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- GPS
- 31:53
- 距離
- 32.0km
- 登り
- 2,658m
- 下り
- 2,658m
コースタイム
9/8(土) 05:02御沢野営場⇒05:08御沢小屋跡⇒05:56中十五里⇒06:14上十五里⇒06:35笹平 ⇒06:47横峰⇒07:06峰秀水の水場⇒08:08三国小屋⇒09:19種蒔⇒09:43切合小屋 ⇒10:18草履塚⇒10:37姥権現⇒11:00御前坂⇒11:34飯豊山神社⇒11:55飯豊山頂上 ⇒12:21駒形山⇒13:07御西岳⇒13:13御西小屋13:19⇒14:14大日岳⇒15:15御西小屋
9/9(日) 06:38御西小屋⇒08:06飯豊山頂上⇒10:29三国小屋⇒12:53御沢野営場
御沢キャンプ場の駐車場からスタート。 キャンプ場だけあって、トイレ・水場が完備なのが嬉しい(^^)
0
9/8 5:01
御沢キャンプ場の駐車場からスタート。 キャンプ場だけあって、トイレ・水場が完備なのが嬉しい(^^)
車両通行止の林道を進む。 すぐに沢を越えます。
0
9/8 5:08
車両通行止の林道を進む。 すぐに沢を越えます。
御沢小屋跡に到着。 ここは大滝方面との分岐点。『下十五里』と書かれた方向へ進み、いよいよ山道に入ります。
0
9/8 5:08
御沢小屋跡に到着。 ここは大滝方面との分岐点。『下十五里』と書かれた方向へ進み、いよいよ山道に入ります。
斜面を登っていきます。
0
9/8 5:21
斜面を登っていきます。
両側が土の壁。 ひんやり感があります。
0
9/8 5:23
両側が土の壁。 ひんやり感があります。
立派な大木だな〜。
0
9/8 5:41
立派な大木だな〜。
後ろを振り返る。 朝日が眩しい〜〜〜☀
0
9/8 6:21
後ろを振り返る。 朝日が眩しい〜〜〜☀
おお〜ッ 雲海だあ〜。
4
9/8 6:23
おお〜ッ 雲海だあ〜。
木々の間から見えるあの山は…? 地図で確認すると『三国岳』。ヨッシャ!先ずはあそこを目指すんだな…。
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9/8 6:26
木々の間から見えるあの山は…? 地図で確認すると『三国岳』。ヨッシャ!先ずはあそこを目指すんだな…。
木の根だらけの急登。
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9/8 6:27
木の根だらけの急登。
変わった毛虫君。
2
9/8 6:47
変わった毛虫君。
横峰を通過。
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9/8 6:47
横峰を通過。
『水』と書かれた表示板を見ながら進む。
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9/8 7:07
『水』と書かれた表示板を見ながら進む。
『峰秀水』の水場がありました。この水は冷たくて大変美味しい!ここから飯豊山の先まで、水場が無いと覚悟したほうが良い。
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9/8 7:06
『峰秀水』の水場がありました。この水は冷たくて大変美味しい!ここから飯豊山の先まで、水場が無いと覚悟したほうが良い。
早々と森林限界を越えました。目の前に三国岳が聳えてます。 (三国山じゃなくて、三国岳なんですね…)
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9/8 7:22
早々と森林限界を越えました。目の前に三国岳が聳えてます。 (三国山じゃなくて、三国岳なんですね…)
クサリ場が出現。
1
9/8 7:47
クサリ場が出現。
岩を掴んで、
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9/8 7:47
岩を掴んで、
ヨッコラショッ!と登る。
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9/8 7:48
ヨッコラショッ!と登る。
背後には会津磐梯山。
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9/8 7:29
背後には会津磐梯山。
急な岩場を一気に登ると『剣ヶ峰』の道標が出現。
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9/8 7:51
急な岩場を一気に登ると『剣ヶ峰』の道標が出現。
岩尾根は一層峻鋭に…。
2
9/8 7:53
岩尾根は一層峻鋭に…。
後ろを振り返ります…。 岩尾根の空中回廊って感じですね…。
5
9/8 7:59
後ろを振り返ります…。 岩尾根の空中回廊って感じですね…。
横を見ると、山々の稜線が続いている。
0
9/8 8:00
横を見ると、山々の稜線が続いている。
前を見るとマダマダ岩尾根は続いている。 7月に登った平ヶ岳とソックリなシチュエーションだな…。
4
9/8 8:01
前を見るとマダマダ岩尾根は続いている。 7月に登った平ヶ岳とソックリなシチュエーションだな…。
この辺りはトンボ天国でした。
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9/8 8:04
この辺りはトンボ天国でした。
剣ヶ峰の岩稜を登りきると、最初のチェックポイントである三国小屋に到着。
0
9/8 8:08
剣ヶ峰の岩稜を登りきると、最初のチェックポイントである三国小屋に到着。
三国小屋からは、縦走する山々が姿を現します。
1
9/8 8:10
三国小屋からは、縦走する山々が姿を現します。
なんだ…? 白いナデシコ…? 少し違う?
