記録ID: 2253055
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ハイキング
東海
【愛知130山】雁峰山連峰 茶臼山公園から
2020年03月12日(木) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 09:19
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,071m
- 下り
- 1,068m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 9:04
距離 19.6km
登り 1,080m
下り 1,071m
5:59
6:08
12分
長篠設楽原PA
6:20
53分
赤禿登山口
7:13
7:14
13分
のたば
7:27
7:31
63分
見晴台
8:34
27分
片山雁峰山
9:01
9:14
44分
徳定雁峰山
9:58
10:10
54分
パラグライダー離陸場
11:04
11:45
57分
須長雁峰山
13:29
13:30
63分
石座石
14:34
14:54
7分
長篠設楽原PA
15:01
ゴール地点
【トラックログ】GarminGPS (GPS Map60cx:2007model)
設楽原をまもる会
(長篠設楽原の戦い・古戦場の調査研究、決戦場まつり運営、古戦場いろはかるた案内板設置、馬防柵復元など)
http://www17.plala.or.jp/sitaragahara/
※雁峰山の読みについて
130山ガイドブック、新城市小中高校歌、地元案内標識、高速トンネル名には
「がんぼうさん」「がんぽうさん」「かんぼうやま」など複数の読みが使われています。
設楽原をまもる会
(長篠設楽原の戦い・古戦場の調査研究、決戦場まつり運営、古戦場いろはかるた案内板設置、馬防柵復元など)
http://www17.plala.or.jp/sitaragahara/
※雁峰山の読みについて
130山ガイドブック、新城市小中高校歌、地元案内標識、高速トンネル名には
「がんぼうさん」「がんぽうさん」「かんぼうやま」など複数の読みが使われています。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
マップコード 301 002 396*63 ※新東名高速道路下り線・長篠設楽原PAより遊歩道で歩いて行けます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山腹の尾根道は荒れていて枝道が多く注意が必要です。主稜線上も林道が交錯していて分かりにくいです。地形図やGPS等で確認しながら歩いて下さい。 |
その他周辺情報 | 【お風呂】 ・天然温泉 本宮の湯 https://www.honguu-no-yu.com/ 愛知県豊川市上長山町本宮下1番地1685 定休日:毎週水曜日(水曜祝日は営業、翌日休館)大人(中学生以上)620円 営業時間:10:00〜22:00(温泉受付21:30) ・豊川コロナワールド http://www.korona.co.jp/Onsen/tok/index.asp 豊川市下長山町上アライ14-1 0533-85-6310(代表) 年中無休 大人(中学生以上) 平日700円 土・日・祝800円 6:00〜深夜1:00(最終受付 0:30) |
写真
撮影機器:
感想
ご訪問ありがとうございます。
ヤマレコは春の花の便りで賑やかになってきましたが、そんな誘惑には目もくれず、この日も愛知の低山を歩いてきました。
雁峰山は戦国時代に織田・徳川勢と武田勢が戦った「長篠設楽原の戦い」で狼煙が上がった山として知られています。長篠城に籠城していた奥平氏が武田勢の猛攻に耐えかね、援軍を要請する為岡崎へ伝令として向かわせた「鳥居強右衛門」、彼の命をもいとわない忠義の厚さが地元では有名です。
・鳥居強右衛門wiki→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E5%B1%85%E5%BC%B7%E5%8F%B3%E8%A1%9B%E9%96%80
鳥居強右衛門イチオシの新城市ですが、岡崎に伝令として向かったのはもうひとり「鈴木金七郎」という人物がいたそうです。地元の出身で、岡崎から戻る際に設楽原まで援軍を道案内し、合戦にも参加したとのことです。
・鈴木金七郎の業績を見直す会→http://www13.plala.or.jp/kinnsitirou/
ハイキングのスタート地点は金七郎生誕地のすぐ近くにある茶臼山、設楽原合戦の際に織田信長の本陣が敷かれた山です。
須長ルートとはまた別の狼煙場を通るルートで歩いた雁峰山連峰、各山頂からの眺めはありませんでしたが、戦国時代に思いを馳せながら歩いた一日でした。
駐車地・茶臼山公園マップ
設楽原決戦場360°ビュー
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コメント
この記録に関連する登山ルート
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なぜか懐かしい風景です。
新東名ができる前、上りのPAの予定地のすぐ南の小高い丘に登ったことがあります。
そこも、多くの石碑がありました。
今は高速もでき、ラリーも開催され、隔世の感がありますね!
