水根から鷹ノ巣・六ッ石周回、下りキッツいです


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,463m
- 下り
- 1,462m
コースタイム
トオノクボ1420→1532水根駐車場
【合計】7時間36分 【休憩時間】55分 【行動時間】6時間41分
天候 | ほぼ晴れ。但し遠望は利かず。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
外環から関越所沢ICを経て青梅街道で奥多摩方面へ。 水根の駐車場(無料)を利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
《水根駐車場から水根山》 左側が切れ落ちている狭い道に落ち葉がたっぷり積もっており油断大敵。 普通に歩けば特に問題ないが、よそ見して左に落ちるとタダじゃ済まないです。 《石尾根合流後鷹ノ巣山を経て六ッ石山》 何と言っても石尾根です。基本的には快適至極の縦走路。 ただし霜が融けてズルズルと滑る箇所多数。 鷹巣山からの下りで先行者が転んだ様子でズボンに泥がたっぷりと 付いているのを見ました。私もコケそうになること数回でした。 《六ッ石山から水根駐車場》 この下りはキツいです。奥多摩三大急登に入れた方がいいんじゃないの、 と思いながら歩いていましたが、入れる説もあるようです。 私は今回下りで使用。南側斜面を下るため霜が融けている箇所が多く かなり神経を使います。登りも下りも大変ですが個人的には登りの方が まだマシかな、と思います |
写真
感想
日曜日の天気予報は南関東のみ晴れ。
その他の地域は今一つとなればやっぱり奥多摩でしょう。
まだまだ歩いていない道は多く、候補地はいくらでもありますが
今回は石尾根の横っ腹に突っ込む道を歩くことにしました。
土曜日に帰宅後即出発しようと思ったところデジカメの充電を
忘れていたことに気付き、慌てて充電開始したものの予定より
2時間遅れでの出発となりました。
例によって国道16号を延々と走っても良かったのですが
試しに外環をフルに使ってから関越を所沢まで少しだけ使ってみる
ルートを採りました。結論としては今まで通り国道16号で良いかと。
所要時間は40分ほどしか違いませんでした。
[b][color=0000c0]《水根駐車場はガラガラ》[/color][/b]
午前3時頃水根の駐車場に到着。ほとんど車は停まっていませんでした。
いつも通り古里駅近くの最終セブンで仕入れた車中泊キットを片付け
シュラフに潜って就寝。いつもより到着時刻が遅かったため翌朝は
少々寝坊気味になってしまいました。起きたのは7時半頃でしたが
相変わらず他の車はほとんどありません。天気予報はそこそこ
良かったんですが、水根はあまり人気のない登り口なんでしょうかね?
[b][color=0000c0]《水根沢林道は油断できません》[/color][/b]
8時チョイ前に出発しました。予定より1時間遅れなので状況により
鷹ノ巣避難小屋に立ち寄るのを断念すること、さらには鷹ノ巣山登頂も
断念することを視野に入れつつ歩きます。
この水根沢に沿った登山道ですが、あまりナメてるとちょいと危ない。
左側が結構な斜度で切れ落ちている上に道がせまく落ち葉も積もっており
落ちたらタダじゃあ済みません。雪がこってり乗っかっている時には
通りたくない道でした。
沢を対岸に渡ってからはやや道が広くなり、今度は右側が切れ落ちていますが
斜度は大したことないので多少緊張をゆるめても問題ありません。
石尾根との合流に至るまでに会った人は私を追い抜いて行った一人だけでした。
[b][color=0000c0]《石尾根に合流し鷹ノ巣山へ》[/color][/b]
石尾根に合流した時点で山行計画書との時間差を検討してみると
避難小屋での昼食は断念する必要がありますが鷹ノ巣山の山頂には
寄る時間がありそうです。鷹ノ巣山はさすがに人気があるようで
寒い中結構な数の人が昼食休憩を取っていました。
私も久しぶりの山頂カップラーメンを楽しみました。
街中で食べる有名店のラーメンよりも山頂で食べるカップラーメンの方が
旨いと感じる人は多いのではないでしょうか。寒い日は特に旨い。
残念ながら山頂からの景色はもう一つでした。午前中早い時間は快晴
だったのですが、山頂到着の時点では結構雲が出ており富士山や南アの
眺望は得られませんでした。
[b][color=0000c0]《石尾根を歩き六ッ石山へ》[/color][/b]
展望もイマイチなので山頂に長居してても寒いだけです。
昼食を済ませたら六ッ石山へと向かいます。
快適な石尾根ですが霜が融けているため結構ズルズルとすべります。
避難小屋をパスしたため時間はそれほどタイトではなくなっているので
コケないように慎重に足を運びました。
しばらく歩いていると若い人たち5〜6人グループに追い付き、
楽しそうな様子に「フオッフオッフオッ、若い人たちは楽しそうでいいのう〜」
などと、どこぞのご隠居みたいな独り言をつぶやきつつ付いていきました。
[b][color=0000c0]《六ッ石山から水根へ怒涛の下り》[/color][/b]
奥多摩駅方面と六ッ石山との分岐から先はまた人の少ないルートです。
山頂は結構広く、西側が開けているため天気さえよければもしかしたら
南ア方面が見えるかも知れませんが、この日はダメでした。
山頂で年配の登山者を一人お見かけしましたが、その後下界に下りるまで
誰にも会いませんでした。
それにしてもこの下り結構なものですよ。今までに歩いたことのある道では
距離はともかく急登っぷりでは稲村岩尾根がブナ立尾根を抑えて最強と
感じていましたが、それに匹敵するくらいの印象でした。
登りもきついんだろうな〜。
駐車場に戻ると相変わらずガラガラでした。
[b][color=0000c0]《感想&膝痛レポート》[/color][/b]
他の地域はともかく奥多摩はかなり景気の良い天気予報だったので
景色は期待していたのですが、もう一つでしたね。
ま、雨に降られることもなく静かな山歩きが出来たので良しとします。
膝は大分良くなったみたいです。もちろん膝サポーターのザムストを
装着した効果もあるでしょうが全く痛む気配なし。ありがたいことです。
こんにちは
泥遊びしていたのは、多分私です
私らのパーティでこの日転んだのは私だけ・・・子供以下・・・
はじめまして。
コメントありがとうございます
私が拝見?した転んだ方は2人連れだったので
1955さんではなかったかと思います。
1955さんと私のコースタイムを検証すると、1955さん御一行が
鷹ノ巣山を降り始めた時に私とすれ違っているようですね。
子供と女性を含む4人連れを見たかどうか記憶が定かでないのですが
苦しそうに登る私を見かねて「もうすぐですよ」と声をかけて下さった
方がいらしたのは覚えています
もしかしたら、その方が1955さんかhagureさんかも?
