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Yamareco

記録ID: 2178971
全員に公開
山滑走
大雪山

ニペソツ山

2020年01月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:52
距離
24.6km
登り
1,920m
下り
1,909m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:59
休憩
0:51
合計
9:50
距離 24.6km 登り 1,920m 下り 1,922m
6:30
7:00
97
8:37
8:48
81
10:09
10:17
118
天候 快晴のちガスのち雪
過去天気図(気象庁) 2020年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
(次回への参考)
帰りは夏道登山道でシールを貼り、落石注意の看板で剥がすと自動運転で帰還可能。
その他周辺情報 音更インディアン
今日も美しい月明かりだった
2020年01月12日 05:05撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
1/12 5:05
今日も美しい月明かりだった
これは期待できる
2020年01月12日 06:15撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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これは期待できる
ウぺもくっきり
2020年01月12日 06:25撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ウぺもくっきり
やっと見えた二ぺ
2020年01月12日 06:25撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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やっと見えた二ぺ
僕たちにしたら珍しく日の出待ち
2020年01月12日 06:40撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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僕たちにしたら珍しく日の出待ち
余計なガスが上がってきた
2020年01月12日 06:40撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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余計なガスが上がってきた
石狩連峰も美しい。いつか歩きたい
2020年01月12日 06:42撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/12 6:42
石狩連峰も美しい。いつか歩きたい
今日はずっと月が導いてくれた
2020年01月12日 06:43撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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今日はずっと月が導いてくれた
いよいよ来る
2020年01月12日 06:51撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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いよいよ来る
スタートから四時間半と長かった
2020年01月12日 06:54撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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スタートから四時間半と長かった
ダメだこりゃ…残念っ!
2020年01月12日 06:48撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/12 6:48
ダメだこりゃ…残念っ!
燃えるような色だったのでガスさえ無ければ最高だったろう
2020年01月12日 06:57撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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燃えるような色だったのでガスさえ無ければ最高だったろう
こんなになってしまったが行くしかない
2020年01月12日 07:01撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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こんなになってしまったが行くしかない
時折太陽が応援してくれる
2020年01月12日 07:10撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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時折太陽が応援してくれる
ラストバトルだ、行くぜっ!
2020年01月12日 07:32撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ラストバトルだ、行くぜっ!
しかしバリズボ地獄はマジで酷い。行きも帰りも延々とこれが続く
2020年01月12日 07:42撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/12 7:42
しかしバリズボ地獄はマジで酷い。行きも帰りも延々とこれが続く
厳冬期なのに黒すぎでしょ
2020年01月12日 08:21撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/12 8:21
厳冬期なのに黒すぎでしょ
さぁ山頂ロックオン
2020年01月12日 08:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 8:25
さぁ山頂ロックオン
これが正しいウィペットの使い方です
2020年01月12日 08:28撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/12 8:28
これが正しいウィペットの使い方です
絶壁を登り切って
2020年01月12日 08:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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絶壁を登り切って
着いたぜベイビー
2020年01月12日 08:44撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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着いたぜベイビー
標識は寝ていたので戻しておいた
2020年01月12日 08:46撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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標識は寝ていたので戻しておいた
満足げなタカ
2020年01月12日 08:47撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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満足げなタカ
丸山の方
2020年01月12日 08:47撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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丸山の方
さっさと帰ってインディアン食おうぜ
2020年01月12日 08:48撮影 by  E-M10 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/12 8:48
さっさと帰ってインディアン食おうぜ
デルタルンゼに雪は無かった
2020年01月12日 08:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 8:58
デルタルンゼに雪は無かった
沢はちょっとだけ良い
2020年01月12日 10:43撮影 by  iPhone 6, Apple
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1/12 10:43
沢はちょっとだけ良い
森スキーは今回も楽しかったよ
2020年01月12日 11:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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1/12 11:29
森スキーは今回も楽しかったよ

感想

遠征2日目はいざ!厳冬期のニペソツへ行くことにした。自分は2回目の挑戦だ。
前回と同じルートなので概ね要領は頭に入っている。
前日同様に今日も夜空には満点の星空と月が輝いていた。しかし日の出前後からガスの予報、モルゲンに染まったピンク色の二ぺさえ見れれば、後はガスろうと地獄だろうと構ないとの思いで進んでいった。
退屈な林道を抜けて、平らな森を進み、二ぺが見えるポイントに来たら暗闇にバッチリと全景のシルエットが見えてモチベが上がる。
前回同様にP1662尾根の取り付きで一旦沢へ下降し、硬い沢をクトーで攻略して稜線へ這い上がる。やっと二ぺと対峙するが山頂辺りに微妙なガスが纏わり付いており嫌な予感が…
タカと初めてダウンなんか着ちゃったりして暖ったけーなんて話ながら、僕たちにして珍しく日の出待ちをした。真っ赤な太陽が登り、振り返るが二ぺはガスガス…
あと、あと30分早く日の出があればピンク色の二ぺが見えただろうが、自然の成すことには抗うことできない。
ここからは板のデポしてアイゼンに換装してピークを獲りに行く。バリズボは覚悟していたが、今年は小雪のため想定していたより酷い酷い蟻地獄のようなバリズボだった。
トップは当たり前に辛いが、セカンドでもトレースに足を置くと股下まで埋まったりして怒りが込み上げてくる。しかしその怒りを原動力にしてタカと2人で唸りながら交代で全身全霊のラッセルを回して、絶壁にウィペットをブっ刺して稜線に這い上がり憧れの山頂へ登頂した。
絶景では無いもののガスの切れ間から石狩連峰、大雪湖、丸山などが見えて、視界0ではないので本当に来て良かった。

記念撮影をしたらさっさと帰ろう。帰りは下りだしトレースがあるので多少は楽かと思っていたが、下りなど関係なくバリズボ地獄が延々と続く。2回の登り返しでは消耗した足が登ることを拒否していたが、前天狗まで戻らないと帰れないで下山後のインディアンカレーだけを希望に前天狗に戻ってきた。きっと今後はこんなに酷いバリズボを経験する事はないだろう。
やっとシールを剥がして滑走開始。登りでの沢は雪の付き少なく修行だと思っていたが所々に雪が溜まっており思ったより気持ち良かった。
沢底まで着くとシールを貼り直して稜線に戻り、これで安全圏に帰ってきたと安堵した。この登り返しでブーツのタンを外さずに登ったら内転筋が激しく痙って暫く悶絶、やっぱ横着はダメですな。あとはメローな森スキーと林道スキーで3時間半かけて登ってきた道を1時間くらいで滑って無事車まで戻ってきた。やはりスキーの機動力は凄い、まさに魔法の翼だ。

3年前に初めて冬季の二ぺに登った時はパクとタカに連れていって貰った感が否めなかった。しかし今回は勿論至らない点が多数あるなりに前回と比べて体力、技術、装備の選択等、多少はレベルアップして厳冬期の二ぺに戻ってくる事ができたかなと感じた。
念願のピンク二ぺを見ることは叶わずに宿題となったが、また1番大好きな冬の二ぺに登る機会を与えて貰ったことは良かったと思うことにしよう。
最高に楽しくて熱い2日間の旅だったぜ !!
Special thanks:タカ

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