金毘羅山

nagaikazu
その他2人 - GPS
- --:--
- 距離
- 1.7km
- 登り
- 271m
- 下り
- 270m
コースタイム
| 天候 | 曇り時々晴、気温低 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
岐路:江口ガイドの車 |
写真
感想
膝の調子もかなり回復し、力もそれなりに入るようになったので、閑を盗んでクライミング講習を受けに、京都大原の金毘羅山に行ってきた。
講師は、エグチマウンテンガイドサービスの江口正徳氏
http://www17.ocn.ne.jp/~eguch.mt/
受講者は二人、もう一人のAさんも、同年輩の中高年男性。今回が2回目の参加だそうが、私よりもクライミングはかなり上手な方だった。カメラをもっていくのを忘れたので、残念ながら写真はとれなかった。掲載写真は講師の江口氏からいただいたもの。
金毘羅に来るのは、2008年の5月以来だから、4年半ぶりとなる。今回は江文峠から登山道を上って、琴平新宮を経由して、ロックガーデン分岐に出て、Y懸尾根の頭へ。江文峠が8時30分頃で、Y懸尾根の頭到着が9:00。
最初の予定では、Y懸垂尾根の頭周辺で練習したあと、ビビリフェースまたはホワイト・チムニーへまわる計画だったが、天気は悪くないが、あにいくの曇りがちで肌寒く、岩も濡れている感じだったので、予定を変更して、終日Y懸尾根の頭の南側フェースで練習することになった。
手始めのルートは、いちばん東より、ピナクルの西側の浅いルンゼ状のフェースの登り降り、ここはY懸尾根の頭の南側フェースではいちばん簡単なルート。
ここからはじめて、徐々に西側へとルートをずらしていった。だんだんと難度があがっていく。
スタンスの足をきめ、立ち込み、重心移動をスムースにおこなう。手で登らない、足で登る。わかっているつもりでも、これがなかなかうまくいかず、講師から何度も注意される。何度かトライしたあと、細かいスタンスに左足をのせて、うまく重心移動ができた。それができると、すっと次のホールドがとれる。
さらに西側に移って、今度はオーバーハングののりこえ。下部のハングは短くて、ほぼ垂直なうえ、それと直角にジェードル状に開いたフェースがあるので、そちらからこせば簡単。しかし、上のハングは110度くらいあって、正面から越さないといけないので、はるかに難関。私は3回トライするが、1回も成功せず。
1回目はハングの庇に手がかかるとこまでいったが、足が決まらず、腕がパンプして、ロワーダウン。江口さんから、身体が伸びきらないように、高い位置のスタンスにのって手でバランスをとるようにと、下の安全なところで、反復練習を命じられる。
2回目はハングを正面からこさずに、右に迂回してカンテ上を登る。これはうまくいったが、ハングをこえたことにはならない。
3回目はハング正面のルートで、のりこすところの直前までいったが、ハングを乗り越す足があがらず、あえなく撃沈。非力な私にはハングの乗りこえはむずかしかった。Aさんは5回トライして、4回ともクリア。最後の1回は、腕がパンプしてロワーダウンととなった。江口さんの話では、ハング部分のグレードは5.9ぐらいとのこと。
そのあとは、ハングルートの右側の下部フェースで、ホールド、スタンスの細かいルートの登り。細かいスタンスにきっちりのることと、スメアリングの練習である。比較的易しいのとむずかしいのと2ルートを何回か登る。難しい方は、江口さんの評価では、5.10位とのこと。ここは苦労したが、何とかクリアできた。
受講者二人で、繰り返しのぼったので、クライミングを堪能することができた。正確には覚えていないが、5時間半ほどの間に12、3本は登ったと思う。最後の方では、腕がぱんぱんになり、握力もほとんどなくなる有様だった。
1年半ぶりのクライミングで、最初はかなり怖かったが、練習しているうちにかなりましになった。あいかわらずの下手くそだが、クライミングもできそうな手応えは感じることができた。とはいっても、バリエーションコースに行けるのは、まだまだ先になりそうではある。
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