吾妻の夏：一切経山・家形山・吾妻小富士
福島県
kyen
体力度について
- GPS
- 05:42
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 795m
- 下り
- 779m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所はなし。概ね良く整備されている。 一切経北側、家形山山頂付近のザレは、滑り易いので注意。 |
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感想
この所、猛暑で山へ行く気も出なかったので、この辺で一度行こうかと思ったが、週末は一時的に崩れる予報である。土曜が良い様なのだが、相変らず気温は高い。登山口の標高が高い所じゃないとな。候補の月山、蔵王、吾妻の中で、いちばん天気の良さそうな、浄土平から東吾妻の山を廻ってみることにした。1500mから出発なら良いだろう。丁度6月に酢ヶ平から一切経山への登山道の通行規制が解除になったので、久しぶりに魔女の瞳を見に行く。
暗い内に出たのだが、夜が明けても余りスッキリした天気ではないようだ。東北道からは、蔵王も吾妻も見えない。でも、磐梯吾妻スカイラインに入ると、上空は晴れてきた。浄土平に着くと晴天、一切経山も良く見える。浄土平駐車場は広く、休日でも朝なら大丈夫な感じである。
朝6時の浄土平は18℃位で、快適。準備をして6:15出発。今日はビジターセンター左の木道からスタート。登山道に入り、樹林の中を少し行くと、姥ヶ原と酢ヶ平の分岐がある。右へ酢ヶ平に向かう。道は少し急になり、沢の左を登って行く。この所残雪期ばかり登っていたので、この谷の雪を登っていたのかと思う。登りが緩くなると、正面は酢ヶ平の湿原、避難小屋、一切経山は、右へ向かう。小屋を過ぎて、少しだけ草の中の道を進み、沢に出る。登山道はその左岸の石のゴロゴロしている登りである。しばらく登ると酸ヶ平と鎌沼がきれいに見えてくる。この登りが終わると一切経山まで緩い登りである。
一切経山の山頂からは、吾妻小富士や、反対側には吾妻連峰の奥は見えるが、東吾妻山は雲の中である。安達太良や磐梯山は雲で見えない。吾妻からの磐梯山は形が良いので残念だった。さて、山頂北側に向かうと五色沼や家形山は、きれいに見えたので、良かった。夏の完全に氷の融けた魔女の瞳は久しぶりなので、こんなに大きかったのかと思った。青の色もいい。
家形山まで行くことにしたが、一切経からは最初岩の多いザレ場で注意。樹林帯に入り急な下りとなり、五色沼に近いところまで降りる。家形山は岩峰が目印であるが、ザレ場と潅木の中の道である。家形山も展望が良い。特に、魔女の瞳と一切経山。一切経山山頂にはこちら側を見る人が見える。一切経山まで戻るが、家形山山頂下の分岐からの斜面の道は、今は何て事のない道だが、残雪期には恐怖のトラバースだったなと思い出す。もっとも、十分雪があれば樹林帯を真っ直ぐ山頂に向えばよいのだが。帰りの鞍部から一切経山までは、いつもながら厳しい登り返しである。家形山方面は、やはり人は多くなく、出会った方は往復で10数人だった。
一切経から下って、酸ヶ平から鎌沼方面に向かう。道はずっと木道である。鎌沼の北側から西側を周って沼の周りを半周、南端の直角に曲がる所で休憩した。ここを出ると直ぐに、本来の姥ヶ原とは、違うのだが、浄土平への分岐がある。ここは1760m、浄土平は1570m、かなり下ることになるが、大体木段などで整備されている。
浄土平まで戻ってきたが、観光客に混ざって吾妻小富士を一周してくることにした。道路を渡って、最初は火口の縁まで整備されたジグザグの道である。登り着いた火口縁からは、立派な火口が見える。50年以上前に来たはずなのだが、全く覚えはなかった。でも、ここは標高で言うと、まだ半分で、丁度火口の対岸が最高地点である。どちらから回ろうか。時計回りの方が、最後が急である。そこまでの道は、どうせザレだと思うので、急な方から登ろう。お鉢巡りで一周すると結構山に登った気分になる。浄土平から出て、戻って50分位だった。
今日は、周りの山は雲が架かっていたりしたが、行動している範囲は常に晴れていたし、風や気温も程度だったので、良かった。
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kyenさんこんばんは。
一切経山から見えた雲海の上の山は、蔵王山だったのですか、
それと、レコを見ると鎌沼へは行くべきだったようですね・・・残念
またどこかでお会いできましたら声掛けもお願いいたします。
お疲れ様でした。
yasioさん、こちらにもコメント有難うございます。
蔵王は五色沼の方向です。地元ですから、熊野岳の形も分かりましt。一切経からは、吾妻主稜の左に磐梯山がとても形良く見えるのですが、この日は残念でした。
東北の山に是非おいでください。紅葉の時期はいいですよ。
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