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Yamareco

記録ID: 204413
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無雪期ピークハント/縦走
大雪山

北海道5日で7山その5 石狩岳+音更山

2012年06月25日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
15.2km
登り
1,682m
下り
1,681m

コースタイム

4:00登山口−6:50分岐−7:30石狩岳−7:45 1967峰−8:45川上岳−11:20音更山−12:40分岐(休憩)−15:50登山口 計11時間50分
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス シュナイダーコース登山口は駐車スペース、テントスペースとも余裕あり。トイレあり。
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト不明。
平日のせいか、登山口駐車場を独り占め
2012年06月24日 17:35撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/24 17:35
平日のせいか、登山口駐車場を独り占め
待ちに待った雲ひとつない青空
2012年07月01日 09:29撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 9:29
待ちに待った雲ひとつない青空
急斜面をどしどし登る
2012年07月01日 09:29撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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急斜面をどしどし登る
ニペソツが現れた
2012年07月01日 09:31撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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ニペソツが現れた
稜線は近い
2012年06月25日 06:05撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 6:05
稜線は近い
木の根の張ったやせ尾根伝いに登る。
2012年07月01日 09:31撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 9:31
木の根の張ったやせ尾根伝いに登る。
分岐に到着
2012年07月01日 09:32撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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分岐に到着
こっちが石狩岳
2012年07月01日 09:33撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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こっちが石狩岳
こっちが音更山
2012年07月01日 09:41撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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こっちが音更山
ニペはとんがっている
2012年07月01日 09:42撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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ニペはとんがっている
表大雪主要部
2012年07月01日 09:43撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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表大雪主要部
ニペソツ
2012年07月01日 09:44撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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ニペソツ
ニぺに近いあの1894ピーク(川上岳)までは行ってみよう
2012年06月25日 07:07撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 7:07
ニぺに近いあの1894ピーク(川上岳)までは行ってみよう
石狩岳直下から仰ぎ見る
2012年06月25日 07:07撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 7:07
石狩岳直下から仰ぎ見る
石狩岳登頂
2012年07月01日 09:45撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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石狩岳登頂
十勝連峰南部の山々。左の独立峰が下ホロカメットク、続いて境山、上ホロカメットク、茶色く見える十勝岳など。
2012年07月01日 09:47撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 9:47
十勝連峰南部の山々。左の独立峰が下ホロカメットク、続いて境山、上ホロカメットク、茶色く見える十勝岳など。
石狩頂上から音更山
2012年07月01日 09:48撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 9:48
石狩頂上から音更山
樹海が広がる南東方向。遠くに糠平湖。
2012年07月01日 09:49撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 9:49
樹海が広がる南東方向。遠くに糠平湖。
広角レンズで表大雪を一枚で
2012年07月01日 09:53撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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7/1 9:53
広角レンズで表大雪を一枚で
正面がトムラウシ
2012年07月01日 09:50撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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正面がトムラウシ
さすが表大雪はまだまだ雪が多い。
2012年07月01日 09:51撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 9:51
さすが表大雪はまだまだ雪が多い。
ニぺに向かってこの尾根ぞいにもっと進んでみよう。
2012年07月01日 09:52撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 9:52
ニぺに向かってこの尾根ぞいにもっと進んでみよう。
ここは石狩岳より1m高い1967ピーク。だけど無名峰。
2012年06月25日 07:46撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 7:46
ここは石狩岳より1m高い1967ピーク。だけど無名峰。
1m低い石狩岳を臨む
2012年06月25日 07:47撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 7:47
1m低い石狩岳を臨む
もっと先へ進もう。
2012年06月25日 07:47撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 7:47
もっと先へ進もう。
鞍部より小石狩岳
2012年06月25日 07:57撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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6/25 7:57
鞍部より小石狩岳
イワウメが満開。この辺りの自然は人があまり踏み入っていない原始的な感じがする。
2012年06月25日 07:59撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 7:59
イワウメが満開。この辺りの自然は人があまり踏み入っていない原始的な感じがする。
ふり返ったところ
2012年07月01日 09:55撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 9:55
ふり返ったところ
結構急峻な小石狩岳ピーク
2012年07月01日 09:56撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 9:56
結構急峻な小石狩岳ピーク
さえぎる山のないニぺの大きな写真を撮って引き返すことにした。
2012年07月01日 09:58撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 9:58
さえぎる山のないニぺの大きな写真を撮って引き返すことにした。
眼下には樹海
2012年07月01日 09:59撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 9:59
眼下には樹海
川上岳から石狩岳方面
2012年07月01日 09:59撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 9:59
川上岳から石狩岳方面
高天原から化雲、トムラウシなだらかな表大雪の峰々。
2012年07月01日 10:00撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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7/1 10:00
高天原から化雲、トムラウシなだらかな表大雪の峰々。
登山道はところどころ這い松によって覆い隠されている。
2012年07月01日 10:01撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 10:01
登山道はところどころ這い松によって覆い隠されている。
小石狩岳
2012年06月25日 09:47撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 9:47
小石狩岳
女王コマクサは分岐点のあたりが一番見られた。
2012年07月01日 10:01撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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7/1 10:01
女王コマクサは分岐点のあたりが一番見られた。
イワウメとミネズオウの競演
2012年07月01日 10:02撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 10:02
イワウメとミネズオウの競演
イワウメの群落
2012年07月01日 10:02撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 10:02
イワウメの群落
イソツツジ
2012年07月01日 10:03撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 10:03
イソツツジ
ミヤマキンバイ
2012年07月01日 10:05撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 10:05
ミヤマキンバイ
音更までの登りは岩礫帯。
2012年06月25日 10:55撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 10:55
音更までの登りは岩礫帯。
音更山登頂
2012年07月01日 10:05撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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7/1 10:05
音更山登頂
ポン音更山方面。カール地形だなこれは。
2012年07月01日 10:06撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 10:06
ポン音更山方面。カール地形だなこれは。
石狩岳方面。
2012年07月01日 10:07撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 10:07
石狩岳方面。
ユニ石狩岳、三国峠方面。
2012年07月01日 10:08撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 10:08
ユニ石狩岳、三国峠方面。
さて昼飯も済ませたので下山するとしますか。
2012年07月01日 10:08撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 10:08
さて昼飯も済ませたので下山するとしますか。
キタキツネと遭遇
2012年07月01日 10:08撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 10:08
キタキツネと遭遇
朝ハマった渡渉箇所にやってきた。
2012年06月25日 15:10撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 15:10
朝ハマった渡渉箇所にやってきた。
結局この倒木を利用して対岸に渡った。
2012年06月25日 15:18撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 15:18
結局この倒木を利用して対岸に渡った。
アカマダラ
2012年06月25日 15:32撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 15:32
アカマダラ
登山口の祠に無事下山できたことを感謝
2012年07月01日 10:09撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 10:09
登山口の祠に無事下山できたことを感謝
登山口到着。しかし本日のアジェンダはまだ終わっていない。これから岩間温泉だ。
2012年07月01日 10:09撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
7/1 10:09
登山口到着。しかし本日のアジェンダはまだ終わっていない。これから岩間温泉だ。
この川は四駆でなければ渡れなさそうなので、車を乗り捨て歩いて渡る。
2012年06月25日 16:38撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/25 16:38
この川は四駆でなければ渡れなさそうなので、車を乗り捨て歩いて渡る。
渡渉地点から800m。岩間温泉の駐車場。やはり停まっているのは四駆ばかり。
2012年06月25日 16:43撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/25 16:43
渡渉地点から800m。岩間温泉の駐車場。やはり停まっているのは四駆ばかり。
この丸木橋を渡って対岸へ。
2012年06月25日 16:44撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 16:44
この丸木橋を渡って対岸へ。
河原に突如出現した露天風呂。
2012年06月25日 16:44撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/25 16:44
河原に突如出現した露天風呂。
湯船はしっかりしたもので湯量も多く、いい温泉でした。
2012年06月25日 16:45撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/25 16:45
湯船はしっかりしたもので湯量も多く、いい温泉でした。
帰りに冷たい川を渡らなければならないので十分温まって帰ろう。
2012年06月25日 16:45撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/25 16:45
帰りに冷たい川を渡らなければならないので十分温まって帰ろう。

