天ケ滝道だけにしとけばよかった! 金剛山


- GPS
- 05:30
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 958m
- 下り
- 947m
コースタイム
9:32 中ノ平
10:57 伏見峠
11:35-12:02 山頂広場
12:45 伏見峠
13:10 中ノ平
13:53 天ケ滝道登山口
天候 | くもり時々少雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中ノ平を少し登った分岐の左側の先は道が不明瞭でかつ、足元が崩れるので危険です。 |
写真
感想
先週末は季節外れの風邪をひいてしまって自宅療養していたので、
今週末は「山」に行こうと思っていたが生憎、天気予報は雨の予報。
諦めた気持ちで日曜日の朝に起きたら幸いに雨はあがっていた。
まだまだ曇り空であったがこれなら金剛山くらいには行けるなと判断して
いそいそと山行の準備をして登山口に向かった。選択したルートは天ケ滝道。
歩きはじめから昨日より降り続いた雨の影響で山中は蒸し暑く、少し立ち止まったりすると汗が流れる。
空は曇り空で今にも雨が降り出しそうで、時々、パラパラと小雨が頬を撫でる。
中の平でザックを下ろし小休止して扇子を使って涼をとる。
少し涼んでから歩き始めると、今まで気が付かなかった左への分岐があった。
まっすぐは従来通りの伏見峠までのルート。左へは、地図を見ると道はなし。
GPSで確認すると、どうやら破線ルートであるが伏見峠―来留野峠間の道につながっている。
幅も広くてしっかりした最近に整備された道らしく、とりあえず行ってみることにした。
15分ほど歩いたところで行き止まりのようになっていて、その先は草木の茂る不明瞭な道となる。
少し迷ったがとりあえずは行けるところまで行ってみることにする。
道先が分かりにくいので時々立ち止まって先を見つめながら、GPSで方向を確認して慎重に進む。
やがて拳くらいの大きさの石のガレ場が山腹にあり、そこを恐る恐るトラバ―スする。
先日からの雨で足元がぬかるみ、かつ脆くなってふんばりがきかない。
両手に力を込めて、ストックを山肌に突き刺しながら移動する。
それでも、足元が滑りそこから十数個の石がガラガラと音を立てて10数メートル下の谷へ落ちる。
予想以上にたくさんの落石があり、自分でもびっくりしてしまった。
「自分が滑り落ちる」とか「地滑りするとか」が一瞬頭をよぎるが、
何故だか、もう少し行けるような気がして先へと進む。
進んだ先も変わらずに足元が脆く、ぬかるんで滑り全く気が抜けない。
沢を渡り切ったところで位置を確認するとクソマル谷の上流付近で
登山道まではあと、200メートルほどだった。
ただし、ここからは先へは進む道が見つからず。仕方なしに水を飲んで一息つく。
そうしたら我に返り「道なき道を行くのは自分のスタイルではないな」と思い撤退して戻ることにした。
こう言う時はたいてい、戻るときが危ないのである。
私もご多分に漏れず、いきなり滑って手をついてしまった。
そして、両手は泥だらけ。
そこからは慎重に慎重に、そしてゆっくりと歩を進め何事もなく分岐点まで戻った。
そして、気を取り直して伏見峠まで歩く。
蒸し暑かった道中もここら辺りからは風が吹きぬけて心地よくなってきた。
展望は期待しなかったが昼食を食べるために山頂広場のベンチに腰を下ろす。
こんな曇り空なのにそこそこ(十数人)の人が集まっていた。さすがは金剛山。
「無事に戻れてよかったけど、なんで、リスクがあるのに行ったんだろうな?」
自分で自分の行動を思い返し反省しきりで、この日のサンドウィッチの後味は悪かった。
山はいつだって自制心が大切ですね。
病み上がりの中、
お疲れ様でした。
登山道まで200mのところで、
よく引き返す判断出来ましたね。
無理はダメです。正解です。
ガスまみれの金剛山も久しぶりの山行きになるorisさんにとっては、
なかなか満喫できたんじゃあないですか!?
霧の中にそびえ立つ木々の写真もなかなか、
エエ感じですよ。
おはようございます!
天ヶ滝道なのに天ヶ滝に寄ってなぁ〜〜い( ̄0 ̄;
金剛山は昔の林道や杣道があっちこっちに走ってるんでオモロイと
言えばオモロイんですけどね・・・
金剛山に登りだした頃は「今日はココからどこまで平行移動出来るか?」
なんてバカな事して遊んでましたわぁ〜
けどそのお陰で読図ををマスター出来ましたけどね♪
大変な目をされたんですね。
いちどその現場を確認に行ってみたく思いました。
金剛山でも怖い思いをする場所はたくさんありますが、
基本的に高所ギリギリというのだけはムリです。
無事でなによりでした。
お会いできなかったのが残念です。
大変な目をされたんですね。
いちどその現場を確認に行ってみたく思いました。
金剛山でも怖い思いをする場所はたくさんありますが、
基本的に高所ギリギリというのだけはムリです。
無事でなによりでした。
お会いできなかったのが残念です。
お陰様で風邪は治りました。
こう言っちゃなんですが、多少の雨でも登れる金剛山は便利なありがたい山です。
おまけにたくさんのルートがあるから、それも楽しめますし・・・
でも、今回は引き返すのが遅かったと反省しています。
以前にpopoiさんから聞いた大普賢で、会われた方の話を思い出しました。
頭では行かないほうがいいと思いつつも、楽観視して思わずに行ってしまいますね。
お互いに今後も安全第一で行きましょう!
天ケ滝は以前に通った時に行きましたが・・・・
そうですね。金剛山にはたくさんのルートがありますね。
それに、歩いていてルートがどんどんと変化していのがわかりますね。
登りだした頃は地図には載っていない道もあるのでちょっと迷ったり、びっくりしました。
そのうちにそんなもんだってなれましたが・・・
また、どこかの山でお目にかかった時はよろしくです。
当日は昨日からの雨で足元も悪かったので、何でリスクをとって行ったんだろうって?
反省しています。もう少し早く引き返すべきでした。
無事に帰って来れたからよかったものの、あまりほめられるものじゃありませんね。
今後もお互いに怪我だけは気をつけましょう。
私は北宇智から天ヶ滝の登山口までの道がかなり好きです。
金剛山も葛城山も、山麓によい道が多いし、
名所もたくさんありますね。
いつかゆっくり・・・と思いながらなかなかはたせません。
お返事遅くなってしまいました。
そうですね。怪我なく帰れてよかったです。
ただし、もう少し早めに引き返すべきでした。反省です。
たしかに葛城山麓の道を山々の稜線を眺めながら歩くのもいいかも知れませんね。
どこを歩くかはタイミングです。そのうちに果たせるでしょう。
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