建物の裏などに行くにも常にラッセル状態です。
2013年01月19日 14:05撮影 by  HDR-CX170, SONY
1/19 14:05
河童橋を渡り、ビジターセンターの裏あたり
風の弱そうな所で幕営場所を探す。
とにかく建物の裏などに行くにも常にラッセル状態です。
とりあえずここに決めました。初の整地と幕営作業開始です。
実際にやった事が無いので手探りで始めます。
2013年01月19日 14:14撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 14:14
とりあえずここに決めました。初の整地と幕営作業開始です。
実際にやった事が無いので手探りで始めます。
一応、整地が完了しました。ベテランの方から見ればどんなもんでしょう?
もっと深く掘ろうかと思いましたが、硬い下地が出て来たのでこの程度にしました。
2013年01月19日 14:29撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 14:29
一応、整地が完了しました。ベテランの方から見ればどんなもんでしょう?
もっと深く掘ろうかと思いましたが、硬い下地が出て来たのでこの程度にしました。
そして、新品テントで幕営完了です(写真では斜めってますが実際には水平です)
何とか、ペグ打ち・張綱も出来てホッと一安心です。
もしここで、何かのトラブルで設営出来なかったらと思うと・・・
2013年01月19日 16:12撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 16:12
そして、新品テントで幕営完了です(写真では斜めってますが実際には水平です)
何とか、ペグ打ち・張綱も出来てホッと一安心です。
もしここで、何かのトラブルで設営出来なかったらと思うと・・・
夜、撮ってみました。闇夜に浮かぶテント・・・
(周辺に他のテントは一切ありません)
夜は岳沢からの突風が時折ありましたが何とか耐えてくれました。
2013年01月19日 18:15撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/19 18:15
夜、撮ってみました。闇夜に浮かぶテント・・・
(周辺に他のテントは一切ありません)
夜は岳沢からの突風が時折ありましたが何とか耐えてくれました。
1/20朝、テント撤収です。
テント跡地、せっかく造ったので誰か使ってくれないかなぁ〜
2013年01月20日 09:01撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 9:01
1/20朝、テント撤収です。
テント跡地、せっかく造ったので誰か使ってくれないかなぁ〜
朝の河童橋。まだ誰もいません。
1/20(日曜日)本日は私が一番乗りのようです。
2013年01月20日 09:16撮影 by  HDR-CX170, SONY
1/20 9:16
朝の河童橋。まだ誰もいません。
1/20(日曜日)本日は私が一番乗りのようです。
河童橋前の河童食堂も雪に埋まってます。
2013年01月20日 09:19撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 9:19
河童橋前の河童食堂も雪に埋まってます。
帰りは梓川の左岸を行きます。
今日は天気そこそこ良さそう・・
2013年01月20日 09:22撮影 by  HDR-CX170, SONY
1/20 9:22
帰りは梓川の左岸を行きます。
今日は天気そこそこ良さそう・・
上高地BTに到着。今日のような日曜日なら夏はこの時間から賑わっているのですが・・・
今は静寂に包まれています・・・
2013年01月20日 09:34撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 9:34
上高地BTに到着。今日のような日曜日なら夏はこの時間から賑わっているのですが・・・
今は静寂に包まれています・・・
バスの転回場も雪原に
2013年01月20日 09:39撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 9:39
バスの転回場も雪原に
本日の明神岳
今日はこれからもう少し日が出そう・・・
2013年01月20日 09:41撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 9:41
本日の明神岳
今日はこれからもう少し日が出そう・・・
梓川左岸の端までよってみる。(焼岳)
2013年01月20日 09:42撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 9:42
梓川左岸の端までよってみる。(焼岳)
と、ここでまさかのハプニング!
端に寄りすぎた為か、雪面と共に梓川へ崩落しました!(とはいっても端から2m以上は離れていた)
幸い、高さ2mくらいの落下で、且つ足下の雪で濡れずに済みましたがビックリです。
これが痩せ尾根などの雪庇だったらと思うと・・・身震いがして来ます。
