キラズ山

- GPS
- 04:51
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 618m
- 下り
- 608m
コースタイム
- 山行
- 3:36
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 4:10
| 天候 | 曇りのち雨または雪 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
キラズ山へは、2月11日にトライして敗退していた。その時は、東猪谷からの南西稜に取り付いたのだが、標高230mから900mまでに5時間を要して引き返した。夏道はなく冬に記録のあるルートなのだが、灌木の薮を掻き分けてのラッセルとか、軟らかい新雪の下は雪が詰まっていない笹という状態に登行難儀した。
今シーズンの積雪状況では夏道ルートの方が登り易いだろうと再トライすることにした。午後はしっかりした雨か雪になる予報なので午前中で済ませられるように早朝出かけた。
林道を車で行けるのは途中までと想定していたが、夏の駐車場所である標高600mの作業道分岐まで行けてしまった。作業道を、最初はスキーを担いで雪のない上を歩いて行くが、しばらくで雪道になってスキーで歩き、また切れて担ぎになったりする。作業道部分の2/3位はスキーが使えた。
キラズ山登山道入口のあるのが標高900m。最初は真っすぐ北に向かって登って行って、テープの示すルートが左右に分かれている。右へ進むと西向き斜面を南へとトラバースする道になって行く。片斜面のスリップ注意の所もあるが、概ねスキーで普通に歩いて行ける。テープと地形で夏道を辿って行くが、標高1000mに達する辺りが樹間が開いて傾斜もやや緩く、テープも見えず夏道不明となり、適当に進んだら右下方から夏道が近づいてきて復帰した。この間部分的には藪抜けで下りで少しだけ苦労する。
トラバースから直登ぎみに移ってキラズ山の北峰との間の稜線、コルよりは本峰寄りに上がり、本峰への最後の急な登りをジグでこなし、山頂広場に出た。南西稜の前回は6時間でも着かなかったと思うが、ほぼ3時間で登れた。
山頂滞在中にちらちら雪が舞い始めたが、行動には支障はない。山頂の休んだ場所からスキー滑走を始める。山頂直下の斜面は樹間も十分広く、パウダーだったら歓喜が上がるところ。登りで夏道を外した標高1000m辺りは下りも灌木藪で滞ったが、外した夏道を上から覗いても枝が覆いかぶさっているので、大差なかったと思える。その下のトラバース斜面は一直線の斜滑降で、楽々作業道に飛び出した。作業道上部は概ねのんびりボブスレー、下部は雪切れててくてく歩いて終了。雪は雨に代わったが、依然として気にならない程度。車で林道下りて温泉に向かう時には本降りになった。
林道上部から山頂まで往復全てスキーで行動でき、藪はあるにはあったが、これくらいなら御の字の程度。案外とスキーに向いたルートであった。まともな積雪量と雪質の時に来たら結構楽しいと思う。林道部分が長くなるだろうが。
これで富山百山90座目。
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