大河原峠から北横岳〜王岳〜双子山周回 静寂の中に夏の気配


- GPS
- 06:50
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 742m
- 下り
- 732m
コースタイム
09:15天祥寺原分岐
09:35亀甲池09:45
10:55北横岳11:10
12:10王岳
12:15王岳分岐13:00
14:15双子池14:25
15:00双子山15:15
15:30大河原峠駐車場
歩行時間5時間20分
天候 | 朝方は曇りがちでしたが、午後には夏のような晴れに |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道を道なりに行くと大河原峠に着きます 道路脇に駐車スペースが広くあります 平日でしたので先行車は数台でした 駐車場の反対側にトイレ、登山届ポストがあります |
コース状況/ 危険箇所等 |
「大河原ヒュッテ」横の笹原を緩やかに下り 天祥寺原分岐を左に行きます 亀甲池までは緩やかな道で危険箇所はありません 亀甲池から北横岳への原生林の雰囲気の残る樹林帯は 急坂です 北横岳から王岳間は緩やかですが、 巨石の累々と重なる歩きにくい道です 王岳分岐からは急坂になり、 巨石に隙間がある箇所では落ちないように注意してください また樹林帯に入ると迷いやすい場所が数箇所あります 樹幹に付けられた赤テープを時々確認しながら 双子池迄下降した方が良いと思います 双子池から双子山を経て大河原駐車場まで 危険箇所はありません 帰りに長和町「やすらぎの湯」に寄りました 「マルメロの駅ながと」のすぐ横にあり、大人500円です 露天風呂、五右衛門風呂(釜風呂)があります |
写真
感想
「北横岳」の奥にある「大岳」は以前から登ってみたい山でした。
最近のsnow-gouさんのレコを拝見し、俄かに行ってみたくなりました。
ちょうど休みが取れた日が晴天の予報!
迷わず行くことにしました。
snow-gouさん、有難うございました。
コースを参考にさせていただき、変化に富んだ山歩きができました。
大河原峠に向かうのも初めて、それだけでもわくわくです。
夢ノ平林道に入ると早速、満開のレンゲツツジに出迎えられ、
白樺の美しさ、新緑の美しさに嬉しい驚きを覚えながら
峠までのドライブも楽しめました。
(運転手つきのドライブなのでなおさら♪)
平日ですから、峠の駐車スペースに殆ど人影はなく、先行車数台です。
この分だと登山道で誰とも行き会わないかもしれません。
予想通り、北横岳山頂に着くまで一人の登山者とも行き会わず、
本当に静寂に包まれた、緑の溢れる素晴らしい登山道だと思います。
最初に緩やかな笹原を下るのはちょっと珍しいかもしれません。
いきなり急坂とか、大方は登り調子ですから。
その分惜しいような気がしながらも、ウォーミングアップ!
笹原の美しさ、鶯の声に目や耳を楽しませながら歩きました。
亀甲池まで一時間かからなかったのですが
相方の調子をそれとなく見るため、休憩を取ります。
この先がきつそうですし、しばらく一緒に歩いて居ないので
少し心配な面もあり、コーヒーと頂き物のバウムクーヘンでブレイク!
針葉樹林帯に入ると予想通りの急坂が始まりました。
足元にアサバグサが花を開き始めています。
白くて小さな、どちらかと言えば地味な花。
以前、横着をしてロープウェイで北横岳に登った時
花の名前を覚え、懐かしい感じがします。
大きな岩だらけの急斜面を喘ぎながら登り切ると
少し登りが緩み、樹林帯の中をジグザグな道が続きます。
山頂に飛び出すと、あいにく蓼科山は雲の中でしたが
大勢の登山者で賑わっていました。
殆どの方がロープウェイ利用のようでした。
ここでまた、相方の様子を観察しながら、休憩を取ります。
まさか王岳迄も歩きにくいとは思っていませんでしたが
双子池への下りはちょっと大変かと想像できましたので
足の調子を考え、ゆっくり歩くことにします。
亀甲池付近できれいに見えていた稜線は雲に覆われ
眺望がなくなっていました。
女神にも例えられる優美な蓼科山を横に見ながらの大縦走にならず
ちょっぴり残念な思いをしながら、
膝に来る、歩きにくい石の間を通過します。
王岳山頂も視界は全くなく、写真を撮っただけで分岐に戻り
道端で、相方お待ちかねの昼食にします。
歩く人の邪魔になるかと気になりましたが
通りかかる人もなく、静寂そのものでした。
このコースもやはりあまり歩かれていないようです。
さあこの先いよいよ急激な下りです。
予想を超える歩きにくさです。
斜度が緩んでも、石の間を縫う歩きにくさは変わりません。
所々滑って落ちたら危険と思われる隙間が口をあけています。
また、樹林帯の中でも道迷いしそうな場所があり
遅れた相方が「登っているぞ!」と叫んでいますので、
赤テープの確認できる場所まで戻るようにと指示。
すぐに赤テープが発見でき、事なきを得ましたが
心配していたことが起きてしまいました。
姿が見える間隔で歩かなくてはと反省です。
双子池に到着する頃には、足に疲労がかなり来ていました。
休憩を取り、最後のひと登りに備えます。
相方の足も辛そうですが、良く頑張りました。
歩きだしてみると、先程までの歩きにくさはなく
緩やかな林の中の笹原をのんびり登ります。
林を抜けて飛び出た頂上は、美ヶ原か、霧ヶ峰のようです。
違うといえば、牛さんたちが居ないのと、人影が全くないこと。
いつのまにか日差しは真夏です!
眺望も戻ってきて、歩いてきた稜線も眺められ、
蓼科山、北横岳は無論、浅間山も見渡せる大展望の双子山!
相方ともども大感激でした。
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