記録ID: 2259142
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ハイキング
東海
遠州修験道秋峯踏査(光明山)おいだいら入口バス停から西鹿島駅まで
2020年03月15日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:11
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 823m
- 下り
- 979m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
おいだいら入口バス停〜林道光明線の取り付き:舗装路歩き 林道光明線の取り付き〜光明山遺跡:整備されたハイキング道(部分的に舗装路) 光明山遺跡〜麗橋古道〜天竜光明線:麗橋古道は一部薮化して分かりづらい 天竜光明線〜二俣:舗装路歩き |
写真
役行者像が祀られているという長光寺にも立ち寄りました。この辺りは鎌倉時代から行われた峯中路(秋峯)と、中世後半に成立した新しい峯中路(秋葉山〜竜頭山〜常光寺山〜信州)が重なる地域なので、多くの修験者が行き交った場所なのでしょう。
急な階段を登ると、不動明王や役行者の石像が祀られてました。ここは昭和7〜10年の工事で二俣川の流路が変えられるまでは、川を挟んで南側の浅間神社(浅間山)と繋がっていましたから、もしかしたらここが東の山へ入る入口だったのかもしれませんね。
すぐ横には明治時代に作られた鳥羽山洞門の入口がありました。鳥羽山には「鳥羽山トンネル(車道)」「鳥羽山トンネル(歩道)」「天竜浜名湖鉄道のトンネル」「鳥羽山洞門」と、4つものトンネルが並んでいるんですね。
鹿島橋を渡ります。遠州修験道の本に載っていた地図では秋峯ルートは鳥羽山城の北西から天竜川を越えているんですが、さすがに泳いで渡るわけにもいかないので…。修験者たちは泳いで渡ってたんですかね?まあ天竜川の流路も今とは全然違っていたでしょうし、時代によって色々変わっていったんでしょうね。
撮影機器:
装備
個人装備 |
フリース
ウインドブレーカー
半袖シャツ
長袖シャツ
ドライレイヤー(ミレー)
ロングパンツ
タイツ
靴下
グローブ
レインウェア
帽子
トレランシューズ
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
---|
感想
※2020年3月15日の登山記録です。記録の途中でほったらかしになってました。
山本義孝著「遠州の霊山と山岳信仰〜その源流と系譜」に掲載されている峯中路(春峯・秋峯)を極力忠実に辿ってみる遠州修験回峰行踏査。今回は比較的楽にたどれそうな、大平(おいだいら)西側付近から光明山を経て二俣へ至るルートを踏査してきました。
かつて修験者が歩いていた時代は木に覆われた尾根を辿っていたと思われますが、今は尾根沿いに車道(天竜光明線)が通ってしまってますので、ほとんどが舗装路歩きとなります。出発前は「単なるウォーキングだからつまらなそう」と思ってましたが、全くの杞憂でした!「古い町石が残る麗橋古道」「方神塚」「光明山古墳」「二俣の町に残る役行者像」「二俣城址と鳥羽山城址」「ルート付近に多数ある三角点」などなど、寄り道スポットに恵まれた充実の踏査になりました。
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