記録ID: 2469552
全員に公開
ハイキング
白山
三ノ峰 マニアックな花を探しに
2020年08月02日(日) [日帰り]
石川県
福井県
岐阜県
pattatta
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 06:25
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,383m
- 下り
- 1,384m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 6:25
距離 12.3km
登り 1,384m
下り 1,387m
| 天候 | ずっと晴れ予報が直前に曇りに変わったのですが、その割にはいい天気でした |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
※県道勝原小池線は上打波手前の橋梁工事で、平日はほぼ全面通行止めです。土日は規制なし。詳細は「みち情報ネットふくい」で確認してください |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険個所ほぼ無し。飛騨岩周辺に滑りやすい所は常在していますので、下り時には気を使いましょう |
写真
上小池の駐車場は6時過ぎでほぼ満杯。私が準備中に2台停めた後で満車になりました。ギリギリセーフでした。
オトコエシです。セリカダマシと命名したい感じ。
もうこんな季節です。
もうこんな季節です。
今日最初のせり科、シシウドさんが堂々とした姿を現しました。
ここまでは殆ど無かったのですが、少しづつ花が出てきます。
ここまでは殆ど無かったのですが、少しづつ花が出てきます。
ベンチポイントでは別山も見えますが、白山方面には雲がかかっています。
三ノ峰まであとひと登りですが、ここまでありふれた花しか見てません。わざわざ来た価値があるのか、この先にかかっています。
そう、今日のお目当ての一つ。タカネイブキボウフウです。白い花だけの花序と、赤い蕾だけの花序が混在する紅白な感じが印象的です。北アや南アで見たことがあったのですが、白山周辺では初めて見ました。多分ここだけでしょう。
7
8/2 9:22
そう、今日のお目当ての一つ。タカネイブキボウフウです。
白い花だけの花序と、赤い蕾だけの花序が混在する紅白な感じが印象的です。北アや南アで見たことがあったのですが、白山周辺では初めて見ました。多分ここだけでしょう。
白い花だけの花序と、赤い蕾だけの花序が混在する紅白な感じが印象的です。北アや南アで見たことがあったのですが、白山周辺では初めて見ました。多分ここだけでしょう。
小屋に向かうトラバース路の手前辺りは花盛り。もちろんせり科が主役！（のはず）メインはアマニュウ。ところどころにオオハナウドも混ざりますが、
1
8/2 9:28
小屋に向かうトラバース路の手前辺りは花盛り。もちろんせり科が主役！（のはず）メインはアマニュウ。ところどころにオオハナウドも混ざりますが、
密かにまだ咲き残ってないかと期待していたオオカサモチですが、ほぼほぼドライフラワーでした
黄色担当はキンバイソウ。これも白山周辺ではここにしか咲かないと思います
マルバのダケやんも頑張ってます。で、越前三ノ峰をトラバースして反対側に回ると
ハイ、山頂。曇りがちになってきていたので諦めていた別山がまだ健在だったのは望外でした。ので、
別山全貌が望めるところまで進みました。まあ、今日はここまででいいでしょう。山頂に戻るとTシャツを持って記念撮影をしている一団が。そう、マウンツの方々でした。4人中3人は直ぐに別山に向かい出発されたのですが、おひとり残られたkumasuzuさんにご挨拶がてらお話しできたので良かったです。
3
8/2 9:53
別山全貌が望めるところまで進みました。まあ、今日はここまででいいでしょう。
山頂に戻るとTシャツを持って記念撮影をしている一団が。そう、マウンツの方々でした。4人中3人は直ぐに別山に向かい出発されたのですが、おひとり残られたkumasuzuさんにご挨拶がてらお話しできたので良かったです。
