記録ID: 2068199
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ハイキング
日光・那須・筑波
中倉山。秋、山装う
2019年10月20日(日) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:09
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,227m
- 下り
- 1,219m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 8:08
距離 17.4km
登り 1,235m
下り 1,224m
日曜日、天気がよさそうなので、久しぶりに紅葉の八丁出島を見に行くことにした。頃合もちょうどいいだろう、それなら社山のほかはあるまいと。前日光から登り、茶ノ木平を経由するコースで。
ところが、国道の脇道へ入ると、道は湿った枯葉で被われ、斜面がなだれていたりした。すぐ先で、崩落のため通行不能とバリケードがあった。なんと、ここまで来て細尾峠には行けないと判明。4キロの道のりを歩くのも道路状況があやしい気がした。思案のあげく、足尾の銅親水公園に向かった。
登山準備を終え、7時半頃出発したが、登山道の様子がほぼわからない。以前より、機会があればここ足尾から日光の山々にあがる道を歩きたいと思っていたので、ときおりレポートを見ていたが、詳しくはなかった。どうも社山に直接あがる尾根道を利用している人が多いようだったが、一般道ではなく、下調べが不十分なため今回は回避。ということで地図上にある阿世潟峠に上がるルートを辿った。
ところが、一時間ほど進むと、道がなくなり、流れの速い川にぶつかった。先へ進めなくなり、この時間なら、中倉山なら大丈夫だろうと、再度の予定変更で、来た道を戻った。
ところが、国道の脇道へ入ると、道は湿った枯葉で被われ、斜面がなだれていたりした。すぐ先で、崩落のため通行不能とバリケードがあった。なんと、ここまで来て細尾峠には行けないと判明。4キロの道のりを歩くのも道路状況があやしい気がした。思案のあげく、足尾の銅親水公園に向かった。
登山準備を終え、7時半頃出発したが、登山道の様子がほぼわからない。以前より、機会があればここ足尾から日光の山々にあがる道を歩きたいと思っていたので、ときおりレポートを見ていたが、詳しくはなかった。どうも社山に直接あがる尾根道を利用している人が多いようだったが、一般道ではなく、下調べが不十分なため今回は回避。ということで地図上にある阿世潟峠に上がるルートを辿った。
ところが、一時間ほど進むと、道がなくなり、流れの速い川にぶつかった。先へ進めなくなり、この時間なら、中倉山なら大丈夫だろうと、再度の予定変更で、来た道を戻った。
天候 | 晴れのち曇り。午後は靄が多かった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
台風後の林道は荒れていた |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ザック
ダブルストック
夏ズボン
Tシャツ
長袖シャツ
ショートカットシューズ
|
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感想
登山口までの林道を歩いていると、枯葉がたくさん落ちていて、大きめな岩がゴロゴロと転がっているところが多かった。斜面が崩壊し道に雪崩れているところもあった。台風後の荒れた道を進んで行くと中倉山への登山口が現れた。ここから急な登りとなる。空気澄み、空は青く、まさに気持ちのいい秋の日和だが、日差しがあると少々暑かった。
ここからの登りの樹林帯は、リョウブの森である。植林によって蘇った森だと、どこかで見たことがある。樹皮が、プラタナスのそれのように見えるので、とてもわかりやすい。足尾の人々の苦労の末に蘇った森だろう。
さらに登っていくと、どんぐりがたくさん落ちているのに気づくようになった。笹原の中を進むのだが、コース上の裸地にはこれでもかというほど落ちていた。きれいなどんぐりが多かったのは、落ちたばかりなのかもしれない。進めど進めど落ちていた。ミズナラの森だった。標高の高いところでは、この木の紅葉もはじまっていた。
かつて、足尾の熊、ジローの物語をテレビで見たことがあるが、熊も生きるのに精一杯なのだろう、これならたらふく食べられるにちがいない。人里に下りて来ないのを願う。
尾根に上がると、色づく秋が直に感じられ、色彩豊かな広々とした眺めは素晴らしいものだった。おおらかな開放感は、この山の特徴かもしれない。荒々しい斜面と穏やかな斜面の対比は、素晴らしいと感じていいものかどうか悩ましいものを含んでいるようだ。一本ブナはその長い年月を見てきたというに間違いはなかろう。
なぜか惹かれる足尾の山々、また来ようと思ってしまう。
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