ヒメサユリの障子ヶ岳


- GPS
- 10:00
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,402m
- 下り
- 1,394m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
落差300mとかいう崖の縁を歩きます。滑落っていうか転落しそうな剥き出し部分が何カ所かありました。道に迷う箇所はありませんでした。 |
その他周辺情報 | 大井沢温泉ゆったり館。 下山口近くにあり、すぐに汗を流せます。8:00〜20:00の営業で¥300という値段もありがたい。 |
写真
感想
去年の6月14日に祝瓶山に登り、ヒメサユリを見てきました。「…では朝日の北の障子ヶ岳はどうなんだろう?」というテーマで登ってきました。
祝瓶山は朝日連峰の南の稜線、障子ヶ岳は北方の稜線にあり、標高が1400m台で、似たような三角の形で、似たようなスラブ状の絶壁を持っています。兄弟のような山です。
私は他に、地蔵岳から飯豊山と古寺鉱泉から大朝日に登ったことがあります。
序盤の急登は、これらの記憶を彷彿とさせるものでした。
山の成り立ちに血筋のようなものがあるとすれば、飯豊と朝日はかなり近しい関係だと思います。
樹々の種類、斜面の角度、左右に見える山々…。写真を混ぜっこしても分からないくらいに似通っていて、微笑ましかったです。
大クビトという中腹に差しかかるところで、お目当てのヒメサユリが現れました。これも去年と全く同じです。剥き出しの斜面にアカモノがぶら下がり、そのときの滑落の緊張感も全く同じ。
障子ヶ岳が姿を表してからは、だいたい写真で述べたとおりです。
紫ナデ直前のヒメサユリと、天狗角力取山付近のお花畑、竜ヶ岳北斜面の沢沿いと、けっこう植物も豊かな山でした。入れ替わりで様々な植生と出会う感じで、その度にワクワクでした。
最後、下山口近くの温泉がありがたかったです。「祝瓶山負けた!」と思いました。
比較するものでもないんですが、祝瓶山(長井市側)はやっぱり自分の地元なので、違いを述べると、、、
・秘境度は祝瓶山が上。登山口に辿りつくまでの恐怖が大きい。
・祝瓶山の方が急登度が高い。一直線に山頂へ至る。登山の時間が短い。
・あと平地から姿をとらえやすいのも祝瓶山の方(たぶん)。毎日見て暮らす愛着がある。
こういう違いがあるかもです。でも概ね兄弟のようなステキな山です、どちらも。
朝日連峰の魅力をまた一段と実感できた一日でした。
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