山頂に戻るとTシャツを持って記念撮影をしている一団が。そう、マウンツの方々でした。4人中3人は直ぐに別山に向かい出発されたのですが、おひとり残られたkumasuzuさんにご挨拶がてらお話しできたので良かったです。
福井県最高峰です。大分ガスって来てますね。
小屋でkumasuzuさんに挨拶して下山します。まだ仕事が残ってますので
小屋でkumasuzuさんに挨拶して下山します。まだ仕事が残ってますので
キンバイソウはシナノキンバイに似た感じですが背が高く、何より花期が全然違います
見つけた瞬間「やったー！」と叫んでしまいましたw「せり科マニア」を自称しておきながら「ハクサン」の名前がついたハクサンサイコを見たことがなかったのですが、これで大手を振ってマニアを自称できますw
で、さらに！
9
8/2 10:40
見つけた瞬間「やったー！」と叫んでしまいましたw
「せり科マニア」を自称しておきながら「ハクサン」の名前がついたハクサンサイコを見たことがなかったのですが、これで大手を振ってマニアを自称できますw
で、さらに！
「せり科マニア」を自称しておきながら「ハクサン」の名前がついたハクサンサイコを見たことがなかったのですが、これで大手を振ってマニアを自称できますw
で、さらに！
まだ白い花が残っているオオカサモチ！もう思い残すことはありませんw
ミヤマシャジンは難問だったようで、「ソバナでもないし、ハクサンシャジンとも違う」って悩んでるハイカー数組に聞かれました。雌蕊が花びらから突き出てるのがミヤマシャジン、雌蕊が短いのがヒメシャジンです
4
8/2 10:51
ミヤマシャジンは難問だったようで、「ソバナでもないし、ハクサンシャジンとも違う」って悩んでるハイカー数組に聞かれました。雌蕊が花びらから突き出てるのがミヤマシャジン、雌蕊が短いのがヒメシャジンです
撮影機器：
感想
梅雨明け間近の晴天予報。市ノ瀬や別当出合には全国からハイカーが殺到するはず。加賀禅定道はこの前行ったし楽々新道にしても結局ゴールは七倉の辻か四塚山。別山ももう花の時期は過ぎかけのはず、ってことで白羽の矢を立てた（？）のが三ノ峰。この時期他では見られない花が咲くらしい、っていう情報はヤマレコで得ていたのですが未だ行けていなかったので。
で、過去レコを確認して目標を設定。
1.もちろんハクサンサイコ。ヤマレコで数は少ないが安定的に目撃情報あり
2.キンバイソウ。あまり高山植物ガイド本にも出てこないレアな感じ。
3．ハナイカリ。これもマイナーな花。見つけられる自信なし
4・タカネイブキボウフウ。栂さんの本やコラムには乗っていないので、あるかどうか半信半疑
で、結果はハナイカリ以外はゲットできました。特にハクサンサイコは登りでは発見できなかったので、帰りに見つけた時は「やったー！」って声をあげてしまい、周りの登山者の注目を浴びてしまいましたwで、皆さん興味深々で寄って来るのですが、「これです！」って見せたリアクションは「モチロン」微妙な感じw。気を使って「あ〜、カワイイ」とか、「珍しい花なんですね〜。写真撮っときます」とかそんな感じ。正直に「え、これ花？」ぐらいに言ってくれた方が・・・
山頂ではkumasuzuさんともお話もでき、今日も来てよかったですね。別山方面に向かった会長さんに挨拶出来なかったのが心残りですがね。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：1098人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
三ノ峰の最新記録
やっぱり今年も別山詣で 三ノ峰周回の鬼藪漕ぎルート
2025年07月12日 (日帰り) [S]
別山・三ノ峰
2025年07月09日 (日帰り) [A]
別山・三ノ峰
2025年07月06日 (日帰り) [A]
別山 チブリ尾根から周回
2025年07月05日 [A]
別山【市ノ瀬→杉峠→三ノ峰避難小屋泊→別山→南竜】
2025年07月05日 [B]
越前三ノ峰の最新記録
やっぱり今年も別山詣で 三ノ峰周回の鬼藪漕ぎルート
2025年07月12日 (日帰り) [S]
別山・三ノ峰
2025年07月09日 (日帰り) [A]
別山・三ノ峰
2025年07月06日 (日帰り) [A]
別山 チブリ尾根から周回
2025年07月05日 [A]
