谷川温泉から中ゴー尾根の取り付きまでの登山道はヒル多発地帯なので、ずっと敬遠してきたが、やっと涼しくなってきたのでヒツゴー沢に行ってみることにした。湯テルメを通り過ぎてちょっと行くと水上山荘があり、その奥に登山口がある。20台ほど停められそう。登山口にはヒルに注意と大きく書かれてあった・・あまり歩かれていない登山道なので荒れているかと思ったが、きちんと整備されていた。肌寒いくらいの気温なので大丈夫だとは思うが、ややヒルの影に怯えながら足早に歩いて二俣へ。ここから入渓する。最初は伏流となっているが、すぐに水流が出てくる。ゴーロをちょっと歩くとすぐに20m滝が見えてくる。水流の左を登るがやや渋い。その後も5〜10m前後の滝が次から次へと出てくる。まさに行きつく暇もない感じ。快適に越えて行けるものばかりで楽しい。それらの間に20mクラスの滝が出てくる。直登したり、巻き気味にのぼったりする。簡単すぎず難しすぎず、適度な感じ。ただ初級者向けではなく、中級者向けだと思う。ロープを多用するとかなり時間を食うので要注意。無数にある滝を越えていくとやがてゴーロとなる。全体の半分を過ぎたくらいだろうか。その後は特に見るべきところも無く、遥か彼方に見える稜線に向かってひたすら詰めていくだけである。ここがなかなか辛い。前半に見どころがぎっしりと詰まっていて、後半が単調というのがヒツゴー沢の感想。初級向けと表記しているガイドブックもあるが、意外に渋い滝も多いので、中級者向けであると感じた。なんとか稜線に出た後は、せっかくなので谷川岳のピークを踏みに行く。行楽シーズンなので平日にも関わらず多くの人でにぎわっていた。気温が上がり、「奴ら」が活性化しているであろう頃に往路を戻る気にはならないので下山は保登野沢コースを考えていた。しかし、肩の小屋管理人の森下さんに「そこにもいるよ」と言われ、ショックを受ける・・アドバイスは「奴らが察知して跳びかかってくる前に通り過ぎること」。がんばって走れ!と言われた(笑)そこで走りを交えながら小走りで下りた。保登野沢コースはほとんど歩く人もいないだろうし、荒れているだろうと思ったが、良く整備されていた。何とか奴らを振り切り、ホッと一安心だった。
こっそり拍手
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
yoshi629さん、こんにちは。
ヒツゴー沢、名前はよく聞きますが、こんな感じの
沢なのですね。写真を拝見していると、厳しそう
に見えます。
そして、中ゴー尾根から見下ろした斜面はかなりの
急斜面だったような。。。
保登野沢コース、今まで考えたことがありません
でした。(あれ?と思って地図で確認しました)
今度計画してみようかな?と思いましたが、ヒル
ですか。奴らを振り切っての下山、お疲れ様でした
youtaroさん、こんばんは。
>そして、中ゴー尾根から見下ろした斜面はかなりの
>急斜面だったような。。。
ヒツゴー沢がある、あの斜面は結構斜度がきついです
ね。稜線に向けて詰めて行く時は大変でした
保登野沢コースはかなり穴場的なコースだと思います。
その割には良く整備されていましたが
>奴らを振り切っての下山、お疲れ様でした
ホントにドキドキでした
獲物を見つけると30cmくらいも跳んで張り付くらしいで
す。帰りにバッタがこちらに向かって跳んできたとき
は、一瞬ヒルかと思って「うわぁー」と絶叫してしまい
ました
どうもです^
ヒツゴー沢よく耳にする沢ですね。滝登り好きにはいい感じですねぇ
さすがにこの寒さではヒルもいないのでは?と思いましたが、まだ出るんですね!
来年こそはyoshiさんの上越の記録を参考にして、デビューしたいと思ってます
かなり苦手です。
初めて見たのが、西丹沢のマスキ嵐沢です。いつの間に
かポケットの中に入っていたみたいで、地図を取り出し
たら、くっ付いてたんですよね。ウネウネ動いていて、
うげーって感じでした
ヒルがいなければ、丹沢にも足を運ぶんですけどね
手頃なところだと白毛門沢なんて良いかも知れません。
私の記録は大したこと書いてないので、他の人の記録を
参考にして下さい
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する