山行記録: 554 日和田山・男岩

記録ID: 2138280

全員に公開

フリークライミング

奥武蔵

554 日和田山・男岩

2019年12月08日(日) [日帰り]

埼玉県

kokudo その他1人

GPS: --:--
距離: 3.5km
登り: 129m
下り: 130m

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コースタイム

日帰り

山行: 0:53
休憩: 7:00
合計: 7:53

7:30

30分

高麗駅

8:00

15:00

23分

日和田山男岩・女岩

15:23

高麗駅

時間は大体です。

今日登った（敗退含む）ルート
全て男岩
1．南西面　クラックルート（Ⅳ+）
2．南西面　左ルート（Ⅳ+）
3．南面・西面角　南西カンテ（取りつき右寄り）
昼食
4．南西カンテ（本来のルート）（Ⅴ+）・・・kokudo敗退
5．南面　左寄りのハングしたルート・・・kokudo敗退
6．南面　松の木ハング（Ⅴ+）（ウッディ氏のみ）

天候	快晴
過去天気図（気象庁）	2019年12月の天気図
アクセス	利用交通機関：電車往き：高麗駅7:27着（2ドア4両）。帰り：高麗駅15:24発（2ドア4両）。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	良好。

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装備

個人装備	Tシャツズボングローブ防寒着雨具靴行動食飲料トポ計画書ヘッドランプ予備電池常備薬保険証携帯時計タオルナイフカメラクライミングシューズハーネスヘルメット確保機ロックカラビナカラビナスリング
共同装備	ロープロープスリング

感想

kokudo

岩登り初心者のメモです。間違っているかもしれません。決して鵜呑みにしないでください。

　今日は、同じ会のウッディ氏とフリークライミングへ。
実質的には、初心者である私kokudoへの講習である。
ウッディさん、貴重な休みを有難うございます。

　昨日の冷たい雨とはうって変わって、寒いけどからりと晴れた朝。混みだす前に着こうと、7時半に高麗駅集合とした。
　途中のコンビニに寄ってから、岩場に到着。まだ誰もいないみたいだ。と思いきや、女岩の方から「ロープダウン！」の声が。ありゃ先客がいた。
　支度をしてまずは、トップロープの支点構築のため、男岩の頂上へと二人で巻いて登ると、上にも準備をしておられる方がいた。
　それでも、まだ時間が早いため、ゲレンデは好きなところを選べる。

　一番簡単と思われる男岩南面のクラックルートにロープを張る。
朝一番で、まだ高い所が怖いkokudo。下を見ることができない。

　まずは、セルフビレイを取って一安心。
ウッディ氏が支点構築について説明しながら設置する。

【支点構築】
　・2つのボルトにそれぞれ安全環付カラビナをかける。（ゲートはロープと反対側）
　・その2つにスリングをかけて三角形を作り、上辺を下の頂点に引き下げて、一回転して、安全環付カラビナを2つかける。（カラビナの向きは互い違いで。スリングの角度は30度～60度が良い）
　・カラビナが岩角に当たらないように注意。（あたるようなら、スリングの長さを変えよう。）
　・下の頂点の2つのカラビナにロープをかける。（ロープを絡ませないように注意）
　・別のアンカーからバックアップを一つつける。（カラビナ～スリング～カラビナで良い。）
　・下を確認してから、「ロープダウン」と声をかけてロープの両端を落とす。

支点構築が終わったところで、懸垂下降で下りることにする。
【懸垂下降・二番手以降】
・二本のロープにATCをセット（向きに注意！下側がギザ付きの方）
・ATCの下側のロープ二本をしっかり引いた状態で、セルフビレイ解除。
・右手を絶対に離さない。少し緩めると降りられる。
・体はイメージとして壁に対して垂直のイメージ。びくついて腰を曲げない様に。
・降りていくとき、鉛直方向に振られるので、足で調整する必要がある場合もあり。
・二番手以降は一番手が下でロープを張ってくれているので、比較的楽に降りられるし、落ちそうになったらロープをぴんと張ると落ちないので、バックアップを取らない。

【懸垂下降一番手】
・二番手に加え、バックアップとしてATCの下にロープスリングで作ったクレムハイストをロープに巻き付けてハーネスに接続。
・ATCはセルフビレイ用のスリングに着けるとやりやすい。
・右手をクレムハイスト、左手をその上・ATCの下に入れて、右手を緩め、ロープの張りを緩めると降りられる。
・降り始めはロープの重みでロープが張って、降りにくい。
（kokudoは途中で、クレムハイストが固まってしまいにっちもさっちもいかなくなる。ウッディ氏が下に降りてロープを張ってくれて降りられた。）

　今日は見学のみのT氏が下から見上げる中、トップロープで「南西面　クラックルート」「南西面　左ルート」「南面・西面角　南西カンテ（取りつき右寄り）」をクリアする。勾配も緩めで、ホールドも大きくて持ちやすいため、少しオーバーハング気味の所も含めクリアできた。

　昼食後、同じ会のkunimaru氏とY嬢と合流し、午前の部最後のコースをきちんと角を通って登る。
　ハング気味で、なかなか厳しい。ここを持つんだよと教えてもらうも、体が思うように動かない。

　これはその次の課題も同様。こちらは南面の左から二番目のコース。少し登った所で逆手で掴んで乗り越えるところがある。
　なんとかその逆手を掴んでも、体が伸びきって、次の一歩が踏み出せず何度も落ちる。
　しまいには腕の力も、体の力もなくなって最早登れない状態に・・・
だめだよなぁ～
　ウッディ氏曰く「ムーブを使うんですよ」と教えてくれ、実演もしてくれるが、体が言うことを聞かないです。トホホ。

　kunimaru氏曰く「マッチョの必要はないんですよ。しなやかに、美しくね」
うーん、含蓄のあるお言葉。
　
　最後は、「今日これをやりたい」と朝からウッディ氏が言っていた「松の木ハング」をトライ。（もちろんウッディ氏だけですよ）
　最初のオーバーハングをまずはクリアし、次に、手を交互に持ち替えながら進むトラバースも3回目にしてクリア！
　すごい！　ウッディ氏、怪我から完全カムバックである。

　これからの課題は、「ムーブか」と思いつつ、夕暮れの道を高麗駅へと帰ったのでした。
足の置き方や手の置き方も考えないと・・・これはジムで難しい課題を無理してやるよりも、優しいルートで確実に体を動かせるようにならないといけないのかな
という感想を抱いた。

　下手くそに付き合ってくれたウッディさん、kunimaruさん、Yちゃん。ありがとうございました。
ざいました。
　