記録ID: 202520
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
金峰山・国師ヶ岳・甲武信岳
1994年05月24日(火) 〜
1994年05月25日(水)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 34.5km
- 登り
- 2,473m
- 下り
- 2,697m
コースタイム
5/24 小海線信濃川上駅==バス==川端下――廻り目平――金峰山小屋――金峰山ーー朝日岳――大弛峠(大弛小屋泊)
5/25 大弛小屋――北奥千丈岳――国師岳――甲武信岳――三宝山――甲武信岳――木賊山――徳ちゃん新道――西沢渓谷入口バス停
5/25 大弛小屋――北奥千丈岳――国師岳――甲武信岳――三宝山――甲武信岳――木賊山――徳ちゃん新道――西沢渓谷入口バス停
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路は西沢渓谷入口からバスで中央本線塩山駅に出た。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
川端下から廻り目平の先までは平坦な車道、林道歩きが長い。 金峰山小屋を経て金峰山への登りは、登りだしの標高が高いので楽に登れたように記憶している。 朝日岳を経て大弛峠までも問題なし。雪はほんの少しだけ残っている箇所があった。 大弛峠は林道が通過しているが、この時は確かまだ除雪が完了しておらず、車両通行止めだったので、静かだった。大弛小屋では他の宿泊客や小屋のご主人も一緒に楽しい時間を過ごせた。 国師岳から甲武信岳までは多少距離があるが思ったほどではなかった。樹林の中のコースが続くが、最後の甲武信岳の登りの箇所だけ岩交じりの開けた登りになり、眺めもあって高揚した気分になる。 木賊山から西沢渓谷までの徳ちゃん新道は下り一辺倒の道で、標高差は1200mほどある。この時は勢いに任せて駆け下ったが、登ってくる中年女性たちに「そんなことしていると膝を痛めるわよ」とアドバイスをいただいた。当時は平気だったが、今考えてみると的確なアドバイスだったといえるかもしれない。 |
感想
大学院にいた頃、中国からの留学生の揚さんと二度ほど連れだって山に登った。一度目は日帰りの赤城山、もう一度がこの時の金峰・甲武信縦走だった。
天気にも恵まれ、とても楽しい山行だったが、この時のことで印象に残っているのはこの楊さんが昼食に作ってくれた豚のスペアリブの味で、これが私からすると考えにくいほどの薄味で、私としては小さなカルチャーショックを経験したほどだった。彼は中国の浙江省の出身で、「日本文化は浙江省付近が起源」というのが持論の人だったが、味付けに関する限り浙江文化と日本文化はずいぶん違うな、と思ったのを覚えている。
楊さんが母国に帰って、その後連絡を取らなくなって久しいが、時折何をしているのか、あの妙に薄いスペアリブの味と一緒に思い出すことがある。
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