感想

今日は待ち焦がれた快晴。昨夜は8時には寝たので、予定通り3時半に起床、4時には出発だ。
標高差1163mを3Kmで登るという心臓破りのシュナイダーコースで石狩・音更を目指す。
最初の難関は1箇所だけの渡渉だ。水量が多く、また昨年の大水や数日前の台風のせいか倒木が多く沢が荒れている。湿った石に乗った途端、ヌルっときてバランスを崩し膝まで水没。昨日半日かけて乾かした靴がまたもやびしょ濡れに。カメラを濡らさずに済んだことだけ良しとしよう。
途中腰を下ろして靴下を絞ったりしているうちにペットボトルを1本落としたことに気がついた。今日一日の行動をたった500CCのペットボトル2本でやりくりしなくてはならなくなった。いい考えが浮かんだ。頂上付近の雪渓の雪を溶かし込めば飲み物はいくらでも作れるではないかと。逆に荷物が500g軽くなった分、登りも楽になったではないか。逆境をチャンスと捉える能天気な性格だ。
コースタイム5時間の稜線までは3時間かからずに到着した。しかしこの急斜面はテントなどを担いでいたら登りでも下りでもそうとうきついに違いない。日帰り空身の登山が正解とみた。
稜線散歩は快適であった。常念から穂高連峰を眺めるかの如く表大雪の峰々はすべて一望のもと見渡せるし、南には利尻岳のように屹立したニペソツ、南東には十勝三俣の深い森が広がっている。いっそニぺの耳JPまで行ってみようかとも思ったが時間を考えて1894ピーク(川上岳)で引き返すことにした。
返す刀で向かったのが1932mの音更山。こちらの山は石狩岳にはない岩礫帯とカール地形が広がり、黒部五郎っぽい感じがした。
コマクサは分岐点のあたりにいくらか咲いていたが、石狩岳に記録のあるウスバキチョウは全く見ず。低温が続いていたせいか、急に晴れたといってもそう簡単に虫は湧いて出てこれないのかもしれない。
 登山後のお楽しみは例によって露天温泉である。登山口から1kmほど林道を車で進み、渡渉地点で車を捨て川を渡って更に800mほど進んだところに岩間温泉がある。北海道でもかなりの秘湯のうちに入る。ただし残念なのは川を挟んで駐車場から丸見えなことで、駐車場でバーベQをしている人の気配があるとリラックスできず折角の秘境にいる気分が薄れてしまうのは残念だった。

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