1
9/8 8:12
なんだ…? 白いナデシコ…? 少し違う?
トガクシコゴメグサ。
2
9/8 8:24
トガクシコゴメグサ。
イワショウブ。
1
9/8 8:16
イワショウブ。
ヒメシャジン。
0
9/8 8:44
ヒメシャジン。
稜線の上は、まだまだお花がいっぱいです。
1
9/8 8:14
稜線の上は、まだまだお花がいっぱいです。
三国小屋を後にして、てくてくと歩く。
0
9/8 8:16
三国小屋を後にして、てくてくと歩く。
鋭い岩峰のピークが2つ見えます。 あのピークを越えるみたいです。
1
9/8 8:19
鋭い岩峰のピークが2つ見えます。 あのピークを越えるみたいです。
梯子を登って先へ進む。
1
9/8 8:30
梯子を登って先へ進む。
見るからに嶮しい岩峰。
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9/8 8:52
見るからに嶮しい岩峰。
岩場を登る。
1
9/8 9:09
岩場を登る。
岩場が続く。 飯豊山って、マッタリ系の山かと思っていたけど…そこに行きつくまでには嶮しい岩場も結構あるのね…。
1
9/8 9:11
岩場が続く。 飯豊山って、マッタリ系の山かと思っていたけど…そこに行きつくまでには嶮しい岩場も結構あるのね…。
岩峰を越えると、穏やかな稜線歩きに変わる。 前方にオーラをまとった山容が現れました。 あれは、まさしく飯豊山!
2
9/8 9:16
岩峰を越えると、穏やかな稜線歩きに変わる。 前方にオーラをまとった山容が現れました。 あれは、まさしく飯豊山!
ズンズン進む。 少しづつ飯豊山が近づいてくる。 緑の山肌が美しい〜。
4
9/8 9:24
ズンズン進む。 少しづつ飯豊山が近づいてくる。 緑の山肌が美しい〜。
種蒔山を越える。 だいぶ飯豊山に近づきました。
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9/8 9:36
種蒔山を越える。 だいぶ飯豊山に近づきました。
眼下に小さく切合小屋が見える。 あそこまで下ります。
1
9/8 9:17
眼下に小さく切合小屋が見える。 あそこまで下ります。
白砂の見晴らしが良い場所に到着。 大日岳が綺麗に望めます。
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9/8 9:40
白砂の見晴らしが良い場所に到着。 大日岳が綺麗に望めます。
大日岳は、飯豊山とは対照的に、彫りが深くて嶮しいアルペンチックな山でした。
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9/8 9:36
大日岳は、飯豊山とは対照的に、彫りが深くて嶮しいアルペンチックな山でした。
切合小屋を通過。
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9/8 9:44
切合小屋を通過。
青い空と緑の山肌、そして白い砂地が綺麗です。(手前の花はミヤママツムシソウ)
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9/8 9:51
青い空と緑の山肌、そして白い砂地が綺麗です。(手前の花はミヤママツムシソウ)
登山道わきの花を見ながら歩く。 (ヨツバシオガマ)
1
9/8 9:57
登山道わきの花を見ながら歩く。 (ヨツバシオガマ)
黄色い花はウサギギクかな?
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9/8 9:57
黄色い花はウサギギクかな?
草履塚。
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9/8 10:18
草履塚。
飯豊山に近づいてきたな〜。
5
9/8 10:31
飯豊山に近づいてきたな〜。
頂上部も良く見える。
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9/8 10:31
頂上部も良く見える。
姥権現。
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9/8 10:37
姥権現。
またしても岩場が出現。
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9/8 10:45
またしても岩場が出現。
地元の人の後に次いで登ります。
2
9/8 10:47
地元の人の後に次いで登ります。
飯豊山はもうすぐそこだ〜!