別山【市ノ瀬→杉峠→三ノ峰避難小屋泊→別山→南竜】
2025年07月05日 [B]
takapino117 さん
パッタッタさん こんばんわ
やりましたね！ハクサンサイコ。
去年、私が何気にコメント書いたのも気になっていたのかな、なんて思ってしまいます。でも、改めてみると、あんまりセリ科っぽくないですね。
今回のレコ見てても、やっぱりセリ科は判別むつかしいと思いました。
タイショーヤさんこんばんは
やっとハクサンサイコ見れました
今回のレコでのセリ科解説しておきますね。
写真11「ミヤマシシウド」：茎からのびる花柄が長い。幹になる茎が明確でまっすぐ伸びてます。写真37のアマニュウは茎が枝分かれするところで主幹も曲がってＹ字型に分岐して行ってますが、シシウドの主幹はまっすぐ伸びてます。
写真14「イブキゼリ」：この写真で表現できているとは思いますが全体的に小さく、身長（？）はせいぜいで十数ｃｍほど、花序もこの写真の通りまばらな感じです。一番の見分けポイントは「葉っぱがセリ」なのですが今回は写せていませんでした
写真19「ミヤマトウキ」：花序はシシウドやハナウド、アマニュウなんかに匹敵するくらい大きいのですが身長は低く、せいぜいで腰の高さ位です。この個体では分かりにくいですが、縦にに伸びない分横に広がる傾向があります。この写真の花の左下あたりにある真ん中が長くのびて尖っている葉っぱも重要です
写真29・30他「タカネイブキボウフウ」：身長と花序の大きさはミヤマトウキと近いのですが、ワッサーとなった葉っぱは全然違うので一発で見分けられます。が、葉っぱだけだとシラネニンジンやミヤマウイキョウなんかにも似ています。で、自分の中での確定ポイントは紅白の花序が混在している感じです。が、時期によってそれでは見分けられ無いかもしれません。
写真34他「オオカサモチ」：ミヤマシシウド以上にまっすぐ伸びて大きな分岐はしません。で、上の方で小さく分岐して一株で一つだけ花序を作ります。
写真37・38他「アマニュウ」：写真38が分かりやすいですが、かなり下の方から分岐する感じで、分岐ポイントでＹの字になっているのが分かりますかね？一番の同定ポイントは葉っぱで、「3裂して丸くなる」という特徴があり、そのつもりで見るとすぐに分かります。私は「ニャロメの手」と呼んでいますが、まあそこまでは丸くなりません
写真47「オオハナウド」：花序の一番外側の花弁だけが長くのびるのが一番の特養で、そこそこ遠くからでも確認できるためセリカで一番簡単です。あとは花序が逆三角形の漏斗型になるというのも分かりやすいです。
今回なかったのは中型で精々5〜60ｃｍのハクサンボウフウ、最初は小型くらいでイブキゼリと見間違いがちですが9月頃には１ｍ以上になるミヤマセンキュウ、小型で20�僂�らいのシラネニンジンですかね。
セリ科はそれぞれ独自の同定ポイントがありますので、それを知っていればスミレなんかよりはるかに分かりやすいです
鳥がハクサンサイコの種を運んできてくれますようにー
ミヤマトウキが咲いてて良かったです。ちょっと責任感じてたので（笑）
ラーンツヒードさんこんばんは
タイショーヤさんにセリ科の基本をコメしていたら返信がおそくなってしまいましたね
今回はせり科に関しては見たいものが見られたので良かったです
パッタッタさん こんにちわ
花詳しいんですね〜
名前わからなかった花も書いてあったので、
パチらせて貰いますm(_ _)m
自分は花は弱いですが、今の時期はいろいろ咲いてて綺麗ですね。
脚の攣りが酷かったので歩き回れませんでしたが、小屋周りも結構咲いててパチリパチリしてました。
3人を見送ったのは残念でしたが、山は何度でも来れるって事でまたチャレンジします。
ちなみに3人の中の男子は会長で無いですわ。
めちゃうるさいので直ぐわかると思います。
ではでは、またよろしくお願いします。
kumasuzuさんこんばんは
先日はありがとうございました
避難小屋ですれ違った女子がmountsシャツを着ていたような気がしたので「もしや」と思っていたのですが、山頂でお話で来てよかったです
てっきりあの方が会長さんだと思ってたのですが違ってたのですね
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する