北海道5日で7山その5 石狩岳+音更山


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,682m
- 下り
- 1,681m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス | シュナイダーコース登山口は駐車スペース、テントスペースとも余裕あり。トイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト不明。 |
写真
感想
今日は待ち焦がれた快晴。昨夜は8時には寝たので、予定通り3時半に起床、4時には出発だ。
標高差1163mを3Kmで登るという心臓破りのシュナイダーコースで石狩・音更を目指す。
最初の難関は1箇所だけの渡渉だ。水量が多く、また昨年の大水や数日前の台風のせいか倒木が多く沢が荒れている。湿った石に乗った途端、ヌルっときてバランスを崩し膝まで水没。昨日半日かけて乾かした靴がまたもやびしょ濡れに。カメラを濡らさずに済んだことだけ良しとしよう。
途中腰を下ろして靴下を絞ったりしているうちにペットボトルを1本落としたことに気がついた。今日一日の行動をたった500CCのペットボトル2本でやりくりしなくてはならなくなった。いい考えが浮かんだ。頂上付近の雪渓の雪を溶かし込めば飲み物はいくらでも作れるではないかと。逆に荷物が500g軽くなった分、登りも楽になったではないか。逆境をチャンスと捉える能天気な性格だ。
コースタイム5時間の稜線までは3時間かからずに到着した。しかしこの急斜面はテントなどを担いでいたら登りでも下りでもそうとうきついに違いない。日帰り空身の登山が正解とみた。
稜線散歩は快適であった。常念から穂高連峰を眺めるかの如く表大雪の峰々はすべて一望のもと見渡せるし、南には利尻岳のように屹立したニペソツ、南東には十勝三俣の深い森が広がっている。いっそニぺの耳JPまで行ってみようかとも思ったが時間を考えて1894ピーク(川上岳)で引き返すことにした。
返す刀で向かったのが1932mの音更山。こちらの山は石狩岳にはない岩礫帯とカール地形が広がり、黒部五郎っぽい感じがした。
コマクサは分岐点のあたりにいくらか咲いていたが、石狩岳に記録のあるウスバキチョウは全く見ず。低温が続いていたせいか、急に晴れたといってもそう簡単に虫は湧いて出てこれないのかもしれない。
登山後のお楽しみは例によって露天温泉である。登山口から1kmほど林道を車で進み、渡渉地点で車を捨て川を渡って更に800mほど進んだところに岩間温泉がある。北海道でもかなりの秘湯のうちに入る。ただし残念なのは川を挟んで駐車場から丸見えなことで、駐車場でバーベQをしている人の気配があるとリラックスできず折角の秘境にいる気分が薄れてしまうのは残念だった。
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