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9/8 10:58
飯豊山はもうすぐそこだ〜!
飯豊山に向けて、いよいよ最後の登り!
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9/8 11:00
飯豊山に向けて、いよいよ最後の登り!
かなりの急登! 間違いなく、今日一番の頑張り処!
1
9/8 11:02
かなりの急登! 間違いなく、今日一番の頑張り処!
茶褐色のカエルちゃん。 (危うく踏みそうになりました)
1
9/8 11:09
茶褐色のカエルちゃん。 (危うく踏みそうになりました)
背後を振り返ります。
1
9/8 11:11
背後を振り返ります。
頂上を目指して無心で登ると、
0
9/8 11:14
頂上を目指して無心で登ると、
頂上と思われる石垣が近づいてきて、
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9/8 11:19
頂上と思われる石垣が近づいてきて、
やっとの思いで急坂を登り切ると、まだまだ先が続いていることに気付く。(ヤッパリ!)
3
9/8 11:25
やっとの思いで急坂を登り切ると、まだまだ先が続いていることに気付く。(ヤッパリ!)
あれが飯豊山神社がある本山小屋で、
0
9/8 11:25
あれが飯豊山神社がある本山小屋で、
あそこが飯豊山の頂上か〜。
2
9/8 11:25
あそこが飯豊山の頂上か〜。
とりあえず、本山小屋に向かう。
0
9/8 11:31
とりあえず、本山小屋に向かう。
本山小屋に到着。 山バッチを買おうと思いましたが、管理人不在でした。
1
9/8 11:34
本山小屋に到着。 山バッチを買おうと思いましたが、管理人不在でした。
小屋の裏には鐘。
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9/8 11:34
小屋の裏には鐘。
本山小屋から先を眺めると、飯豊山〜大日岳と続く素晴らしい稜線が拝めます。
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9/8 11:35
本山小屋から先を眺めると、飯豊山〜大日岳と続く素晴らしい稜線が拝めます。
いよいよ飯豊山のマッタリ稜線歩きです。
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9/8 11:45
いよいよ飯豊山のマッタリ稜線歩きです。
今度こそ本物の山頂が近づいてきました。
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9/8 11:51
今度こそ本物の山頂が近づいてきました。
後ろを振り返る。 本山小屋があんなに遠くに。
0
9/8 11:54
後ろを振り返る。 本山小屋があんなに遠くに。
飯豊山登頂! 『飯豊山はイイデ〜』
10
9/8 11:58
飯豊山登頂! 『飯豊山はイイデ〜』
烏帽子岳〜北又岳と続く稜線。
2
9/8 12:06
烏帽子岳〜北又岳と続く稜線。
こちらは、大日岳へ続く稜線。 頂上で地元の方と立話をした後、御西小屋に向けて出発します。
3
9/8 12:09
こちらは、大日岳へ続く稜線。 頂上で地元の方と立話をした後、御西小屋に向けて出発します。
途中にある小ピーク、駒形山。
0
9/8 12:21
途中にある小ピーク、駒形山。
なんか、幸せな気分ですね〜☆
2
9/8 12:31
なんか、幸せな気分ですね〜☆
雪渓、雪渓。
1
9/8 12:33
雪渓、雪渓。
これぞ飯豊山って感じの風景です☆
7
9/8 12:53
これぞ飯豊山って感じの風景です☆
すれ違った方に、大日岳までの所要時間を教わりました。今日中に登れそうです。
4
9/8 12:59
すれ違った方に、大日岳までの所要時間を教わりました。今日中に登れそうです。
かつてのお花畑。 散った後のチングルマが揺れてます。
4
9/8 13:01
かつてのお花畑。 散った後のチングルマが揺れてます。
これから登る予定の大日岳。
0
9/8 13:04
これから登る予定の大日岳。
遠くに御西小屋が見えてきた。
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9/8 13:07
遠くに御西小屋が見えてきた。
御西山に登頂。
0
9/8 13:07
御西山に登頂。
池塘、池塘。
1
9/8 13:07
池塘、池塘。
御西小屋に到着。 小屋の前にザックをデポし、GPS、カメラ、雨カッパ、デジカメを持って大日岳に向かう。
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9/8 13:13
御西小屋に到着。 小屋の前にザックをデポし、GPS、カメラ、雨カッパ、デジカメを持って大日岳に向かう。
気持ちがイイ稜線歩き。
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9/8 13:28
気持ちがイイ稜線歩き。
マッタリ気分全開です。
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9/8 13:28
マッタリ気分全開です。
大日岳に近づいてきました。
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9/8 13:37
大日岳に近づいてきました。
小さな池がありました。
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9/8 13:37
小さな池がありました。
周囲がガスってきました。 今日は午後から曇りになり、明日は一日中曇りの予報です。
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9/8 13:50
周囲がガスってきました。 今日は午後から曇りになり、明日は一日中曇りの予報です。
雄一のイワカガミが咲いてました。
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9/8 13:55
雄一のイワカガミが咲いてました。
大日岳は急登が続きます。
0
9/8 14:04
大日岳は急登が続きます。
急坂を登ると、頂上が見えた! (ガスも晴れてきました)
0
9/8 14:13
急坂を登ると、頂上が見えた! (ガスも晴れてきました)
大日岳に登頂!
