雲取山 八ヶ岳、秩父山地登山ツアー第5峰目


- GPS
- 28:04
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 1,789m
- 下り
- 1,786m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 6:38
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:27
日本百名山を登ってきました。
今回はお天気にも比較的に恵まれて百名山の7峰を制覇できました。
なお、登山の一覧は下記の通りです。
記
●八ヶ岳、秩父山地登山ツアー
9月27日 午前3時に自宅を出発して、途中で仮眠などもしながら
19時に八ヶ岳に通じる温泉の駐車場で車中泊をする。
9月28日 朝、5時半に起床して車で50分で美濃戸登山口に着き、
八ヶ岳に向けて登山の開始をした。文三郎道から八ヶ
岳の最高峰の赤岳2899mに取り付いたが、岩稜の垂直
登攀など厳しい登りだった。
9月29日 八ヶ岳見晴山荘を6時半に出発し横岳2829m、硫黄岳27
60m経由で下山する。岩稜の垂直登攀、梯子、クサリ、
階段、尾根道など、変化に富んだ楽しい行程だった。
9月30日 いづれも百名山の、金峰山(キンプサン)2599mと瑞
牆山(ミズガキヤマ)2230mの両山を1日で登った。
登山口が同じで道も少し繋がっているので簡単だと思
った。しかしこれは大変きつかった。日は暮れるし、
最後の20分は激しい豪雨になった。
10月01日 昨日のダメージが膝に残っていたが、労わりながら小
説で有名な大菩薩峠のある、大菩薩陵2057mに登った。
10月02日 雲取山2017mの登山コースは平ノ将門の軍勢の逃避行
道らしく、随所にエピソードの表示看板があった。
頂上から200m下の雲取山荘に泊まった。
10月03日 雲取山荘には名物管理人がいると聞いて楽しみにして
いたが、高齢で代替わりしたようだった。
10月04日 両神山1723mの登山口では、昨夜から雨が激しく降っ
ていたが、午前8時ころから青空が見えてきたので、
急きょ支度をして登った。途中で30分程は雨に降られ
たものの、1日を無駄にせず良かった。
10月05日 甲武信ヶ岳2475mは日本一長い360キロの信濃川源流に
沿って、ずっと緩やかな登山道が続いていた。
いよいよここが源流点というところで、ペットボトルに
汲もうとしたら、水コケの中からほんのわずかに水がし
み出していたので飲むこともできずがっかりした。
10月06日 3時間かかって南アルプスの鳳凰山の登山口に来た。
明日から2日間はお天気が悪そうだった。3峰を縦走する
長距離なので強風と雨中は厳しいと判断して、あきらめ
て愛媛に帰ることとした。21時に出発して、翌10月07日
の昼に愛媛県に帰ってきた。
以上
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
●八ヶ岳、秩父山地登山ツアー第5峰目
●10月2日3日
雲取山2017m
丹波山村営の小袖乗越の無料駐車場に着いた。周囲に数台の車が止まっていたのを
確認していた。朝になって分かったのだが全て無人だったようだ。
山の中腹の寂しい場所だが、トイレには照明がずっと点いていたし、星も綺麗だった。
電話もソフトバンクのアンテナ全部たち上がってラインで家族と通信が出来た。
ただ、雲取山に向けて登山を始めてから下山するまでは一切電話は通じなかった。
うっかりスマホのGPSに地図データーを取り込むのを忘れたのでGPSは役に立た
なかった。そんな状況だったので、登山中の場所などは磁石と持参の紙地図、表示看
板などで場所などを確認した。
今日は雲取山2017mに着いても、頂上から30分ほどの雲取山荘に泊まるので、焦って
行く必要は無かった。ゆっくり支度をして、6時半ころに出発した。片道6時間との事
なので13時か14時には山荘に着く事になる。
登山道は緩やかでゼエゼエと言うほどの急坂はなかった。それよりもこの登山道は1000
年前の平の将門軍勢の逃避行のコースでも合ったようで、それにまつわるエピソードを
記載した看板が数箇所にあり、楽しかった。
将門が休憩した場所、小袖を忘れた場所、風呂に入った場所、奥方が自害した場所、
女官たち100名近くが自害した大血川など悲しい話もあった。
七つ石山では7人の武将が石に変身したなど神社の背後に家ほどもある大石が7個並んで
いた。七つ石小屋を過ぎる。
今年廃止になった奥多摩小屋の少し向こうにヘリポートがあった。付近一帯が平で道も
大変広い。キャンプも出来そうだがヘリコプターの障害になるとかで禁止の看板があった。
小雲取山らしいピークに来たとき、雲取山2017mの頂上とそこに隣接した避難小屋が見えた。
無人の雲取山避難小屋は最近建設されたようで、立派だし、綺麗だった。こんな場所なら
是非泊まってみたいと思った。
頂上には12時半に着いたのでカップ麺のお昼にした。景色は見えるのだが、富士山は向こ
うの方がガスっているようで良く見えなかった。
雲取山荘は頂上から30分ほど向こう側に下山するのだが、途中に「カマ仙人」などのレリ
ーフがあった。
山荘に着くと14時まで閉まっている旨の表示があった。
60分近く外のベンチで待たされる事になった。今日は天気がいいが、寒かったり雨だった
りすると大変だ。
この雲取山荘は有名管理人がいる(新井信太郎)とのガイドブックで見てきたのだが、
イヤな予感がした。建物は古く、設備も整ってないようだった。
経営も傾きかけているようなイメージがした。
定刻に山荘は開いたが有名管理人は代替わりしたようでいなかった。
通された部屋は6人部屋で、自分ひとりだった。その分気楽に、自由に出来てよかった。
部屋も古く、壁にはリュックのしみが残っている。スマホの充電なども出来なくて、
裸の電球が1個たれ下がっていた。愛想の無い部屋だ。
後で食事のときに分かったのだが宿泊者は6人ほどだった。
明けて、山荘を6時半に出発して、直ぐの頂上を経由しない巻き道を行く。
三条の湯を経由で下山をしたかったのだが、この巻き道だと頂上にある分岐まで行く
必要があった。
登り返すのもたいそうだったので、ピストンになるが同じ道を下山する事にした。
三条の湯経由で下山すると、回り道になっており2時間余分にかかるので、これで
もいいかと納得した。4時間ほどで村営の小袖乗越の無料駐車場に戻ってくる事がで
きた。ピストンならば日帰りも可能だった。
2日間をかけてゆっくり登った関係で、いい休養登山?になった。
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