朝日岳(寸又三山・静岡百山)〜初雪のベールで冬じたく〜

- GPS
 - --:--
 - 距離
 - 9.9km
 - 登り
 - 1,541m
 - 下り
 - 1,527m
 
コースタイム
11:25 朝日岳頂上着(3:45)
11:45 朝日岳頂上発
14:35 寸又峡着 (2:50) 合計 6:35
| 天候 | 12/2 曇り〜雪〜曇り〜雨 | 
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 | 
| アクセス | 
												 利用交通機関: 
								
																																								自家用車										
																																																 
						[復路]寸又峡第四駐車場=千頭=島田=吉田  | 
			
| コース状況/ 危険箇所等  | 
					<道の状況> ・おおむねよく踏まれていて迷う心配はない。 ・赤テープ・赤布類なども随所にある。 ■猿並橋 ・朝のうちは、橋の板が凍っている可能性がありスリップ注意。 ■寸又川左岸林道 ・登りついて、目の前の尾根を回り込むと登山口がある。登山口には看板もある。 ■登山口〜頂上 ・ひたすら登るだけの”忍の一字”の登山道。 ・朝日岳から派生する尾根さらにその支尾根上を行くが、登りで言えば尾根に乗る場所、下りで言えば尾根から離れる場所に直角に曲がることを示す指導標があるので、問題がない。 ■頂上直下 ・急な登りが標高差300m程度続く。 ■頂上 ・展望がない。 ・三角点はかなり損傷を受けていて満身創痍 ■日帰り湯 ・寸又峡温泉の各宿はすべて日帰り湯をやっている模様。(500円/人) ・町営の温泉もある。(400円・ただしシャンプー等なし) ■歩数:28000歩 ■費用:食糧500円、燃料:140km÷17km/LX150円/L=1240円。風呂代500円 合計2240円  | 
			
写真
感想
					 この秋に寸又峡がマイブームとなって、山仲間NJさんと一緒に前黒法師岳・沢口山と立て続けに二山を登りました。
 それならばと単独で最後のひとつ、朝日岳を狙いました。
 天気予報は午前中が晴れ、午後から曇り、そして夕方から雨ということでしたので、朝早くたって早めに帰って来ようと思いました。
 朝の寸又峡は閑散としています。有料駐車場となるのも今日で終了。
 紅葉シーズンも終わりで山もいよいよ冬じたくに入ります。
 いったん寸又川に下り猿並橋で左岸にわたります。
 揺れますがむしろ、板が凍っているようで注意して渡ります。
 そこから「びくに坂」と呼ばれる斜面を登り、寸又川左岸林道に出ます。
 寸又川左岸林道は、崩落や落石ですでに打ち捨てられています。
 
 そこからは、登り一途。
 支尾根から尾根上に登ると前黒法師岳・沢口山がだんだんと姿を現してきます。
 今日は曇り空。
 気温も上がらず、天気予報も今日は外れだなーと毛糸の帽子をぐいと被りました。
 愛知県豊橋から来られた3人パーティーが後から登ってきます。
  合地ボツを過ぎると平坦地になってきます。
 この平坦地は、「御鍛冶ノ段」と言います。
 やがて、朝日岳のガレが大きく見えてきて(このガレは国土地理院の地形図よりも大きく発達しているようです)、その向こうに朝日岳の大きな円頂丘が見えてきます。
 「えっ?これ登るの?」という感じです。
 登り始めると上から一人ソロの方が下りて来ました。
 朝6時から登り始めたそうです。
 「上では雪が降っていましたよ」
 いよいよ冬ですね。
 はぁはぁいいながら急な登りをしのぎ、やがて平坦になって頂上に着きました。
 雲は厚くなってきていて、今日は晴れることなく雨へと向かっているようです。
 グレーの雰囲気の中、細かい雪も降ってきて思わずぶるっときました。
 あとから3人パーティーも登ってきて「いやぁ急だったねー」
 コーヒーどうですか、とお誘いを受けました。
 自分も持参しているのでと申し上げましたが、コーヒー豆を手動で挽く機械までお持ちの本格派で驚きました。
 寒いのでそそくさと頂上をあとにし、テクテク下ると寸又峡温泉はすぐでした。
       ***
 ホテルアルプスの内風呂でご機嫌。
 沢口山のときと一緒です。
 すると露天風呂の方から「お〜い!」「お〜い!」と。
 見てみるとびっくり!
 そこにはひと抱えもあるようなタヌキが一匹。
 じーっと露天風呂の中の人を見つめています。
 なにか笑ってしまう構図。
 見られているのはタヌキではなく露天風呂のヒト?という感じ。
 それにしてもきれいな毛並みです。
 「露天風呂に入りに来たのかな?」
 「このあたりに住んでいるのかな」
 寒かったので窓越しに見ていましたが、しばらくして露天風呂の人たちがブツブツいいながら戻ってきました。
 「どうしたんですか?」
 「あのタヌキ、風呂のそばでウンコしたよ。臭いのナンのって!ー」
 で大笑い。
 ”自然に囲まれている”っていいようだけど、こういうこともあるんですね。
 あとでホテルの人が”回収”に来ていました(笑)。
					

										
							






					
					
		
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