1
9/8 14:14
大日岳に登頂!
頂上から牛首山・櫛ヶ峰を見降ろします。 さてと、下山、下山…。
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9/8 14:17
頂上から牛首山・櫛ヶ峰を見降ろします。 さてと、下山、下山…。
花を見ながら御西小屋へ向かいます。
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9/8 14:20
花を見ながら御西小屋へ向かいます。
チングルマでしょう。
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9/8 13:24
チングルマでしょう。
ハクサンフウロ。
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9/8 12:35
ハクサンフウロ。
ニリンソウ。
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9/8 14:37
ニリンソウ。
???
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9/8 14:44
???
御西小屋に戻ってきました。 周囲はガスで真っ白。 テントを設営します。
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9/8 16:25
御西小屋に戻ってきました。 周囲はガスで真っ白。 テントを設営します。
大きな石でテントを抑える。
1
9/8 16:26
大きな石でテントを抑える。
1000円の缶ビール。 悲惨な結末に…(涙)
5
9/8 17:02
1000円の缶ビール。 悲惨な結末に…(涙)
今日の夕食は『無印良品 グリーンカレー』(賞味期限切れ)。
3
9/8 16:30
今日の夕食は『無印良品 グリーンカレー』(賞味期限切れ)。
テントの中はこんな感じ。下の地面が小砂利でチクチクと痛い…。シュラフマット、破けないかな…?
1
9/8 16:40
テントの中はこんな感じ。下の地面が小砂利でチクチクと痛い…。シュラフマット、破けないかな…?
カレーができるまでの間、チキンラーメンを作ります(カップサイズ)。
0
9/8 16:46
カレーができるまでの間、チキンラーメンを作ります(カップサイズ)。
チキンラーメンをマグカップに入れる。
0
9/8 16:46
チキンラーメンをマグカップに入れる。
お湯を注いでフタをする。
0
9/8 16:47
お湯を注いでフタをする。
2分待って出来上がり!
1
9/8 16:51
2分待って出来上がり!
カレーも出来て、いただきます☆
1
9/8 16:57
カレーも出来て、いただきます☆
翌朝、テントから出ると、『朝焼けだ〜〜〜〜』。
3
9/9 5:13
翌朝、テントから出ると、『朝焼けだ〜〜〜〜』。
ピンクの空に浮かぶ会津磐梯山。
14
9/9 5:14
ピンクの空に浮かぶ会津磐梯山。
東の空。 雲が綺麗に染まっています。
3
9/9 5:16
東の空。 雲が綺麗に染まっています。
今日は1日中曇りの予報でしたが、こんな朝焼けが見られるとは…。
0
9/9 5:19
今日は1日中曇りの予報でしたが、こんな朝焼けが見られるとは…。
大日岳もシッカリと焼けてます。
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9/9 5:25
大日岳もシッカリと焼けてます。
見えますか〜? 燧ケ岳です。他に表日光連山や日光白根山、越後三山等も良く見えました。
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9/9 6:07
見えますか〜? 燧ケ岳です。他に表日光連山や日光白根山、越後三山等も良く見えました。
テントを撤収し、御西小屋を後にします。
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9/9 6:41
テントを撤収し、御西小屋を後にします。
素ッ晴らしい青空になったな〜。
7
9/9 6:42
素ッ晴らしい青空になったな〜。
御西小屋のすぐ近くにある水場で給水します。
2
9/9 6:46
御西小屋のすぐ近くにある水場で給水します。
水場から御西小屋を見上げる。
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9/9 6:46
水場から御西小屋を見上げる。
後ろを振り返りながら歩く。草原の向こうに大日岳。
2
9/9 7:04
後ろを振り返りながら歩く。草原の向こうに大日岳。
飯豊山を振り返る。 (ありがとう、飯豊山…)
3
飯豊山を振り返る。 (ありがとう、飯豊山…)
下山後の温泉は『いいでのゆ』。 料金は良心的な500円。
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下山後の温泉は『いいでのゆ』。 料金は良心的な500円。
そして、喜多方ラーメンで締め!!
