豊丘〜明覚山〜弁天さんの桜〜延命地蔵堂の桜


- GPS
- 04:00
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 468m
- 下り
- 460m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
山裾の分譲団地の道路脇のスペースに駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車場所〜農道〜林道〜林道月生線 農道は舗装された車道 林道は車の痕跡なく、倒木があちこちにあります 林道終点から微かな踏み跡を頼りに歩き始め、 途中で見失ったのか踏み跡が消失したのか分かりませんが 適当に急斜面を登りました 植林が切れ、小灌木帯に入ると茨の酷い藪漕ぎ とにかく急斜面を登り切って、林道月生線に出ました ・水中峠〜雨引城跡〜妙覚山 登山口付近は笹薮に覆われていますが、笹の下に道跡があります 笹原が途切れると踏み跡の残る尾根道 踏み跡が入り乱れ、分かりにくい箇所もあるので注意です 岩稜、痩せ尾根もあり、下りが落ち葉で滑りやすく、滑落注意 ・水中峠〜弁天さんの桜〜延命地蔵堂の桜〜駐車場所 緩やかに下る、舗装の車道歩き |
写真
右の微かな踏み跡を辿り、急斜面の植林帯を登り、途中で踏み跡を見失っており、方向を間違えたようですが、適当に急斜面を登りました。植林帯が切れ、小灌木帯では、散々茨に引掻かれました(/_;)
感想
豊丘集落から林道月生線を使わずに水中峠に至る登山道を見つけ、
帰りは舗装の林道をゆるゆる戻ることにして、周回を計画しました。
車二台を使って縦走、冬の最中に鎌田山から三角点まで往復し、
三回目になりますが、険しい稜線上にある山城跡が魅力です。
分譲団地を後に、真っ直ぐな農道を歩き、ふと振り返ると
桜の咲き始めた民家の庭の向こうに妙徳山がどっしりと大きく見え
この姿は自宅からは反対側になり、見られない風景?等と
考えながら見ていると、一層、妙徳山が愛しく感じられてきます。
耕されていたと思われる田畑が、草茫々の牧草地の様になり
また、自然林に帰っているのかと思われる林を通りかかると
耕作放棄地の多さに寂しくなります。
まだ、耕作期ではないので、思い過ごしだと良いのですが…
農道終点付近の林道入口には、いきなり倒木あり、乗り越えて前進。
車の通った痕跡はなく、随分前から廃道状態のようです。
林道もやがて尽き、薄暗い杉の植林帯の急坂を幹に掴まりながら登り
いつの間にか微かな踏み跡も見失っていました。
登りは、ひたすら尾根を目指して進めば良いので、安心。
ただ、植林帯が終わり、小灌木帯に入ると、茨の藪に引掻かれ
新品の衣類は鍵裂きで台無しになるので、ご注意を!
思ったより峠の東側で林道月生線に出て、やれやれ!
水中峠の雨引城跡入口は、殆ど記憶ありませんでしたが
以前来ている安心感から、笹薮に入ると、すぐに途切れ、一安心。
絶好の登山日和に、快適な尾根歩き、となるかと思いきや
最近、林道やら、急坂も岩場もない優しい登山道ばかり歩いており
急なアップダウンでの足元に不安を覚え、訓練不足を反省、
改めて妙覚山の稜線の険しさも実感しました。
このような里山で人に行き会う筈はないと思って居ましたが
下って来られたのは、信州の山の絵地図で有名な中嶋豊さんでした。
次に山城巡りの本を出すお積りと伺い、お会いした理由が分かりました。
この辺りの山を歩くと、山城跡に出会う機会が多く、
名前さえ分からない城跡も多いのではないかと思います。
山城に惹かれるお気持ちおを持たれていることが嬉しく
出版される日を楽しみに待たせて頂きたいと思います。
林道月生線を下り、防獣柵を抜けると、花盛りの梅林が目に入り、
「弁天さんの桜」を通りがかったと知り、これも今日の幸運♪
枝垂れ桜は、まだ残念ながら開花前でしたけれども
思いがけないご褒美を頂戴した気がして、のんびり昼食休憩♪
豊丘小学校の向かいの桜を思い出し、そこにも寄ってみました。
以前この付近の山の行き帰り、よく目にしていた古木です。
「延命地蔵堂の桜」と案内板があり、須坂市随一の巨木だそう。
丁度咲き始めで、いつか開花を見たいという願いが偶然にも叶い
ここでも、お花見をすることができて、幸運続き♪
春爛漫の里山歩きは、思いがけない出会いの嬉しさや
桜の花々に彩られ、本当に得難い一日になりました。
来週には、満開の「弁天さんの桜」が楽しめるのではないでしょうか?
是非お薦めしたいと思います♪
コメント
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おにぎりをモグモグしていたので、まともにお話しできず、申し訳ありませんでした。
あのときはまさに「先へ行こうか戻ろうか」思案していたのですが、良いお天気だったので、紫子萩山まで行ってしまいました。
所々にヤブはあるけれど、なかなか楽しいコースでした。
ではまた、どこかでお目にかかりましょう。
まさか、鎌田山から登っていらした方が
Mt_QP さまだったとは、知らずに、失礼しました!
日頃、この付近の里山の山行を興味深く拝見しており、
また、拝見して気になるコースを参考にさせて頂いていますが
いつも、とても長い距離を歩いていらっしゃるので、
すみませんが、勝手に端折ってます
記録の少ない信州の里山の頼りになる丁寧な記録と感謝しております。
知っていたら、直にお礼を申し上げられたのにと、残念です
この日は、奇跡的出会いの連続だったのですね
紫子萩山まで行かれたのですか
灰野峠に戻り、横断して1008m三角点まで往復する積りでしたが
取付きの笹薮の凄さに、いともあっさり諦めて下山しました。
写真を拝見すると、笹のない歩き易い尾根歩きもあるのですね
俄然、歩いてみたくなりましたが、
奈良山近辺の笹の凄さはトラウマ
紫子萩山は、遥か昔、奈良山の尾根を越えて五味ケ高原線に至る
荒廃した林道から登っているのですが
高山村の高井城跡まで登山道が整備されているようなので
その辺りから、もう一度登ってみたいと思って居ました。
小さな三角形の可愛らしい山頂が目を惹きますね
どこかの里山でまたお会いできるかもしれませんね。
その時はいろいろお話も伺いたく、楽しみです
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