天女山から権現岳・東ギボシへ
山梨県
長野県
onetotani
体力度について
- GPS
- 10:02
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,368m
- 下り
- 1,368m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 9:47
| 天候 | 晴れ 【気温】 登山口：20℃ 前三ツ頭：18℃ 権現岳：20℃ 天の河原：28℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| その他周辺情報 | �‥仍各魯櫂好箸賄仍各仔�口に、トイレは天女山方向へ約2分。 水道があります。（飲料は不可。） �⊂�淵沢ICを出てすぐにコンビニが2件、買い物はここで 済ませましょう。「道の駅」を過ぎると何も有りません。 |
写真
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南アルプスがドーン！甲斐駒〜鋸の間に仙丈が。
白峰三山・甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳。
主峰：赤岳の迫力ある山容。（権現岳-阿弥陀岳-中岳-赤岳)
阿弥陀岳-中岳-赤岳、奥には硫黄岳-横岳が居並ぶ景色。
感想
onetotani
嬬恋村方面の山を予定していたが8/7に浅間山が噴火。
念のため中止して、登り応えのある日本アルプス展望の山・権現岳を
歩く事にする。
整備された天女山登山口から天の河原に出ると早速南アルプスが
出迎えてくれたが、東側の奥秩父方面は雲が多めで、富士の姿は
うっすらと眺められ程度だった。緩やかな美しい森も徐々に傾斜を増し
やがて展望の無い厳しい登りに変わる。最初の核心部だ。
登山口から600m、ひたすら高度を稼ぎ、「ここが一番きつい」の
看板を過ぎるとやがて溶岩が集まる尾根道に出る。
この溶岩がゴロゴロした場所には楽しみが詰まっている。
早速ザックを下ろし、鋸〜甲斐駒〜鳳凰三山、奥には北岳〜農鳥方面を
望み、荒々しい斜面にはイワギキョウ、オトギリソウ、タカネナデシコ
などの豊富な花を愛でる。
その後も相変わらず苦しい登りが続くが、南アルプスの展望や
足元の花に元気をもらい、ゆっくりゆっくり高度を稼ぐ。
やがて尾根下から捲くように尾根に戻ると最初のピーク、
前三ツ頭となり期待通りの大展望が待っていた。
一層鮮明な姿で南アルプスが聳え、さらに御嶽〜中央アルプス全山が
雲を越えて連なっている。
灌木の尾根道がだんだん岩を踏むように変わってくるとやがて
登り傾斜も緩み「木戸口公園」分岐を過ぎると今度は乗鞍岳から
北アルプスの山並が捉えられる。
焦る気持ちを抑えて到着した三ツ頭の山頂で赤岳を含めた
展望をたっぷり楽しむ。残念なのは相変わらず雲が厚い東側の
展望が得られない事だ。
ピークを越えるたびに展望できる山域が広がる。
目指す権現岳も目前だ、次の展望を楽しみに稜線を北上する。
一旦鞍部まで下るとやがて二度目の核心部、鎖の下がる急な岩場を
攀じる様にして廻りこむと権現岳に出るが、更なる後立山方面の
展望を求めて東ギボシの岩稜を辿りピークに出る。
編笠山からの縦走路を外れるので人も疎らで、不動明王の石仏が
三体祀られただけのピークだが素晴らしい展望だ。
生憎湧き上がった夏雲でアルプスは閉ざされたが、眼下には諏訪湖、
阿弥陀ヶ岳、中岳、赤岳そして硫黄岳から横岳の大同心、小同心まで
間近に一望しながらたっぷりと休み、権現小屋の日陰で昼食を
摂った後、権現岳のTOPを踏んで下山する事にする。
自慢の展望はすっかりガスの中なので、花を楽しみながら三ツ頭まで
戻るともう登りはない、下り一辺倒だ。岩ゴロのきつい下りを
慎重に下り1900m辺りまで下るともう散策路かと思うような
緩やかな下りだ。深い森の単調な下りに疲れ飽きた頃、天の河原に
到着する。ベンチもあるが灼熱を避けた木陰で息を整えてから
登山口までの僅かな距離を下る。
【前三ツ頭までの苦しい登りはほんとに辛かったが、どんどん広がる
展望の良さに惹かれてまた来てしまった。
東側の雲が多く100点満点とはいかなかったが、今回も花と展望、
そして苦しさも含め、権現岳の良さを感じられる山行だった。】
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おはようございます。
浅間山噴火に、私も驚いおります。
大きな被害がなかったようで、ホッとしてります。
池の平湿原など、周辺にも降灰の影響が出ていないと良いのですが。
この日の権現岳は、素晴らしい展望ですね。
アルプスから富士山まで、登るならこんな日に登ってみたいと思いました
多くの花にも囲まれて、夏の山の良さを、感じる素敵なレコでした
totokさん 今日は。
噴火を知って予定を変更しました。選択肢は他にもありましたが
事前準備が足らなくて、また権現岳に決めました。
苦しい森の登りを抜けると花と大展望が待っている。
それを励みに頑張れました。
今回は比較的涼しく随分助けられました。
夏雲の湧き上がる八ヶ岳の花にも大展望にも恵まれた
満足できる一日でした。
予定変更は、残念でしたね。一泊のご予定が
日帰りになってしまいましたし。
苦しい登りでも、その先に展望が
開けてるのが確実ですと
がんばれますね。南ア、中アに富士山と
素晴らしい眺めですね。
日差しは強くても、稜線では２０度前後、
これがこの時期の山の気温ですよね。
先週は暑すぎでした。
komakiさん 今晩は。
八ヶ岳でも未踏の西岳〜編笠山の縦走も考えましたが
準備不足で結局、権現岳に落ち着きました。
この夏初めて、深い森の中も稜線も高山らしい涼しい気候に恵まれ
しっかり八ヶ岳を楽しむ事ができました。
せっかくの盆休みにもう一座と思っていましたが、台風の接近で
もう無理ですね。
こんにちはonetotaniさん
八ヶ岳はまだほんの一部しか歩いたことがなく、特に南八ヶ岳は全て未踏の地なので参考になります。
「ここが一番きつい」からは確かに登りが辛そうです。でもそう言われると、”ここさえ乗り切れば後は何とかなりそうだ” と闘志が湧いてきますね。
高度グングンを上げて行くに連れ、そのアルバイトに見合った展望が待っている、辛くとも張り合いのある尾根道ですね。
teppanさん 今晩は。
深い森のきつい登りを頑張れば、その先には花と展望の尾根が。
ご褒美が楽しみで頑張れるお山です。
南アルプス、奥秩父から始まる展望が高度を増すごとに順を追って
中ア、北アと姿を現す展開も三ツ頭でピークを迎えます。
森林限界を越えたハイマツと岩の稜線、迎えてくれる高山植物と大展望。
天女山からのルートは、アクセスの良い割には比較的人も少なく、
南八ヶ岳の魅力を充分感じさせてくれます。
お勧めしたい、お気に入りの山になりました。
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