5
そして、喜多方ラーメンで締め!!
感想
久しぶりのヤマレコアップです。 6月末に母親が危篤になりました。 以降、土日は昼夜を問わず病院に泊り込みで看病にあたりました。 その後、何度も危篤をのり越え、7月末頃に奇跡的に回復方向に向かいました。 病院の先生の話では、危ない状態は脱出したので、人工呼吸器も取り外せるとのことであり、 急の絶命の心配はなくなったとの話を聞きました。 そこで、久しぶりに登山に行こうと思い立ち、7月30日に平ヶ岳に登りました。 しかし、家に帰宅すると母親の様態が急変。その2日後に亡くなりました。 その後、一ヶ月間は登山を自粛することに決め、9月になるまで登山を休止しました。 また、家の新築、御寺・墓地の移動、車の買換え(中古車)等、家事や私用で急がしくなり、 なかなかヤマレコも見れなくなってしまいました。
そして、9月になり、いよいよ登山を再開することにしました。 沢山あった今年の夏山の計画の中から、『とりあえず、ここだけは登っておきたい』 という計画をリストアップ。 先ずはやっぱり八ヶ岳縦走(テント泊)でしょう! と思い、更に計画を練り込みました。 久しぶりのテント泊縦走はキツそうだったので、9/2にトレーニングとして、地元茨城の山 愛宕山神社〜難台山〜吾国山をテント泊装備を背負って往復しました。 このコースはなかなかアップダウンがあって、トレーニングに最適な山です。 (家から近くて、気軽に行けるし) しかし、登山予定日が近づいてくると、計画した土日月の3日間は天気予報がすこぶる良くない。 復帰一戦目は、青空の下を縦走したかったので、予定変更で天気が良さそうな東北地方の山に 登ることにしました。 候補としては、以前から登ってみたかった鳥海山が頭に浮かびましたが、 『それじゃ、テント装備を背負ったトレーニングの意味が無いじゃん!』と思い、 同じく以前から興味があった飯豊山でテント泊をすることにしました。 本当は、三国岳〜飯豊山〜大日岳〜北又岳と縦走したかったのですが、 天気が良いのは初日だけで、3日目は雨になりそうだったし、車の回収の問題等もめんどくさかったので、 三国岳〜飯豊山〜大日岳で1泊2日のテント泊をすることに決めました。
登る前の飯豊山のイメージは、マッタリとした稜線歩きの山でしたが、飯豊山に至るまでには、 剣ヶ峰の岩場があったり、いくつものピークを越えたりして、予想以上にハードな山でした。 飯豊山頂上では、絶対に言うまいと心に誓っていた『飯豊山はイイデ〜』という言葉を思わず口ずさんでしまい、 何ともいえぬ敗北感を感じました。
飯豊山を登った後は、御西小屋にザックを置いて大日岳に登りました。 大日岳は急登でしたが、ザックが無いので往復2時間程で小屋に戻れました。 小屋泊まりの人は多いのですが、テント泊は自分1人だけみたいです。 テントの設営を始めると、ペグが無いことに気付きました。 しかたが無いので、周囲にある大きな石(岩?)を沢山持ってきて、テントの隅に置いて重りにしました。
テント設営後は、小屋でビール(350ml缶)を買いました。 値段は1缶1000円でしたが、悩んだ挙句、思いきって購入しました。 ビールを持って、夕食用の水を汲みに水場へ向かいましたが、 サンダル履きが災いし、足を滑らせてビールを岩に叩きつけてしまいました。 『げげげ〜〜〜っ!』と思いましたが、時既に遅し。 缶が割れて、中からビールが凄い勢いで吹き出しました。 慌てて口をつけて啜りましたが、殆ど飲むことなく吹き出てしまいました。 文字通り、1000円のビールは泡と消えてしまいました。
