記録ID: 2508925
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科
阿弥陀岳
2019年08月12日(月) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,330m
- 下り
- 1,317m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 8:15
夏山真っ盛りの8月上旬、八ヶ岳周辺の主要な頂で登り残していた「阿弥陀岳」を訪ねた。薄暮の中を八ヶ岳山荘から美濃戸口へと林道を歩き、いよいよ登山道へ。美濃戸口から行者小屋までの南沢沿いの道は、苔むした樹林帯を歩く場所が多く、如何にも八ヶ岳の登山道という趣だった。行者小屋の辺りからは視界も開け、目指す阿弥陀岳も眺められる様になる。
行者小屋から10分程歩くと、赤岳へまっすぐ上る登山道を左に分け、中岳のコルへと登る斜面に取り付いた。ダケカンバの斜面を九十九折に登り、木々に白樺が混じる様になると稜線はもうすぐだ。稜線の直前に、やや急な斜面で足場が赤土で「ズルズル」と滑り落ちる処があったが、ロープを頼りに通過する。中岳のコルに登り詰めると一気に視界が開けた。正面には権現岳と編笠岳の山塊が大きく見え、雲海の向こうには富士山を望む事が出来た。振り返れば赤岳から横岳・硫黄岳へと続く八ヶ岳の主稜線。そして右手には、阿弥陀岳への急斜面が覆い被さる様に迫っていた。
中岳のコルから進むと、直ぐ急斜面に取付く。折れ曲がった鉄梯子を過ぎると、岩場が現れた。岩の筋に沿って、先ずは左下から右上へ、そして岩の端から左上へと登り、其処からは鎖に捉りながら真直ぐと登る。一旦平らになるが、次の数mの岩壁が一番の難所だった。捉る処が不安定で、慎重に足を運ぶ。岩壁の上が崩れやすい赤土の斜面で、滑らない様にゆっくりと進んだ。登山道の両側にハイマツが現れる様になると傾斜も緩やかになり、一息で山頂へと到着した。
阿弥陀岳の山頂は、直前の狭くて急な岩場からは想像できない程に広々としていて、気持ちの良い場所だった。沢山の登山者が思い思いの場所で休んでいる。中岳のコルから一気に高度を上げた御蔭で、権現岳は見降ろす様になった。雲海に浮かぶ富士山は流石に高い。振り返るとコルを挟んだ赤岳が大きく聳え、横岳から硫黄岳へと連なる稜線景色が素晴らしい。八ヶ岳南部の全貌が一望出る阿弥陀岳からの眺めは素晴らしいものであった。
行者小屋から10分程歩くと、赤岳へまっすぐ上る登山道を左に分け、中岳のコルへと登る斜面に取り付いた。ダケカンバの斜面を九十九折に登り、木々に白樺が混じる様になると稜線はもうすぐだ。稜線の直前に、やや急な斜面で足場が赤土で「ズルズル」と滑り落ちる処があったが、ロープを頼りに通過する。中岳のコルに登り詰めると一気に視界が開けた。正面には権現岳と編笠岳の山塊が大きく見え、雲海の向こうには富士山を望む事が出来た。振り返れば赤岳から横岳・硫黄岳へと続く八ヶ岳の主稜線。そして右手には、阿弥陀岳への急斜面が覆い被さる様に迫っていた。
中岳のコルから進むと、直ぐ急斜面に取付く。折れ曲がった鉄梯子を過ぎると、岩場が現れた。岩の筋に沿って、先ずは左下から右上へ、そして岩の端から左上へと登り、其処からは鎖に捉りながら真直ぐと登る。一旦平らになるが、次の数mの岩壁が一番の難所だった。捉る処が不安定で、慎重に足を運ぶ。岩壁の上が崩れやすい赤土の斜面で、滑らない様にゆっくりと進んだ。登山道の両側にハイマツが現れる様になると傾斜も緩やかになり、一息で山頂へと到着した。
阿弥陀岳の山頂は、直前の狭くて急な岩場からは想像できない程に広々としていて、気持ちの良い場所だった。沢山の登山者が思い思いの場所で休んでいる。中岳のコルから一気に高度を上げた御蔭で、権現岳は見降ろす様になった。雲海に浮かぶ富士山は流石に高い。振り返るとコルを挟んだ赤岳が大きく聳え、横岳から硫黄岳へと連なる稜線景色が素晴らしい。八ヶ岳南部の全貌が一望出る阿弥陀岳からの眺めは素晴らしいものであった。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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