尾瀬ヶ原(2回目)〜尾瀬沼


- GPS
- 09:28
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 412m
- 下り
- 550m
コースタイム
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 9:35
天候 | 晴れのち時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
https://www.pref.gunma.jp/01/e2300369_00001.html ○尾瀬戸倉第一駐車場 https://www.pref.gunma.jp/contents/100158472.pdf 午前3時半の到着で6割〜7割程度埋まっていた。 ○尾瀬戸倉→鳩待峠(関越交通、乗合バス、乗合タクシー) https://www.kan-etsu.net/pages/43/ 乗合タクシーの始発は4時半前に出発した。 ○一ノ瀬→大清水(低公害車) https://www.pref.gunma.jp/contents/100158473.pdf 最終の一便前の15時発に乗った。低公害車が2台出た。15分で着くので15時半発の最終でも大清水発15時50分発のバスに間に合うとのこと。 ○大清水→尾瀬戸倉(関越交通、鎌田線) https://www.kan-etsu.net/pages/21/ 最終の15時50分発に乗った。大清水から4人乗ったが4人とも尾瀬戸倉で降りた。尾瀬戸倉から10数人のハイカ−が乗った。 ※逆コースの場合 大清水の駐車場に車を停めた場合、一ノ瀬行きの低公害車の始発は5時となるが、下山後の尾瀬戸倉から大清水行のバスは13時45分発が最後となるので厳しい。 https://kan-etsu.net/files/libs/2510/202007100916174795.pdf 尾瀬戸倉の駐車場に車を停めた場合、尾瀬戸倉の始発は8時43分となり、一ノ瀬に8時55分に着く。一ノ瀬行きの9時の低公害車に乗れるがスタートは遅い時間となる。下山後の鳩待峠から尾瀬戸倉行きの乗合タクシーの最終はAダイヤで17時50分となる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場はない。登山道のほとんどは木道。一ノ瀬〜見晴の木道は古いものがあり、朽ちていたり、斜めになっていたりする。木道なので雨や雪で濡れていると滑りやすいと思う。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
2020年08月10日(月) 【尾瀬ヶ原〜尾瀬沼】
東京在住の友人が尾瀬に行ったことがないというので、先々月6月7日に初めて尾瀬ヶ原を歩いたばかりの関西出身の私が友人の夏の思い出作りに、尾瀬を案内することになった。
山の日の3連休の天気予報は日本海側の天気があまりよくなかったが、直前になって最終日は晴れの予報に変わっていた。
3時半に尾瀬戸倉第一駐車場に到着。駐車場に入れないかもしれないと考えていたが、6割から7割程度しか埋まっていなかった。コロナの影響だろうか、盛夏の尾瀬にしては人出が少ないのではと感じた。
尾瀬戸倉から始発の乗り合いタクシーに乗って、鳩待峠を5時半前にスタートした。山の鼻への緩やかな下りは、陽の光がまだ弱かったけど、ブナなどの広葉樹の森がいい感じだった。
もう小腹が空いてきたので山の鼻でパンを食べてから尾瀬ヶ原を歩いた。至仏山のずっしりと大きな山体を何度も振り返っては仰ぎ見た。正面の燧ヶ岳は逆光なのでシルエットにしか見えなかったがそれもまた趣があっていい感じだ。もっとお花があるのかと思ったが少ないのではという印象だった。
テント泊と思われる多くのソロの方とすれ違った。風がほとんどなかったので陽が登るにつれてとても暑くなってきた。竜宮十字路でゆっくり尾瀬ヶ原を眺めて休憩しようと思っていたが、当然だが木陰はないので、強い光に弱い?友人の希望で休憩なしで通過とした。
見晴でやっと日陰にありついたので弘法清水のつめたい湧き水を飲んで休憩をとった。尾瀬沼まで急坂はないが、暑さと長い登りに備えておにぎりを食べた。尾瀬沼への登山道は素晴らしいブナの巨木がある深い森に緩やかに続いていた。涼しげな沢の音や野鳥のさえずりがずっと聞こえていた。行きかう登山者もそれほど多くなくて静かだった。
白砂乗越まで上がってくるといつの間にか針葉樹主体の森に変わっていた。白砂乗越からわずかに下ると、静かで小さな白砂田代という湿原があった。さらに針葉樹の森を抜けると尾瀬沼の湖畔に出た。お昼前でお腹が空いていたが、沼尻休憩所は閉鎖中で日陰がないので、
頑張って三平下まで進むことにした。
三平下まで湖畔に平坦な山道が続くのかと勝手に思い込んでいたが、山側に入り込んだり、小さなアップダウンが続く割とハードな登山道だった。湖畔からの燧ヶ岳の眺めを楽しみにしていたが、途中1か所しかなかった。
お腹が減ってヘロヘロになりながら三平下にたどり着いた。尾瀬沼山荘と尾瀬沼休憩所の前に広がる傾斜地の広場にはたくさんのハイカーが思い思いに休んでいた。私達は少ない木陰を見つけてランチタイムにした。燧ヶ岳は湖畔まで下りないと全体は見えないが、背の高い広葉樹の森に囲まれて、湖畔の雰囲気の漂う中でのランチは短い時間だったけど楽しかった。
一ノ瀬から出る低公害車の時間の関係で、ランチを終えるとすぐに片づけて、三平峠に向かった。ルートは尾瀬沼山荘の裏手から始まるが、背の高い素晴らしい針葉樹の森が広がっていた。三平峠まで木道が敷かれた緩やかな登りが続いた。
三平峠は針葉樹の森に囲まれてとても静かなところだった。峠を越えて一ノ瀬に向けてさらに針葉樹の森を緩やかに下る。広葉樹の森に変わる頃、十二曲がりの急坂を下る。ブナの緑が午後の陽光に輝いて美しかった。短い急坂が終わると沢音を聞きながら、緩やかな下るだけだった。
一ノ瀬発の最終ひとつ前の低公害車に余裕で乗れたので、大清水に着いてから、尾瀬戸倉に向かうバスの時間までゆっくりと過ごすことができた。大清水小屋の前に勢い良く出ている清水がとても美味しかった。
私達の早くない足では少し余裕のない行程になってしまったけど、盛夏の尾瀬を十分に楽しめた山旅になりました。
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