夕食後は霧で周囲の視界が0メートルになり、突風が吹き荒れて凄いことになりました。 かなり重い石をテントの中に置いているため、テントが飛ばされる気はしませんでした。 (ペグよりも安心感がありました) しばらくするとカミナリが鳴り出し、テントの天井が雷光で白く光ります。 流石にカミナリはヤバイかな〜と思い、外にでて状況を確認をしてみました。 真っ白い霧の中で、四方八方が白く光り輝いています。 そうか〜雲の中にいる時のカミナリってこんな感じなんだ〜。 でも、コレって、かなりヤバくない? そこで、視界0メートルの霧の中を手探り状態で歩き、御西小屋に避難しました。 1時間程小屋の中でカミナリが止むのを待ちましたが、どうしようもなく睡魔が襲ってきたため、 覚悟を決めてテントに戻りました。 テントが揺れる程の強風とカミナリで凄い状態でしたが、何故か眠りにつくことができました。 翌朝、『どんよりとした曇り空だろうな〜』と思いながらテントを這い出ると、素晴らしい朝焼けが広がっていました。 大日岳も綺麗に見えてます。 これなら、昨日中に大日岳に登らずに、今日の朝に登っても良かったな〜と思いました。 テントを撤収して下山に向かいましたが、剣ヶ峰の下山途中で凄い人に会いました。 70リットル超の大きなザックを背負い、ストックを持った状態で真っ直ぐ、凄いスピードで岩場を降りてくる。 自分は、嶮しい岩場は後ろ向きになり、岩に捉まりながら降りたりしましたが、 真正面を向いたまま、あの険しい岩場をガンガンに降りるのは、未だかつて見たことがありません。 ストックを持って歩く姿も、凄く綺麗だったので、『ただものではない』と感じ、話しかけてみました。 すると、もう30年程も(40年だったっけ?)飯豊山に登っているそうで、 ホールドを見極めて、正しく足を置けば岩場は全然問題無いとのことでした。 (それにしても信じられないスピードです) 昔は29kgのザックを背負って登ったこともあるとのことでした。 いや〜、ヤッパリ、何処の山でも凄い人がいるもんだな〜と関心して帰宅に向かいました。
この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら

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nabekaさん、こんいちは。
お疲れ様でしたm(__)m
『飯豊山はイイデ〜』どこかで聞いたことある?
つまらないセリフですが飯豊山〜大日岳への稜線最高ですね
飯豊連峰の『峰秀水』『いいでのゆ』『大日岳』はまだ行っていないので次回はテント担いで行ってみたいと思います
秋の気配はまだ先ですかね
暫く山に行けない、ということで、何となく、
大変なことが起こっていたのではないかと、心配しておりました。
本当に大変なこと、心中、お察し申しあげます。
東北のこの飯豊の穏やかで、きれいな稜線をみていると、
気持も和んでくるのではないかと思います。
テントを担いで、のんびり、まったりするにはいいところです。
しかし、ビール1000円は高いですね
それを、ほとんど飲めずにこぼしてしまうとは、もったいなかった
地面は、すすらなかったですね
最後は、喜多方ラーメンで〆、やはり、〆はラーメンです
Maieさん、こんばんは。
久しぶりのテント泊、結構バテました〜〜〜
残雪期の三国岳〜飯豊山、この距離と標高差をアッと言う間に登ったMaieさんの凄さを、
登りながらスゴ〜く実感しました
それにしても、飯豊山に登ると、どうしても『飯豊山は、イイデ』を思いだしてしまいます
かなり強烈に頭ノ中に刻みこまれているらしく、今後も飯豊山に登る場合は、必ず思い出してしまいそうです
飯豊山〜大日岳の稜線は、チングルマが散った後の綿スゲみたいなものが風で揺らめいていて、秋の訪れが始まっているようでした。今後は日を追う毎に秋が深くなっていく気がします。
テント泊は、勿論、『飯豊連峰縦走』を期待します!
