矢駄沢 TT200-093



- GPS
- --:--
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,526m
- 下り
- 1,519m
天候 | 晴れのちくもり時々雨(稜線は終日ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
丹沢の谷200ルートNO.093 台風10号の後だったので水多め。 用木沢出合〜犬越路:渡渉ポイントの木橋が3か所流され、水に入らないと渡れなかった。 犬越路〜神ノ川ヒュッテ:渡渉ポイントが大きく崩れており、道標を見落としやすいかも。 大笄のあたり?:ヌカカか何かに顔を数か所刺され、特に瞼の上がはれ上がってボコボコの顔になった ヒルはいない |
その他周辺情報 | 中川温泉 ぶなの湯 \700 |
写真
感想
こうも暑けりゃ、水の多い沢だよねと候補に挙げていた小川谷と倉沢谷。事情があって西丹がいいってことに。う〜ん、小川谷はF2がしょっぱくなってるらしいしな〜と思い浮かんだのが犬越路避難小屋ビバークからの矢駄沢。何か月か前に思いついて地図読んでたんだよね〜。矢駄沢も水じゃばじゃばみたいだし、こりゃ行くしかない!
(しかし、台風10号の後だったので、普段のじゃばじゃばよりもさらに水が多かった模様)
17日はとにかく暑い日。ガチャに寝具に、食事に水に、まあ重い。普段日帰り沢ばっかりなんで身体にこたえる…
用木沢出合〜犬越路は、渡渉ポイントの木橋が流されており、水に入らないと渡れない。我々は沢装備なんで基本平気なのですが、ハイカーの方々は困ったことでしょう…
とにかく暑くて汗がダラダラです。荷物が軽かったらいいルートだと思います。笑
犬越路の避難小屋はトイレも併設されているし、とてもきれいに管理されていて快適。本当にありがとうございます。アブのような虫が発生していたので、窓から全て出しました。ラジオで18日の午後から大気が不安定という予報。
18日、朝はガスかかっているも、日差しを感じる。神ノ川ヒュッテまで下りるとピーカンでした。こちら側のテントサイトはのんびりしたもので、西丹とは隔世の感あり。お昼すぎに主稜線上に戻りましたが、ここから2回にわか雨。
さて、本題の矢駄沢。初見なので、皆さんのレコを読んでよく予習。なかなかテクニカルなようで、ちょっと不安もあり。
堰堤が多いけど、滝も多くて、今日のような濡れてもいい日は楽しいと思う。水がすごくきれい。ただ、なぜか飛び込みたいとか泳ぎたい気持ちにならないのが不思議(笑)あまり光が入ってこないからかなあ〜、あと淵って感じのはない。小釜程度だからかなあ〜。
中間部から滝が少しぬめって嫌な感じ。
温かい風が下りてきて、冷たい沢水とぶつかって不思議な感じ。え?温泉?っていうか。(当然ながら温泉ではない)
様々な記録を読んでいたのと、滝に次ぐ滝の沢なのと、今日は水が多くて滝の形状の印象が違うのでちょっと混乱気味。
CO750が核心かと思っていたけど、とりついたときは気づかず、登ってからあ、これだったかと思った。
右壁のややハングを少し直上から、流心沿いを上った。後続がお助けでいいというので、フリーで行ったけど、結局後続は右岸から巻き。最初からロープつけて登るべきだった。
この後も、後半で少しぬめりが嫌らしい滝(2条3段15mの右側か?)で同じ状況になった。私がフリーで行き、今回は途中から結局ロープだして、上で確保。後続がお助けでいいというのだけど、セルフとれるような場所もなし、ならしっかり登り切ってセルフとって確保して登ってもらおうと。
前後するけど、前半の右岸上部バンドトラバースしなければいけない滝、あれが個人的には痺れたかなあ〜。新しい残置ハーケン2枚あって、(ここは私は後続だった)そこにカラビナと細引きかけてA0して突破したけど、もし自分がトップだったらどうしただろうかね。
登りきってから、確保してもらって自前のものは回収しました。腐って上部が切れたハーケンが残置されてたので、自分で打つべきだね。初級の沢だけど、初心者を連れてくるのは嫌だな。
今回は、犬越路に戻りたいので大笄まで実直に詰めました。水が枯れてから長かったなあ〜。
クロアゲハやら、リスやらヘビやら、森に生きる物を色々見られてうれしかった!(たかってくる虫には辟易)
反省点:自分が登れても後続が登れないかもしれない場合の判断。(ロープ?お助け?)
確保技術、手段を増やさないといけない気がする
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