でも、懐かしさを感じながらレコを拝見させてもらいました。
雁峰山と言っても多くのピークがあるのですね。
愛知130の本に記載されたピークだけ登るのではなく、連峰をじっくり縦走するのは、とても良いですね
こういう歩き方は、好きです。
このルートだと、高速使ってPAからスタートするのも良いなと、思いました。
こんにちはtotokさん
地形図を見ると確かに上りPAの南側に丘がありますね。中腹にはお寺もありますし、totokさんがご覧になったのは何かの供養塔なのかもしれませんね。この辺りは戦場だったので首塚(信玄塚)などもあるようです。
里山にはよくある事ですが、”雁峰山”とは特定のピークではなくて、山塊全体を指しているみたいです。徳定・片山・須長はどれも麓の集落の地名で、便宜上誰かが名付けたと思われます。地元の案内板にあるように、山塊全体を”かんぼうやま”と呼ぶのが正しいのでしょうね。
PA起点でハイクも可能です、トイレや飲食があるので便利ですよね。展望はほとんどありませんが、静かにじっくり歩く向きには良い山だと思いました。
少女のようでかわいい
こんにちはitooさん、コメントありがとうございます。
これは私が「やれ!」と言ったわけではなくて自発的にとったポーズなんですよ。少女?と呼ぶにはかなり無理がありますが、後姿だし見る人のご想像にお任せですかね(^^;
itooさんのレコにここから離陸するパラグライダーの写真があったので、無理して寄ってみました。おかげですばらしい景色が楽しめました、感謝
teppanさん、こんにちは
歴史大好き寅は、レコ見たからにはじーっとしておれんがや。
長い距離を時間かけて8の字で周回されましたね。
この山も愛知130山の一つなんだ。
もう随分前やけど、長篠城跡やその周辺を見に行ったことがあるんよ。
城自体はこれと言って何も残ってなかったな〜。
設楽ヶ原には「設楽原古戦場趾」って碑がポツンと建ってたと思うな。
今は馬防柵が再現され、決戦場まつりが開催されるんだね。
時は天正3年(1575年)5月15日の朝、鳥居強右衛門(すねえもん)は、脱出成功の合図に雁峰山に登って狼煙を上げた。
狼煙を見て、奥平や城兵は喜びの雄叫びを上げたと言う。
鈴木金七郎って方は、初めて聞く名前でした〜。
こんにちは寅さん、コメントありがとうございます。
落城寸前の長篠城を救った鳥居強右衛門は、主君の奥平信昌より有名でヒーロー的扱いになってますね。その陰にもう1人、鈴木金七郎という人物が居たとはteppanも知りませんでした。結果的に彼らの働きが武田を滅亡に追いやるきっかけになったと言えますね。
長篠設楽原の戦いは三千丁の鉄砲による三段攻撃で知られていますが、それは江戸時代に小瀬甫庵が書いた「信長記:しんちょうき」が元ネタだそうです。信長の家臣が記した「信長公記」に脚色を加えたもので、信憑性に欠けると言われていますね。
両軍とも戦死者が多く、数に勝る連合軍を相手に武田軍がいかに強力だったかが解ります。最終的に馬防柵と鉄砲が勝敗を分けたのは間違いなさそうですね。
そんな血なまぐさい出来事があったとは全く想像できない、のどかな雁峰山と設楽原でした。
teppanさん、こんにちはっw
ここのお山、SAに停めて登れるんですか
私も茶臼山には行ったことがありますがぐるっと行けるとは
知りませんでしたっw
以前は、名古屋から新東名に乗って岡崎のSAと長篠SAに寄って
茶臼山だけ登って、ぐるっと回って東名で東郷SAで食事して結局、高速一度も降りないで名古屋に戻ったらETCのサイレン鳴りだして料金不明で自己申告で精算したのですが、一つ手前の三好ICから降りたらETCはどう判断するのかちょっと興味あるんですが・・
こんばんはneo-nさん
長篠設楽原PAは上下線とも一般道から利用できる「ぷらっとパーク」の駐車場があるので、歩いてPA外に出ることができます。本陣跡もPAからの他、南北の一般道からも階段が付いているので、今回の様な周回が可能なんです。
長時間駐車は迷惑かな?と考え、茶臼山の駐車場から周回しましたが、本線ではなく「ぷらっとパーク」の駐車場なら広い割に利用者は少なく、駐めてもほとんど迷惑はかけないと思われます。
どことは言えませんが、4年前に一度だけ高速道路周回をやったことがあります。乗ったICの1区間手前で降りて料金は最低請求でした。でも今は途中で周回が分かるようなカラクリがある様で、ETCレーンで降りた時の料金表示は安くても、後から請求されたりする事があるようです。周回中にETCカードが抜いてあっても分かるようですよ。
こんばんは teppanさん
しっかりと長篠を見て回っていますね。私のように歴史に疎いとこんなコースを歩こうなんて思いもよりません。歩いた後に調べたりして、もっと知ってから回ると絶対面白いですね。
後でいつももったいないと思っていますよ。
こんばんはsireotokoさん
雁峰山は長篠設楽原の戦いと縁が深い山なので、周辺には見どころがたくさんあるんですね。欲張って縦走したせいで時間がなくなり、アフターでゆっくり戦国遺跡巡りはできませんでしたが、少しだけでもと、古戦場に寄ってから帰りました。
登りで歩いた尾根は、地形図で見て歩けそうだったので試してみたんですが、行ってみて初めて鈴木金七郎という人物の事を知りました。事前に調べてあったわけではないんですが、知ることができて良かったです。
低山とはいえ、20km近い距離、戦国の歴史に触れながら
海岸線、南アの展望も楽しめる、いいお山たちですね。
ゴルゴサーティーンって何?と思いましたら
オイルサーデン!! 山で食べると美味しそうです。
缶詰は便利ですね。
ゴルゴサーディンはあるときスーパーで目に留まったので、いつか山で食べてやろうと思っていました。語呂合わせですが、何でも商売に結びつけようとする姿勢に感心しますね。そのままでも美味しかったのですが、トッピングを持って行かなかったのがちょっと残念
主稜線上はアップダウンが少なく林道歩きもあったので、距離はあってもそんなに疲れはありませんでした。最初計画にはなかったのですが、パラグライダーの離陸場だけはすばらしい展望で行ってみて良かったです。
この辺りには古戦場跡や合戦にまつわる場所が幾つもあって、奥の細道ではないですが、「兵どもが夢の跡」と言ったロマンを感じる長篠・設楽原でした。
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