いいでのゆ
URUさんの言っていた『山形県の山はイイ!』というのが、良〜くわかりました
(と言っても、飯豊山〜大日岳しか登ってませんが…
飯豊山のマッタリとした稜線歩きは、ホント、のんびりできますし、
大日岳のアルペンチックな山容もカッコよくて、豪雪地帯ならではの山容なんだろうな〜と思いました。
鳥海山にはヤッパリ登ってみたいし、花の月山、朝日岳も面白そうだし…。
なるほど、山形県の山、イイデ☆すね。
※
ただただ、呆然と見つめるだけでした…
一応、人間としてのメンツは(未だ?)捨ててないので。
〆の喜多方ラーメンは、自分も食べ比べにすれば良かったかな〜と感じてます。
(3杯はキツイですが
nabekaさんの事が、ず〜っと気になってまして・・・
そんなご事情があったとは
心からご冥福をお祈り申し上げます。
飯豊のお山は裏切りませんね〜
写真を見ている限り、天気もまずまずで夜中の嵐が想像出来ないですよ
ペグを忘れて正解?だったかもですね
テントは風船と同じですから。。石で押さえて大正解!
缶ビールのアクシデント
缶ビールを凍らせてお山に持って行ったんですが、アルミに亀裂が入ってしまっている事に気付かず、ザックの中がビールまみれ
もうもう行きたくてしょうがないお山
sanpoさん、こんばんは。
急遽予定を変更して登ってきました。
おっしゃる通り、飯豊山は決して裏切りませんでした!
できれば、もう少し先まで縦走してみたい
そんな気持ちにも駆られました。
飯豊山は、一昨年あたりから『登りたい!』と思っていたのですが、なかなか登ることができず…。
しかし、今回、ひょんなタイミングで登ることができました。
八ケ岳や越後三山等も、登る機会を伺っているのですが、延期・延期が続いてます。
ペグはsanpoさんの御指摘どおり、忘れて正解でした。
(忘れたことに気付いた時は、絶望状態でしたが…
※ザックの中が
レコ上がってたんですね
完全に出遅れすいません
いろいろな諸事情は・・・。
ご苦労様でした。 ご冥福をお祈りいたします。
復帰1発目は飯豊でしたか〜!
イイデすね〜
非常に気になっている山・・・そしてかなり大変なんだ
ろうと中々予定も立てられない山
参考になりました〜
といいたいとこですがやはり大変そうでいつになるやら
缶ビールは1000円もするんですか
槍ヶ岳山頂の生ビール1000円で驚いたのに間違いなく
知ってる限りでは1番高級な缶ビールですね
しかもそれを泡と変えてしまうとは
夜中の雷雨に綺麗な朝焼け〜いろいろ楽しめた
素敵な山行でしたね
fall
fallさん、こんばんはー。
復帰1っ発目は飯豊でした〜!
ホントは、八ケ岳を計画していたのですが、
八ケ岳方面は天候が良くなかったので、計画変更で飯豊になりました。
(fallさん御夫妻みたいに、車で移動中ではなくて、2日前の計画変更でしたが
なので、あまり下調べをしないで出発することになったのですが、やっぱり、ハードなお山でした。(でも大変素晴らしかったです
槍ヶ岳山頂の生ビールは、1000円ですか〜。
槍の山頂でビールを飲む瞬間は、きっと日本一至福な瞬間なのでしょうね〜
自分も是非、味わってみたい!
(真夏の炎天下での味噌煮込みうどんを食べる瞬間は、かなりの覚悟が必要そうですが…
美味しそうですケド
※因みに、fallさんの槍ヶ岳レコ、お気に入りに登録させていただいてます
先月は大変でしたね。お母様のご冥福をお祈りします。
久しぶりの山行、いつものようにとても素敵です。
『飯豊山はイイデ〜』山頂で思いっきり叫んでみたいです!
脳天気の私はきっと勝利宣言と感じてしまうでしょう。
東北の山最高!とても行ってみたくなりました。
東北の山、いいですね〜〜〜〜。
自分もそんなに行ってないのですが、
関東以南の山
飯豊山、よかったですよ!
自分は、三国岳〜飯豊山〜大日岳の往復だけでしたが、
それでも、合計距離32km、累積標高差2,755m!
登りごたえ、ありすぎ! でした。
(とりあえず、今回は荷物を軽量化して、重量13kgにしたのが助かりました。
自分はパワー不足なんで…
飯豊連峰縦走! 是非、kusaki916さんに期待です〜
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