北浦山〜経堂の空〜雨森山
兵庫県
mizutani824
kikoushi_no1
体力度について
- GPS
- 04:47
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 618m
- 下り
- 656m
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| 過去天気図（気象庁） | 2013年04月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
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感想
本日は広谷良韶さん著の低山趣味�兇房�録された大路次川環縦走の一部を参考にさせていただきました。
広谷さんは「妻恋地蔵さん」で有名な方です。なんと貴公子さんは昔ご本人の案内でこの山域を歩かれているそうです。
おかげさまでそのころのお話などを伺いながら、静かな山行を楽しむことができました。
まずは車のデポ、一台を知明湖の龍化つり橋のそばに置きます。
2台目はその上流、能勢町のし尿処理センターの駐車場を借りました。（って何にもいわずに置いてきたので
後で問題になりますが・・・・）ついでにトイレも借りて出発。
まずは北浦山（竜宮山）からです。上杉口から林道を登ります。このあたりは別荘地であったようで、
まだ使われているらしい別荘も何軒か見えます。別荘が途切れ北浦山の東尾根とおぼしき尾根にとりつきます。
最初はすこし笹薮でしたが、やがて雑木林になり、傾斜が緩くなると北浦山の前山に到着。
ここからは大きな倒木が多いのですが傾斜も緩み快適に歩けます。
北浦山の頂上からは北西方向がよく見えました。三草山、滝王山、堂床山などです。
しばらく休憩の後尾根筋を西へ、途中から南に折れてお寺の上に出るつもりが、すこし西に行き過ぎて
伐採地の上に出てしまいました。伐採地は手がかりがない上にかなりの急斜面だったのでちょっと危険。
元の尾根に戻って下ります。この伐採地は台場クヌギだけを残して伐採しているので、きっとクヌギを
もっと育てるための伐採なんじゃないかなと思います。
ちなみにこの辺の台場クヌギはものすごく立派です。あとでムネガ窯という窯跡を通りますが、昔は
池田炭の生産が盛んだったんでしょうね。
いったん車道に出てから経堂に上がる道を探します。妻恋さんの上がった谷（若シ谷）よりひとつ手前の
谷のほうが傾斜が緩いような感じだったのでそちらを選びます。農家の栗林の中を通過し、鹿よけ柵を超えて
尾根に取り付きます。これは経堂の空の東西に走る尾根への支尾根です。
20分ほどのアルバイトで主尾根に到達。ここからは快適な尾根歩き。経堂の空は双耳峰になっていて、まずは
西側の峰に到着。ここから5分で主峰です。だだっ広い頂上からは展望はありませんが、ちょっとほっとできる
ようなやさしい空間があります。ここで昼食。
雨森山にはもう一度来た道を戻り、林道（廃道）らしきものを辿ると登山口に到着。ここからは藪ではなく
遊歩道です。頂上には幼稚園の遠足の名残もありました。
今日は低山ばかりの縦走でしたが、一つ一つの山がいくつもの峰を持っているので、かなりのアップダウンを
強いられ、結構な運動になりました。累積標高差は750mほどでしょうか。足軽隊のスタンダードよりかは
すこしきつい山行でした。
しかし、誰にも会わない静かな山を堪能できました（あ、途中でイノシシを一頭見かけました・・・）
雨森山にかかるころに時雨にあったのも、なんだか山名通りという感じで、風情がありました。
風情といえば今はミツバツツジの全盛で、あちこちに色の濃い花をいっぱい咲かせてくれていました。
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