2013年01月20日 09:45撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 9:45
と、ここでまさかのハプニング!
端に寄りすぎた為か、雪面と共に梓川へ崩落しました!(とはいっても端から2m以上は離れていた)
幸い、高さ2mくらいの落下で、且つ足下の雪で濡れずに済みましたがビックリです。
これが痩せ尾根などの雪庇だったらと思うと・・・身震いがして来ます。
崩落現場を上から
何とか這い上がって来ました。
2013年01月20日 09:50撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 9:50
崩落現場を上から
何とか這い上がって来ました。
気を取り直して、明神に日が当って来ました。
一応、今日の予報は晴れです。
2013年01月20日 10:05撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 10:05
気を取り直して、明神に日が当って来ました。
一応、今日の予報は晴れです。
左岸の木立の中を行く。日差しがちょうどいい・・・
やっぱり晴れて来ると気持ちいいです
2013年01月20日 10:07撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 10:07
左岸の木立の中を行く。日差しがちょうどいい・・・
やっぱり晴れて来ると気持ちいいです
明神の雲が取れました!
どんどん景色が良くなっていきます!
2013年01月20日 10:27撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 10:27
明神の雲が取れました!
どんどん景色が良くなっていきます!
山頂付近アップ
何とか前穂(左のピーク)も出て来てくれました!
2013年01月20日 10:27撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 10:27
山頂付近アップ
何とか前穂(左のピーク)も出て来てくれました!
霞沢岳も今日は全開に!
2013年01月20日 10:31撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 10:31
霞沢岳も今日は全開に!
ホントに晴れて来ました!
帰り道ですが、テンションが上がります!!
2013年01月20日 10:31撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 10:31
ホントに晴れて来ました!
帰り道ですが、テンションが上がります!!
ここは林間の撮影(絶景)ポイントみたいです。
一眼レフの方が何人か三脚で構えていました。
2013年01月20日 11:16撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 11:16
ここは林間の撮影(絶景)ポイントみたいです。
一眼レフの方が何人か三脚で構えていました。
少しですが、西穂側も
2013年01月20日 11:16撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 11:16
少しですが、西穂側も
大正池の畔の遊歩道を進んで行きます。
人が少ないからいいのですが、こういう所のすれ違いは注意です。
2013年01月20日 11:39撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 11:39
大正池の畔の遊歩道を進んで行きます。
人が少ないからいいのですが、こういう所のすれ違いは注意です。
大正池と焼岳
昨日よりは見えるようになりました。
2013年01月20日 11:46撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 11:46
大正池と焼岳
昨日よりは見えるようになりました。
山頂をアップ。山頂付近凄そうです。
しかし、今日は日曜日。もしかしたら、登っている人が居るのでしょうか・・・
2013年01月20日 11:47撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 11:47
山頂をアップ。山頂付近凄そうです。
しかし、今日は日曜日。もしかしたら、登っている人が居るのでしょうか・・・
大正池。半分凍ってます。
先ほどの崩落があるので、あまり端には寄らないように・・・
2013年01月20日 11:47撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 11:47
大正池。半分凍ってます。
先ほどの崩落があるので、あまり端には寄らないように・・・
さようなら上高地・穂高の山々
とても気持ちのいいテン泊デビューでした。
2013年01月20日 11:47撮影 by  HDR-CX170, SONY
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1/20 11:47
さようなら上高地・穂高の山々
とても気持ちのいいテン泊デビューでした。
撮影機器:

感想

真冬の上高地 初のテン泊・雪原ハイク(上高地1泊2日)

好日山荘の秋の登山用品セールにて購入したテン泊用品一式、購入して以来、
使う機会に恵まれず(連休が無い!)いつにしようか、どこにしようかと思いながら、
2ヶ月近くが過ぎていました。

そんな中、ようやく土日連休(何年か振り、前回記憶なし!)が出来ましたので、
この機会を逃してなるものかと、テン泊デビューを計画しました。

場所については、以前に日帰りで登った鳳凰三山(夜叉神から)も候補にありましたが、
鳳凰の場合、土日といえどもこの時期は人が少ないだろうなぁ、という事はトレースも期待できず、
ラッセル必至、それに登山道は比較的緩やかとはいえ、距離が長く(薬師岳小屋まで約9km)
まともな時間に薬師岳小屋又は、最低でも南御室小屋まで辿り着けるのか?
などを思うと、やはりこちらは却下となりました。
(鳳凰三山、私は好きですが、人気の方は今一つのようなので・・・)

又、初めてのテン泊で、幕営に手こずる可能性も大なので、やはり今回はとりあえず登り無しで、
且つ、景色が良く、人もそこそこ居そうで時間的にも余裕の持てる、冬季上高地ハイクと致しました。

当日は2日間ともそこそこ晴れの予報でしたが、1日目は雪、2日目は予報通り晴れで、
それなりに冬の上高地を満喫する事が出来ました。
特に2日目の晴れた上高地は景色だけでなく、その場の環境そのものが最高です。

意外だったのは、これだけ有名な景勝地という事なので、たとえ釜トンネル歩きでも、
土日だからそれなりに人がいるだろうと思って来たのですが、実際にはほとんど人がおらず、
何組かのスノーシュートレッキングの人達はいたものの、それも大した人数でもありません。
又、その人達も河童橋までで、且つ皆日帰り、テン泊する者は周りを見渡しても
私一人という状態で、非常に寂しい上高地の夜を迎える事になりました。
(帰りのタクシーの運転手さんが言っていましたが、例年のこの時期の土日と比べると、
 やはり少ないそうです。これも笹子トンネルの影響もあるのかなぁ、との事でした)

河童橋までの工程は、全般的に人が少ないので一応、スノーシューのトレースはありますが、
所々ラッセルを強いられます。
もちろん登りはありませんでしたが、河童橋に着く頃には結構体力を消耗していました。
(今回初のテン泊、防寒装備等で荷物が重かったのもあると思います)

初の幕営の方は、写真にもありますが、スコップにて手探り状態で整地、
ペグ打ち・綱張りと、一応何とか完成する事が出来ました。
(これで完成出来なかったら、極寒の上高地の夜でどうなっていたことか・・)

テント内で迎える極寒の上高地の夜は、また違った意味で最高?です。

まず、雪上でのテント泊なのでテント底面の冷たさはハンパではないです。
マット(サーマレスト)だけでは冷たくて耐えられません。念の為と思って、ブランケットを
買っておいたのですが、これをマットの下に敷いて何とか大丈夫な状態になりました。
さらにシュラフ(イスカ450、-6°対応)の中は、防寒用にスキーウエアを上下着込んで寝る事が出来ました。
(シュラフ自体の性能が、冬の上高地には少し役不足だったかな・・・)

それと、今回テン泊に必要な最低限の道具・装備のみ(余興品は無し)で夜を迎えた為、
夜のテント内は何もする事がないんですねぇ。もう早々に7〜8時ごろには寝てしまいました。
(ラジオもしくは、本でもあればなぁと思いました)

しかしながら、静寂に包まれた(時折、岳沢からの突風は吹きますが)極寒の上高地でのテン泊、
これはこれで超非日常的で、私的には十分この環境に大満足で、来た甲斐があったなぁと思いました。

翌日は予報通り晴れて来ました。帰りは梓川左岸を行きます。
途中、梓川の畔へ寄りすぎて雪壁ごと川へ崩落という事もありましたが、幸い大事には至りませんでした。
寄るといっても雪の淵から2〜3mは離れていたのですが、それでも突然ドーンと崩れ、
川へ落っこちました。(形状的にはオーバーハングではないところです。川岸まで垂直の雪壁です)
まさかと思いましたが、やはり雪壁などはその時の条件・状態により、いつ崩れても
おかしくないものだと実感した次第です。

その後、気を取り直して左岸を進んで行きます。
天気が良いので、景色も気分も最高の状態での雪上ハイクです。

奥穂・吊り尾根は見えませんでしたが、前穂・明神のコンビと、霞沢岳・焼岳が
姿を現し、梓川や大正池と相まって、静かな上高地での景色は最高でした。
(今日も日曜日でしたが、人は少ないです)

今回、雪上でのテン泊を経験させて頂きましたので、今度は登山を含めた
雪山テン泊(今度は鳳凰あたりで・・・)を是非したいなぁと思いながら帰路に着きました。




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雪山ハイキング 甲信越 [日帰り]
上高地 冬季 釜トンネル-大正池-河童橋
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