冬の間は私も奥多摩にチョクチョク出没するつもりなので
お会いできるといいですね
こんにちは、muscatさん。今週も登ってましたか。
水根から鷹ノ巣、話には聞いてましたがやっぱキツイんですね。
それにしても石尾根、やっぱいいですよね〜。僕も大好きです。奥多摩といえば石尾根って感じです。あー、石尾根行きたくなってきた。
雪が積もる前に行っておきたいところですが、今年はもう無理かなぁ。
こんにちは、zawadaさん。
コメントありがとうございます
そう言えば何故か11〜12月は私の場合山行頻度が高くなるようです
冬は標高の高いところや雪の多いところはよほど気合を入れないと
行けないので比較的楽な奥多摩を目標とすることが多くなります。
そうなると距離的にも近くなるので「車の運転がかったるい病」が
発症しないため山に行きやすくなるのかも知れませんね。
>水根から鷹ノ巣、話には聞いてましたがやっぱキツイんですね。
いえ、こちらは勾配はそれほどでもないですよ。
キツイのは六ッ石から水根への道の方です
これをテン泊装備で登ったら私の太腿は確実に大クレームでしょうね
>雪が積もる前に行っておきたいところですが、今年はもう無理かなぁ。
やはりzawadaさんも12月は忙しいのですね。
大変そうですが何とかヤリクリして石尾根行けるといいですね
muscatさん、こんにちは
水根沢林道を歩かれたのですね…
私はあそこを下りに使って怖かった思い出があります。
muscatさんが油断大敵と指摘した部分は、落ち葉がたくさんあって、道が湿っていて…、
しかも上からの自然落石を2箇所も目撃
昨年、ちょうど逆まわりで出掛けました。確かに六ツ石山からの下りはきつそうですね(>< )
車中泊キット、日本酒
飲んだらコロッと眠れそうです
私も過去に膝を2度痛めているので、気を付けてはいるのですが、
いざとなったらザムスト!覚えておきます
コメントありがとうございます
昨年のpippiさんのレコ読み返してみました。
水根沢林道はホント油断できないですよね。
それと六ッ石山はやはり天気さえ良ければ眺望いいのですね。
それにしてもコメント頂くまで昨年のpippiさんと逆コースを
歩いたことに気付きませんでした。
気付いていたら私も鷹巣山の山頂で
「おぉ〜 これで良い正月が迎えられる…(藤岡弘口調で)」と
つぶやくことが出来たのに惜しいことをしました
前々回のヌカザス尾根もpippiさんのレコに巻き道風の踏み跡に
注意するよう書いて下さっていたのにうっかりしてました
>車中泊キット、日本酒にさつま揚げ、しぶいですね〜
お褒め頂き光栄です
季節的にも大分寒くなってきたのでビールのみだと効力イマイチなんで
日本酒を採用することが多くなってきました。
つまみはセブンの中をうろつき「これじゃ芸がないよな〜」などと
つぶやきながら色々探しています。
何か画期的な組み合わせがあったら教えて下さいね
おぉ!
muscatさんがhagureさんと1955さんとニアミスしてる!
hagureさんはうちの師匠、1955さんとは今年の5月に鳳凰三山でお目にかかったんです。
←その時はヤマレコユーザーさんとは知らなかったけど
muscatさんともそのうちどこかでお目にかかれると嬉しいです(*^_^*)
奥多摩、いいですね
うちも1月末に行く予定なんですけど、あまり雪積もると困るなぁ…
あと、奥多摩三大急登ってどこですか?
こんにちは、CATさん。
コメントありがとうございます
そうなんですよ。1955さんにコメント頂いてプロフ写真拝見すると
どうも見覚えがあるような…。1955さんのレコにお邪魔して見ると
CATさんのコメントがあって疑問は解決でした
>うちも1月末に行く予定なんですけど、あまり雪積もると困るなぁ…
奥多摩のメジャーコースなら降雪直後でもない限りトレースはあるので
ラッセル地獄になることはないと思いますよ。アイゼンは必須ですが。
奥多摩三大急登は東日原から鷹ノ巣山への稲村岩尾根が鉄板、
奥多摩駅から本仁田山に登る大休場(おおやすんば)尾根が有力、
あとは多摩湖から三頭山に登るヌカザス尾根や今回の水根から
六ッ石山に登る棒ノ木尾根が候補になるようです。
大休場尾根は通ったことがありませんが、その他の3つは立派な急登ですよ
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